洋画「The Intern/マイ・インターン」聞き取りにくい英語の発音解説

映画「The Intern/マイ・インターン」の英語発音で特に聞き取りにくいそうなセリフを集めて解説をつけました。

英語のリスニングが苦手な方が「聞きながら読み進めるうちに英語の音声変化の大まかなところは理解して聞き取れるようになる」ことを目的としているため、解説は「こことここが繋がって・省略されてこう聞こえる」という感覚的なものにしています。

発音の専門知識はいいからとにかく聞き取れるようになりたいという方向けです。

主に音声変化や音の省略に対応できるようになるための解説で、L と R の違いなどの個別の解説ではありません。また、明らかに主語が省略されて発音されていないものは掲載していません。

なお、お手数ですが DVD などでセリフの音声を確認しながら読むことをおすすめします。文字だけで理解した気分にならず、体得していただければ幸いです。

映画の音声も合わせて載せたいのですが、著作権が怖いので萎縮しました。映画の音声を聞くときは下記リンクの方法が便利ですよ。

 ›【 VLC 】語学に便利な機能とショートカットまとめ

 › どんなに細かい英語の音も字幕作成ソフトを使って聞き取る方法

 › 洋画・海外ドラマの字幕毎にセリフ音声を抽出する方法

 › PC 不要で洋画・海外ドラマの音声を録音からスマホで聞くまで

< ご注意 >
解説にはカタカナを使っています。発音の解説は発音記号でないとだめだという記号から音声を完璧に脳内再現できる方や、発音をカタカナで表現することを滑稽だと感じる方はご遠慮ください。
英語の聞こえ方や感じ方は人それぞれなので、音声は DVD などで確認しながら、私の解説はあくまで参考としてください。
なお、私は素人でバイリンガルでもありませんので、おかしいと思ったらご自身の耳を信頼してください。

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分りにくいところや掲載していないセリフの発音で質問がございましたら、コメントか Contact から連絡くだされば、この記事の程度の解説でよろしければできる限り分かりやすくお答えいたします。

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< 映画紹介記事 >

 › 大人の嗜み&ビジネス英語を学べる洋画「 The Intern/マイ・インターン 」

 

< 映画の英語表現&解説集 >

 › 洋画「The Intern/マイ・インターン」英語表現&解説集 Chapter 1-3

 › 洋画「The Intern/マイ・インターン」英語表現&解説集 Chapter 4-6

 › 洋画「The Intern/マイ・インターン」英語表現&解説集 Chapter 7-9

 › 洋画「The Intern/マイ・インターン」英語表現&解説集 Chapter 10-12

 

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カジュアル発音の攻略方法

 

以下のことを意識しながら音声 ( 発音 ) を確認していくと、映画で使われるカジュアルな発音が分かりやすくなると思います。

  • 省略や音声変化が起こるのは、口の動きを少なくして言いやすくした結果
    ( ふざけて発音を崩すこともある )
  • 曖昧母音 ( 説明はのちほど ) を意識する

 

省略されて発音されない音を感じれるようになる方法  

 

  • 英語の音を大量にインストールする
    ( 聞く+シャドーイングなどで発音する )
  • 英語のフレーズを大量にインプットする
  • 文法を理解して感覚的に身につける

 

頻出!テイカルッカ

 

この映画でよく出てくるなあと、印象に残っていた音、テイカルッカ ( take a look at ) が使われるセリフをまとめました。

まとめてみると数自体は思ったより少なかったのですが、基本表現を除けば1つの映画で4回出てくるのは多いのではないかと思います。

テイカルッカが分かるとこの映画の発音がぐっと分かる、わけではありませんが、確認してみてください。

take a look at:テイカルッカ

 take の k と続く a、look の k と続く a がそれぞれつながってこのような発音となります。

マゼンタの文字:音がつながった部分
グレイの文字:音が省略された部分

セリフ毎に発音が異なるので、1つずつ、細かく見ていきます。

さらに、他の聞き取りにくそうなところも解説します。

 

0:26:02
Let’s just take a look at the list.

初登場はキャメロンのセリフです。

Let’s just:レッズゥ
ズとしましたが、j がズとスの間のような、子音と母音の間のような音になっています。口をほとんど開けずに just と発音すると、ジャストとは言いづらくなり、ジュストが言いやすくなります。言いやすさを優先した発音です。このときのウのような音は曖昧母音と言われますが、解説はのちほど。

take a look at the:テイクアルッカッダ
 the までひとまとめで発音されています。

take a:テイクア
この take a は k と a のつながりを感じるのでテイカでもいいかなと思いましたが、k のクッっと息だけで発音される音 ( 子音 ) が強く、その勢いのまま a へ向かうためウのような母音まで感じるのでテイクアとしました。この take は k だけでなく t もそうですが、ろうそくの火を息だけで消せそうなくらい強く発音すると感じが出ます。

look at:ルッカ
こちらの k も強く発音されていますが、take a と違い k のあとにウのような音は感じられません。何度も聞いていると感じる気もしますが。

look at the:ルッカッダ
 at の t は the の t とだぶるので省略されています。両方発音しようとするととても言いづらいため、t で終わる単語と t で始まる単語が並ぶと手前の t は発音されない場合がほとんどです。

 

1:01:05
Let Ben take a look at that, too. Actually, let Ben take a look at that first.

ジュールズ版は1つのセリフに2回出てきますが、それぞれ発音がやや異なります。

① take a look at:テイクアルカ
 take a はキャメロン版と同様ですが、look at がルカのようで、彼のルッカからッを取ったような音になっています。

② take a look at:テイクルク
 a と at がそれぞれ省略されています。直前に同じことを言ったので、きちんと発音しなくても伝わるだろうとして ( あるいはきちんと言うのが面倒なので ) 省略したものと思われます。

どちらも続く that までひとまとまりで発音されています。それぞれ、テイクアルカダッ、テイクルクダッ、のようなになっています。

 

1:01:34
I’ve been here nine months, Ben, and she’s never asked me to take a look at anything for her ever, okay?

べそかきベッキー版は at の t も発音されています。

asked me to:アスミィ
 ked と to がそれぞれ発音されていません。

take a look at:テイクアルッカットゥ
続く anything を強調するためなのか、at のあとに間があります。その間で t が発音されていますが、上の前歯と歯茎の間につけた舌先を力を抜いて離すような感じで発音されています。

anything:ニィシング
よほど悔しいんでしょうね。この a は他の3倍くらいの音量です。さらに ever の e では4倍くらいの音量に跳ね上がります。

べそはかいているものの、全体的に一言一言がはっきりと発音されているので、聞き取りやすいセリフだと思います。

 

1:03:23
I took a look at the data purchase patterns. Uh, should I come back?

ベン版は過去形ですが合わせて載せました。

took a look at:トゥックアルックア
 took も look も k がしっかり発音されているため、クのような子音を感じます。

data:ダアタ
デイタが基本ですが、米発音ではダアタのようにも発音されます。ジュールズのセリフの1つ前のセリフにも data がありますが、同様に発音されています。

patterns. Uh:パタアンツアァ
 patterns の s の音が残ったまま U の音につながっています。

should I:シュアイ

 

< テイカルッカじゃなかった >
確認してみると take a の k がしっかり発音されていてテイカじゃありませんでした。look a ではルッカと聞こえるものの、ルックアと聞こえる感じがするものもありました。k a の発音が続くためしっかり発音するのが億劫になったのかもしれません。細かすぎるので気にしなくていいレベルかもしれませんが、英語では子音で終わる単語と母音で始まる単語の音がつながるからといってカタカナ感覚でつなげない方が良さそうです。いずれにしても、k はしっかり発音するべし、ということは言えます。他の子音もしかり。

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Chapter 1 ( 0:00:00 – 0:09:31 )  

 

マゼンタの文字:音がつながった部分
グレイの文字:音が省略された部分

0:01:23

My wife’s been gone for three and a half years.

ベンの自己紹介ビデオ( a cover-letter video )のセリフから。

wife‘s been:ワイスン
スは息だけの発音です。wife の f は発音されていません。
現在完了は「 have/has 過去分詞」ですが have/has はほとんど発音されないため、リスニングでは「主語 過去分詞」が聞こえたら現在完了を予測します。
などと言うと難しそうなので、丸覚えして「人 gone 」が聞こえたら「亡くなった」を想定できるようにするのがおすすめです ( been を無視してますが ) 。
さらに、for が聞こえたら期間が続くと予想できるので心の準備ができるとともに「亡くなった」の意味が確定します。
ちなみにこの表現は「○年間死んでいる」という日本語にはない発想なので「丸覚え+慣れ」での対応が最善だと思います。

and a:アナ

Chapter 2 ( 0:09:31 – 0:19:55 )

 

0:09:31

There’s gonna be a couple of interviews today, Ben.

be a:ビィ(ァ)
 a は発音されていないように聞こえますが、添える程度にわずかに聞こえるような感じもします。

couple of interviews:カップウオビナビュウス
couple の l は舌先を上の歯茎につけた状態でウと言っているような感じなので、続く o に若干つながって「カップウロビナ…」のようにも聞こえます。
 t はよく消えます。
(例) internet:イナネッ

 

0:12:06

Now, would you prefer a man or a woman?

prefer a:プッファア
 prefer の re は省略というより、プッと発音された音が残ったまま、r でやや舌を引っ込めたときに自然に ゥ のような音が出た感じです。その音が e の代わりで、曖昧母音 ( 発音記号:ə ) と言われる音です。

< 曖昧母音 >
曖昧母音は英語の発音で一番よく使われるので、分かるようになると細かい音が聞き取れるようになりますし、発音できるようになるとぐっと英語らしくなります。喉の力を抜いて口は半開きで発音したときのような曖昧な音なので、ア・イ・ウ・エ・オのそれぞれに聞こえますし、混ざっても聞こえます。どの音に近いかは直前の子音によって変わります。自分で発音するときは明確な音がないので力を抜いてぼやっとした音を出すだけで OK。

man or a woman:メエンノオアウオマン
 man の a は日本語のアとエの間のような音と言われる発音記号 ǽ の音ですが、意識しやすくエにしています。実際このセリフはかなりエの成分が多いです。

 

0:13:27

I’m Davis.

I’m Davis:ウムデイヴィス
 I’m が曖昧に発音されています。口の動きを確認すると、元々口が少しだけ開いていてそのままウのような曖昧な音を出しながら唇を閉じてムと発音しています。ムを発音しているというよりは、唇を閉じるだけで出た音という感じです。
このウは曖昧母音です(先ほどの pre の e もこの音)。このセリフのように発音するのもコツですね。
分かりきった主語は省略されることもあるので、I’m を省略して名前だけで自己紹介するシーンは海外ドラマでもよくあります。

 

0:16:33

Yes, I’ll try to have her there at 5:00.

ベッキーは早口ですが、曖昧母音を意識すると分かってくると思います。また、大事なところは強めではっきりと発音されているので、意味を汲み取る練習になると思います。

I’ll try to:ゥトライ
 ll はほんのわずかにゥと発音されています。音が聞こえにくい場合は、間があるので感じてみてください。

have her:ハバ
 her は多くの場合、前の単語の最後の音とつながってアァのように聞こえます。仮に、er をもう少し発音するとハバァのように聞こえます。

at:(飲み込み・言ったつもり)
発音はされていませんが、音を飲み込んだような間があります。there の最後の音で at も言ったつもりになっている感じがします。「飲み込み発音」や「言ったつもり発音」などとしておけば覚えやすいでしょうか。英語ではこの at のように言ったつもりで一瞬の間ができることがよくあります。曖昧発音になることもあるので、試しに at の間にゥッを入れて想像して聞いてみてください。

整理すると、I、to、at、がそれぞれ省略されています。at は音は省略されていますが、間があるので完全な省略ではありません。

 

0:16:36

I booked her with a vendor at 5:15.

booked her:ブックタ
クとしていますが k は子音なので息だけの音です。
 book her であればブッカアやブッカのように聞こえると思います。

with a:ウズ
 i と a どちらも曖昧母音です。th のにごった音と a の曖昧に発音された音がつながってズのような音になっています。with a ははっきりと発音されるとウィザのようになります。

 

0:17:31
She hates when people don’t blink. It weirds her out.

hates when:ヘイツン
ここは2通りの解釈ができます。hates (ヘイツ) + when (ン)、あるいは hates (ヘイ) + when (ツン) です。後者のツは、hates のツと続くwh のゥ ( 曖昧母音 ) とつながっているため、カタカナで書くとツとなります。
私としては後者の解釈で意識した方が発音しやすいです。when はゥンのように発音されることもある、と覚えておくと内容から推測して対応できると思います。

blink. It:ブリンキ
スペルからキとしましたが、私にはブリンケだと思って聞くとブリンケのようにも聞こえます。曖昧母音なのでどちらにも聞こえるようです。

 

0:19:27

You’ll get used to me.

You’ll get used to:ユギイーストゥ
なぜ get がギのような音になるのかは全く分かりませんが、全体的に口を動かすのが面倒な感じで発音するとこんな感じになると思います。super cas ( とってもカジュアル ) な会社ならではのようです。
ここまで発音を崩されると状況や雰囲気から相手の言いたいことを察するしかないように思えますが、手がかりとなる音はあるのでこの表現がしっかりと頭に入っていると反応できます ( 少なくともベンは ) 。

 

Chapter 3 ( 0:19:55 – 0:30:29 )

 

0:20:01
What’s up, Ben? Are you good?

 Are you good? が stay good に聞こえます。スクリプトサイトを確認しても Are you good? となっています。

 

0:22:01
I didn’t know she was her roommate.

I didn‘t:アディン

was her:ワズ(ゥ)
 her は省略されて間があるだけか、was と言ったあとにゥを伸ばしてその音を her としているようにも思えます。

 

0:22:02
I met her out.

met her out:メタ
 her の r が続く o とつながってかなり強く発音されています。

< 強い r は訛り? >
アメリカの作品でこのような強く発音される r があるとスコットランドやアイルランドからの移民が多かった地域の訛りかなと思ってしまうので、ジェイソン演じる Adam DeVine の出身地を調べるとアイオワ州ウォータールーでした。
アイオワ州の祖先の構成比はアイルランド系とイギリス系を合わせると2割ちょっと ( 英語圏ではトップ ) らしいので、その影響かもしれないなと一人で思ったり。
「ウォータールー各市を含む州北部生まれの者は、北中部アメリカ英語と呼ばれる方言を話す傾向にある」とウィキペディアにありますが、この辺り詳しくないため YouTube で north central accent などと検索したもののあまり出てこなかったので、英語学習の優先順位最低ランク案件なので、この辺りで保留してます。
彼、とても特徴的なリズムで喋りますが、コメディアンでもあるからキャラなのか、訛りなのか、詳しい方いらっしゃいましたら情報いただけると有難いです。

 

0:22:19

I mean, I assume you talked to her, apologized…

I mean, I:ンーナイ
 I mean が「ンー」としか発音されていません。重要な情報ではないので言ったつもり程度ですね。続く I とつながって「ンーナイ」のように発音されています。

to her apologized:トゥウアポロジャイズ
 to と her がトゥウとつながっていき、 her の e と apologized の a がまとめて発音されたようになっています。her を言ったつもり、あるいは apologized の a を言ったつもりな感じがします。
ちなみにジェイソンだとポロジャイズと発音しそうです。

 talked と apologized はそれぞれ ed が省略されているようです。省略というよりは、もともと現在形で話しているようでもあります。文法的な解釈になりますが、apologized, told her how much she means to you. と続くので過去形が文章としては正しいようです ( 時制の一致でしたっけ ) 。told は tell の過去形で told と発音されているので断定はできませんが、日本語でも「話して、謝って、伝えた」と最後の動詞だけ過去形にして言えるので、その感覚と同じなのかもしれません。

 

0:22:25
You didn’t talk to her?

You didn’t:ヒュドゥン
 You が半分抜けて、息だけ ( 子音だけ ) で発音したような感じになっています。

 

0:24:52
What is everyone so worried about?

What is:ワリジ
「 t の l(エル)化」とすると覚えやすいと思います。t と l はどちらも発音するときに舌を上の前歯の裏あたりに付けます。より少ない口の動きで言いやすくしようとして l になっちゃった感じです。他にも water ( ワラア ) など、よく使われるので覚えておきましょう。さらに、t が省略されて発音されない場合もあります ( water で省略されるのはイギリスのカジュアル場面でヲッアのように発音されます ) 。
 is がジになるのも同じ理由で、ズと言うには唇をすぼめる必要がありますが、ジだとリと同じ口の形のまま言えます。母音は曖昧母音なので口の形からイのような音になります。

このような発音を、省エネ発音、怠け発音、いい加減発音、などとしておくと覚えやすいと思います。

 

0:26:14
Something big going on in there?

something:スイム
ムは big を言う前に唇を閉じるのでそこで出た音のようです。

big going on in there:ビッゴオインゴニネア
 big と going の g がまとめて1つの g になっています。
 going on では後ろの g は発音されていないようですが、聞こえる気がしました ( 空耳かも ) 。発音されていなければ going on でゴオインオ。
 on in はオ
 on in there でオニネア

 

0:26:55
They don’t make it anymore.

They don‘t:ゼドン

make it:メイキト

 

0:27:50
Best thing that’s happened around here all week.

thing that’s happened around:シングスハップタラウンド
thing that’s happened around
 that のところが、音としては上、話者の意識としては下のような感じがしてどちらも表記しました。
 happened の d はスペル上、楽チン発音で t 化したように見えますが、元々 -ed ははっきりと発音してもツやトゥのような音なので、直後の a とつながりこのような音になっています。

 

Chapter 4 ( 0:30:29 – 0:41:18 )

 

0:34:46
Oh, and I think that he would replace us as soon as he got the chance.

and I:アナイ

that he:ダディー
ここまで d → t はいくつか出てきましたが、こちらは t → d です。わざわざ d にすることでお茶目な感じを出しているようです。カジュアルにもなります。

would replace:ウルルプレイス
 would はウドゥですが、d → l でウルと発音しています。さらにその勢いで re もルと楽チン発音しています。d → l は d → t や t → l 同様に舌の位置が同じで言いやすく発音された音声変化です。楽チンカジュアル発音では d = t = l になることがある、と覚えておくと対応しやすいと思います。

us as soon as he:アッスッスズジ(アッスッスルジ)
us:アッ
as:スッ
soon:ス
as he:ズジ ( ルジ )
むりやり上記のようにしましたが、これはもう、おふざけ発音だと思うので細かいところは気にしない方が身のためです。ふざけるとこうなる、くらいに覚えておくといいと思います。

このセリフを言うジュールズはそれまでの眉間にシワを寄せた険しい表情から、急に冗談を言うときのような表情に変わることからも、かなり崩した発音であることが見て取れます。

 

0:39:13
I know we had a plan to have a grown-up conversation.

had a:ハダ
ダはほとんど発音されていませんが、続く p を発音するために、ha を発音するときに吐いた息を唇を閉じて止めながら出たような曖昧な音で発音されています。

to have a:ダッ
to の t が d 化して、have の a とつながり、v を飲み込んだような感じで、続く冠詞の a は省略されています。
初めて聞くと文法を無視して関係代名詞の that を放り込んだのかと思ってしまうくらい省略されていますが、a plan のあとにはその plan の説明が続くと心構えして聞くと意味を捉えることはできると思います

grown-up:ガァアッ ( ゴォアッ )
 r は舌を若干引く程度でわずかに発音されている感じもします。 p は言ったつもりで唇を閉じるだけです。

< 語尾の p は発音しないこともある? >
このセリフのシーンは違いますが、語尾の p は唇をパッっと開けるだけで音は出ていないシーンを海外ドラマでもよく見ます ( 例:What’s up? ) 。周囲の雑音にまぎれたりマイクが拾っていない可能性もありますが、発音されてもそれほどに小さい音だと言えると思います。

Chapter 5 ( 0:41:18 – 0:50:18 )

 

0:43:00
so Paige and I are gonna go to my Mom’s for dinner.

and I:アナイ

go to:ゴル
 t → l 化ですが、go と発音しながら t で舌を上の前歯と歯茎の間につけたらこんな音が出ます。早口でスムーズに発音しようとしたらこうなった、ですね。

 

0:45:16
And after that, we’ll have a mother-daughter dance party?

And after that, we’ll have a:ナフタダルハバ
And after:ナフタ
that, we’ll:ダル
have a

daughter:ダァタ

 

0:50:02
She yells at me all the time, too.

She yells:シィエ゛ルズ
 y が強く発音されているので y 発音の参考になると思います。ベンは「自分もどなられる」と yells を強調していますね。

 at は発音されていません。直前にジェイソンが言ったので省略したのかもしれません。

 

Chapter 7 ( 1:00:33 – 1:10:18 )

 

1:02:33
I just don’t want her to think that I can’t do my job and I need an intern to help me.

want her:ワナァ
軽くァ ( her ) をそえる感じ。

to:トゥとルの間のような音

that I:ダタイ

and I need an:アナイニーダン

help:ヘルッ
 p は発音されていないように感じますが、唇を閉じて息を止めたような間があります。その閉じた唇の状態から me を発音します。

 

1:09:35
I accidentally sent an e-mail to the wrong person, and she’s at work right now.

sent an e-mail:セナニイメル

to:ツッ

she’s at:シザ
曖昧母音なのでシズのようにも聞こえます。

 

Chapter 8 ( 1:10:18 – 1:19:16 )

 

1:16:14
Women went from “girls” to “women.” Men went from “men” to “boys”?

girls to women

from:フ

まるで早口言葉のようですね。
発音としては以下を確認。
women:ウイメン
woman:ウオマン

 

1:16:22
I’m gonna have another.

I’m gonna:アィムナ
アィと発音しながら音を切らずに唇を閉じるとこの m の音が出ます。

< I’m gonna は多様 >
I’m gonna は会話で頻出ですが、人によっても同じ人でも場面によって発音が異なります。
以下のように音が減って曖昧になります。
アイムガナ(ゴナ)
アムガナ(ゴナ)
アマナ、アムナ
アマ
難しそうに思われるかもしれませんが、これらを知っていると映画やドラマを見ているうちに聞き取れるようになっていきます。
元の形の I’m going to でアイムゴーイングトゥーと発音されることは映画やドラマでは稀です。
I’m gonna が分かると英語が分かる、とまではいきませんが、そのくらい押さえておくべき発音です。他には Why don’t you… も同様です。

 

Chapter 10 ( 1:30:59 – 1:42:48 )

 

1:30:03
Why don’t you go see Fiona.

Why don‘t you:ワイニュ
さっそく出てきました、I’m gonna と同じく、これも色々な言い方があります。
ワインチュ、ワンチュ、ゥンユなど。

 

1:40:43
Paige’ll be with her husband, and Matt’ll be with his new family

Paige’ll:ペイジウッ

Matt’ll:マル、マアル
Matt の tt のところで舌先が上の歯茎につきますが、t を言ったつもりで ll のみ発音した感じです。いきなりマルと言われても分りにくいですが、家庭の話題でペイジのあとなので想像できます。また、普段から彼はマットではなくマッくらいに思っておくと対応しやすいと思います。

 

1:40:48
I will buried in the strangers singles section of the cemetery.

発音の解説ではありませんが、字幕のミスのようです。上記は字幕のママです。will be buried とジュールズは言っていますし、文法的にも be が必要ですが、DVD の字幕、字幕サイトでダウンロードした字幕、スクリプトサイトもそれぞれ be なしでした。なお、1つ前の字幕は will be buried となっています。

 

Chapter 11 ( 1:42:48 – 1:51:11 )  

 

1:49:30
Someone may come in with more experience than you, but they’re never gonna know what you know.

come in:カメン
私だけかもしれませんがカメンと聞こえます。coming と混同しやすい音です。ここでは助動詞 may があるので come in だと判断できる要素はあるものの、瞬時には難しいものです。カミンと聞こえたらどちらも想像して当てはめてみるのが最善策だと思います。どちらか迷うと、その間に内容自体が分からなくなってしまいそうだからです。

experience than you:エクスペリエンス(ン)ニュウ
 ce than のところはスニュと n だけが発音されて you につながっていく感じがしますが、tha を言ったつもりでわずかにンが言っているようにも聞こえます。

what you:ワッチュゥ
これは分りやすいので載せていませんでしたが、この映画で9回と頻出なので最後に載せておきます。

 

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