洋画「The Intern/マイ・インターン」英語表現&解説集 Chapter 10-12

映画「The Intern/マイ・インターン」のちょっと分りにくいかなといった表現や使える・面白いなど気になった表現を集めて解説をつけました。英語学習の参考にしてみてください。内容を読み解くことにもなるのでちょっとしたシーンや映画の理解にもつながるかと思います。

この記事では Chapter 10-12 ( 1:30:59 – 1:56:41 ) の解説です。

辞書やネットで調べての解説ですが、私は素人でバイリンガルでもありませんので、ニュアンスが完全に確認できない表現や特にイメージや感覚的なところでは断定を避けるスタイルです。

他のチャプターは以下の記事にて解説しています。

 › 洋画「The Intern/マイ・インターン」英語表現&解説集 Chapter 1-3

 › 洋画「The Intern/マイ・インターン」英語表現&解説集 Chapter 4-6

 › 洋画「The Intern/マイ・インターン」英語表現&解説集 Chapter 7-9

< 映画紹介記事 >
 › 大人の嗜み&ビジネス英語を学べる洋画「 The Intern/マイ・インターン 」

< 映画発音解説記事 >
 › 洋画「The Intern/マイ・インターン」聞き取りにくい英語の発音解説

< 英語表現マインドマップ PDF(解説した語彙•表現の要約です)
 › The_Intern_Mind_Map_v3(一応完成。途中で飽きた部分もあります。見にくいですよ)

下の画像はマインドマップの PNG ですが拡大すると荒くなります。

出来上がったマインドマップを見返すことはないと思いますが(忘れたら調べ直した方が早い)、作る過程で調べたり整理するので記憶に残りやすいと思います。

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< ページ内検索が便利 >
結構な分量なので検索で来られた方はページ内検索が便利です。やり方は、Mac は command F、Windows は Ctrl F、スマホは説明だけで記事を書くくらいになりそうなのでネットで検索してみてください。

< 諸事情により解説中心 >
翻訳権に配慮(自粛・萎縮)して翻訳はしないと解説しにくい一部のセリフのみにしています。お手数ですが内容の確認は DVD などで再生しつつ日本語字幕や日本語吹替音声をご参考いただきますようお願い申し上げます。

< 質問など受け付けます >
分りにくいところや掲載していない表現で質問がございましたらコメントか Contact から連絡くださればできる限りで分かりやすくお答えいたします。また、間違いがございましたら指摘していただけると有難いです。

< 記号解説 >
<直>:直訳(かなりの直球です)
<意>:意訳
<字>:日本語字幕ママ
<吹>:日本語吹替音声ママ

< 参考書籍 >

< DVD >

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Chapter 10 ( 1:30:59 – 1:42:48 )  

 

1:31:21
I’m just a big bowl of mush.
辞書やネットで調べてもつかみどころがなかったのですが、mush はおかゆなので、どろどろとしてつかみどころがない、はっきりしない、男らしくない、女々しい、繊細•細やか、といった感じでしょうか。

 

1:32:56
I’d wait another couple hours.
I would で「私(があなた)なら」と仮定を表現しています。使いやすく、使う機会が多そうな言い方ですね。

 

1:35:27
Not long enough.
「充分長くなかった」から「もっと長く一緒にいたかった」というベンの気持ちを読み取れます。

 

1:35:47
That’s a hard thing to pull off.
pull off:うまくやり通す、成功させる
https://eow.alc.co.jp/search?q=pull+off
pull off には様々な意味がありますが、ここでは上記の意味でベンが「それ(長年変わらずにいること)をうまくやるのは難しい」と言っています。
pull off は「引き離す」なので「引っぱって取る」と言う意味でも使います。
[関] pull some kitchen roll off
(キッチンペーパーを何枚か引きちぎる)
元々あったところから引き離して自分の領域に持ってくる感じがします。賞、取引、オーディションといったものがイメージしやすいかと思います。

 

1:37:58
You’re not actually taking the rap for any of this, are you?
rap:罪
[動] おしゃべりする、ラップを歌う
take the rap:(不当にも)罰を受ける、人の罪を着る
「ラッパーが罪を被った」と覚える。
[関] take a rap:⦅米略式⦆(頭などを)(…に)ぶつける⦅on …⦆

 

1:38:05
Monogam-ish is not what I’m after.
-ish:っぽい
monogamous + -ish
Monogamy:一夫一婦制
Monogamish:基本的には一夫一婦制でときどき火遊びに興じる浮気公認の夫婦•カップル
https://www.urbandictionary.com/define.php?term=monogamish
待ち合わせで seven-ish だと「7時くらい」。よく使いますが、何にでもつけているとうっかり意図した意味と違うことがあるかもしれないので注意ですね。「一夫一婦制っぽいもの」としか思っていませんでしたが、念のためにと調べてみたらこのような意味でびっくりしました。確かに「ぽい」です。
after:「…のあとに」から追求、追随

 

1:38:09
I’m taking a sec, and I’m hoping that it’s just a horrible lapse in judgment and not, like, love.
take a second:少し時間を取る、一息つく、一休みする
a lapse in judgment:判断の誤り

 

1:38:17
Once he moves through this, we will eventually be able to be okay again.
move through:(ただ)進む、通り抜ける
似た表現に go through がありますが、こちらには「(困難•つらいことなどを)経験する」という意味があります(この少しあとのセリフに出てきます)。
失恋したときに move on と言えば「気持ちを切り替えて次に進む•他の人を探す」という意味なので、move は go よりもドライな感じがしますね。
「何事もなかったかのように」というジュールズの気持ちが込められているようです。
「(ただ)」と付けたのは辞書などにあったからではなく、私なりの理解として付けています。

 

1:38:30
I get not everybody could do that, but everybody’s not us.
1つ目の not で倒置が起きています。
I get everybody could not do that
倒置よりも nobody の言い換えと解釈した方が分かりやすいかもしれません。

 

1:39:30
He bowed out so that I could do this.
bow out:辞職する
bow は「おじぎする」なので、辞職するときにおじぎしながらオフィスを出る( out )イメージ。おじぎ( bow )しながら退社( out )。

 

1:39:43
…get my life back on track.
track は陸上競技のトラック。「(元の)レールに戻す」というニュアンス。

 

1:39:59
But such is life, my friend.
such is life:人生とはそんなものだ、しょうがない

 

1:40:48
I will buried in the strangers singles section of the cemetery.
will be buried とジュールズは言っていますし、文法的にも be が必要ですが、DVD の字幕、字幕サイトでダウンロードした字幕、スクリプトサイトもそれぞれ be なしでした。1つ前の字幕は will be buried となっています。

 

1:40:53
Not that that is a reason to stay together.
主語 it が省略されている。

 

1:40:58
Let’s take that one off your plate right now.
この映画2回目の take A off your plate。1度目はキャメロンが CEO の件を提案するシーン。

 

1:40:55
But it’s just, you know, a scary sidebar.
scary sidebar:恐怖の補足
sidebar は新聞などの補足や関連記事のこと。ジュールズ独自の表現のようです。彼女の説明を総合して察すると、四六時中考えていることではないけどいつも頭の片隅にあって寝る前に思い出して考え出すと恐怖に支配されるもの、のようです。
恐怖の主要記事は何かと深読みできる要素はなく、単に「隅っこにいつもあるもの」という意味で使っていると思います。あるとすれば「一生独身かもしれないこと」が当てはまりますが、彼女はそれよりも補足の方に恐怖を感じている様子です。

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Chapter 11 ( 1:42:48 – 1:51:11 )

 

1:43:41
So, did we like him?
彼( CEO 候補)に会ってきたジュールズにベンが感想を聞いています。you ではなく we を使うことで「会社として」気に入ったかどうかを聞く形になっています。この we の使い方はこの映画で何度か出てきます。

 

1:43:46
He said that no one knows About The Fit like me.
ジュールズのセリフで me は彼女を指しますが、彼が使った言葉を察すると you です。彼が me を使ったとしたら部外者のくせに know-it-all です。字幕は「君」、日本語吹替音声は「あなた」となっているので日本語と異なる感覚のようです。英語では会話の再現ではなく、話しているときの当事者に置き換えると覚えておくと良さそうです。

 

1:44:10
You did it right in the room?
in the room が「その場で」という意味で使われています。便利で使い勝手がいいですね。会議室をイメージしての room ですが place に置き換えるとどこでも使えそうです。
ちなみに you は発音されていません。

 

1:45:58
I figure if someone else can call some of the shots at work…
call the shots:決定権を行使する、仕切る、支配する
語源はビリヤードのコールショットのようです。

 

1:46:06
They say you can’t put the genie back in the bottle.
the genie はイスラム神話のランプ•瓶の中から出てくる魔人。魔人はランプの中に戻せないようでそこから、元に戻せない、あと戻りできない、取り返しがつかない。経済のニュースでも使われる表現のようです。

 

1:47:32
Ben’s been putting me up until I can find a place.
put up には「泊まる」という意味があります。家に上げて置いている感じですね。「我慢する」の意味もある表現なのが面白いところです。

 

1:47:52
I’m just on my way to work.
on my way home で「家に帰る途中」と紹介される表現ですが、行動や気持ちが向かっていれば道は家の中から続いているようです。待ち合わせ時刻に家にいてもこう言えることになりますね。

 

1:49:19
No one else is ever gonna have that kind of commitment to your company, Jules.
commitment:約束、責任、義務
commitment (動詞:commit )はイメージしにくい単語ですが「追い込む」と捉えると分かりやすいです。約束することは自分を追い込むことになりますし、責任や義務が生まれ、さらに追い込むと「自殺する( commit suicide )」状況にもなります。何かに追い込まれると犯罪を犯すことにもつながります。

 

1:49:51
I don’t see how that adds up.
add up:つじつまが合う、筋が通る

 

1:49:46
And you’re gonna give that up in the hopes that your husband will stop having an affair?
正確なところは分かりませんが、give up (あきらめる)と give in (受け入れる)をまとめた構造で「夢をあきらめてその希望を受け入れる」と解釈できるかと。あるいは単純に in 以下は状況説明だと解釈して丸覚えした方がすっきりすると思います。under の「~の状況下で」の意味と同じとして。

 

1:50:29
Can’t get closer than that.
<字>あくまで友人
<吹>ひいきしなくていいのよ
<直>それよりも近づけない
<意>家族にはならない(私なりの解釈です)
主語 we か you が省略されています。
どうして字幕や吹替の意味になるのかは分からないのであくまで私の考えです。
1つ前のセリフに sentimental (になる必要はない)があるので感情的な部分でそれ( that = intern/best friend )より近づくと「家族なってしまう」という含みがあるのかもしれません。一緒のお墓に入る文脈もあるので。
また、吹替では Can’t get closer than that. は訳されておらず、But there’s no need to get all sentimental about it を「ひいきしなくていいのよ」と訳しているのかもしれません。sentimental が「ひいき」と訳されたとすれば、その理由は sentimental になると「家族のように」特別扱いしてしまうからだと思います。こう解釈すると Can’t get… は言葉として訳されてはいないもののエッセンスとして含まれています。
考えすぎたのでこちらからは以上です。

Chapter 12 ( 1:51:11 – 1:56:41 )

 

1:53:01
And then somewhere along the way…
along the way:ここに至るまでに、これまでに
somewhere along the way:どこか途中で
along の「…に沿ってずっと」の意味からその道( the way )に沿って起きたことが想像されるので「ここに至るまでに」の意味となり、その道に somewhere と印をつけるので「途中」の意味になると考えられます。

 

1:54:19
Because if I’ve ever met anyone who doesn’t need a boss, it was you.
この because は直前の質問( Have you called Townsend yet? )をした理由を説明するために使われています。I mean っぽい。「ボスが要らない人はそんな電話する必要ないだろ」という考えがあってのセリフですね。
『 anyone は「誰であるかに関係なく(1人)」を強調』と辞書にありましたので前半は「一人だけ会ったことがあるとすれば」と言っているようです。someone だと他の誰かにも会ったことがありそうです。
政村秀實(著)「図解 英語基本語義辞典」(現在は絶版。「[図解]英単語イメージ辞典」が新版にあたる)によると any は「形容する対象が無限に存在しているようすを言う.感覚的には《雲をつかむような》とらえどころのなさを表す.」とあります。なので、とらえた anyone は唯一無二。そんな「誰か」にマットは会ったことがあるのです。

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