あなたは今まさに、AI 英会話アプリを調べ、スピーク、スピークバディ、ELSA Speak のどれを選ぶかで迷っていると思います。
いずれも人気アプリなので候補に上がりますよね。この記事では、これら３つの AI 英会話アプリを私が実際に使い、徹底的に比較した上で、目的別におすすめを紹介します。
目的（英会話に必要なスキル）に合わせて選ぶと、効率的に英会話スキルをアップさせられます。この記事をお読みいただければ、きっと、あなたに最適なアプリが見つかり、最速でスキルアップを実現できるはずです。ぜひ参考にしてください。
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この記事は2024年6月下旬に執筆しました。将来的なアプリのアップデートに伴い、内容が変更される可能性があります。
最新の情報は各アプリの公式サイトなどでご確認ください。
「なぜこの人 AI 英会話アプリを３つも使ってるの？」と疑問を持った方もいるかもしれないので、その理由を説明します。
実は、すべて商品提供がきっかけです。どれも似たような時期にレビュー記事作成の依頼があり、３つも使ったので、このような記事を書いています。
内容に関して指示はなかったので、読者の参考となるよう好きに書いています。「こんなこと書いて怒られないの？」という内容もあるので、安心してください。
１. 効率的にスキルアップできる選び方（ルート）
まずは、英会話スキルを効率的にアップできる AI 英会話アプリの選び方をルートで紹介します。
この章を読むだけでも各アプリの特徴が掴めるので、ぜひ参考にしてほしいと思います。
英会話に必要な、主なスキルは以下の５つです。
- 発音
- スピーキング
- リスニング
- 文法
- 語彙
実は、発音とスピーキングのスキルは、短期集中のトレーニングで伸ばしやすいです。
発音とリスニングは、一度習得すると自転車の乗り方のように身につきます。一方、スピーキングは練習を続けないと筋トレを休んだボディビルダーのように衰えます。
まず、AI 英会話アプリの特徴をまとめます。
スピーク：スピーキング特化
スピークバディ：総合力
ELSA Speak：発音矯正特化
ざっくりしていますが、各アプリに共通する機能を除くとこうなります。
これらを踏まえると、以下のルートが考えられます。
ルート①：ELSA Speak（１ヶ月間）→ スピーク（おすすめ！）
ルート②：ELSA Speak（１ヶ月間）→ スピークバディ → スピーク
最初に ELSA Speak を利用するのは、発音矯正をして、のちの英会話学習を効率化するためです。
発音矯正は、毎日２週間から１ヶ月間、短期集中でやれば十分です。
７日間の無料トライアルもあるので、この期間でもやり込めば十分かもしれません。（無料トライアルが廃止になっていたら、すみません）
短期集中がいいのは、発音は技術だからです。「自転車に乗る練習を、毎日した場合と、週１でした場合で、どちらが効率的か」のような理屈です。
毎日練習すれば３日後には乗れるかもしれませんが、週１では１ヶ月後も乗れないままかもしれません。
英語の発音もこれと同じです。なお、年齢は関係ありません。
ELSA Speak で発音矯正したあとは、他の AI 英会話アプリに乗り換え、スピーキングなど他の英会話スキルを鍛えます。
乗り換えたあとで発音が不十分だと感じても問題ありません。発音矯正機能はスピークとスピークバディにもあるので、そちらでさらに磨きをかけると良いでしょう。ELSA Speak を再び利用するのも◎。
発音矯正をすると自分の発音が伝わりやすくなるだけでなく、相手の英語が聞き取れるようにもなるので、耳での学習が効率化します。
発音矯正をしないで英会話を習得しようとするのは、ボールを蹴る練習をしないでサッカーチームのレギュラーになろうとするようなものです。
発音矯正をすると英語の世界が変わります。初心者は、必ず初めに取り組んでほしいと思います。（今までしたことがない方も）
なお、「発音矯正をすると相手の英語が聞き取れるようにもなる」理由を説明するとややこしく長くなりますが「飲み比べをすることでワインの味が分かるようになる」と例えると分かりやすいでしょうか。（ちょっと違う気も…）
ELSA Speak を使わないルート ①
発音矯正には ELSA Speak を使うのがおすすめですが、コストを抑えたい、乗り換えて使うのは面倒、といった場合もあると思います。
その場合は、一般書籍での発音練習がおすすめです。
おすすめはこちら。
ポチップ
私はこれで発音の基礎を習得しました。この本で発音の基礎を習得したあとでは、どの AI 英会話アプリを使っても発音を磨いていけます。
私が実践した使い方をこちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。
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「超低速メソッド英語発音トレーニング」の効果的な使い方
実は、本で学習するメリットもあります。
アプリでは、スマホやタブレットの画面を見ながら、操作しながらの学習となるので、両手が使えない状況では発音練習はできません。
一方、例の教材は音声のみでの学習ができるので、両手が使えない状況でも、口さえ使えれば発音の練習ができます。
例えば、電車内でもマスクをしていれば周囲にバレずに練習できます。マスク越しでも「なんかブツブツ言ってる」と変な人に思われるかもしれませんが、変な人と思われると変な人が寄ってこなくなるはず なので、一石二鳥です。
もちろん、ELSA Speak を使わないルートで、超低速メソッドと他の AI 英会話アプリを併用するのもありです。
スピークとスピークバディにも発音矯正機能はありますが、ELSA Speak ほどの練習はできません。
スピークではイントネーションの矯正機能がない、スピークバディでは ELSA Speak よりも発音矯正機能は充実しているものの毎日は練習できない、といった理由があります。
どちらも的確な評価と改善のためのアドバイスはしてくれるので、ELSA Speak で発音矯正したあとで使うには十分です。
ELSA Speak を使わないルート ②
「今すぐ英語を話さなければならない」という場合は、発音を練習している余裕はないと思います。特に「明日英語を使う」という状況では、発音よりもスピーキングの練習をした方が、当日やらかす危険性は小さいでしょう。
また、海外出張や留学が急に決まり、英語の学習時間があまり取れない場合もスピーキングを優先した方がよいでしょう。
発音矯正をやらなくていいというわけではありませんが、こういった緊急時は「スピーク一択」です。次章はその理由でもあるので、ぜひ参考にしてください。
２. スピークの特徴とおすすめな人
スピーク は「スピーキング特化型」なので、「今すぐ英語が話せるようになりたい」方に最適です。
また、圧倒的に安く使えるので、コストを抑えたい方にもおすすめです。
ここからは以下の３つについて紹介します。
① スピークの特徴
② スピークが最適な人
③ スピークを安く使う方法
「スピークで今すぐ英語が話せるようになる理由」を説明するために、少し長くなりますが、ご自身でお使いになるときの参考にしていただければと思います。
なお、長くなったのには、スピークが私のお気に入りだからというのもあります。
① スピークの特徴
スピークの特徴的な機能には以下の３つがあります。
- 指定したシチュエーションで会話練習できる
- 指定した内容で覚えやすいフレーズ練習レッスンを作ってくれる
- 英語教師版 ChatGPT が英語に関する質問になんでも答えてくれる
これらは他の AI 英会話アプリにはない機能で、スピークの大きな特徴です。
英語を使う予定がある前日に、これらの機能で繰り返し練習すると、当日はペラペラになれるはずです。これがスピークで今すぐ英語を話せるようになる理由です。
ここからは、これら３つの機能について簡単に紹介します。
指定したシチュエーションで会話練習できる
スピークには、キャラクターやシチュエーションを自由に指定して AI と会話できるフリートークという機能があります。
こんな感じで指定します。
あの名シーンも再現できた。
画像の例は遊んでますが、日常やビジネスシーン、白熱した議論など、自由に設定できます。
スピークのフリートークで「明日使う英語」を想定して練習しておけば、当日はペラペラになれるでしょう。
他にも、
自分の役：重大なミスをした新入社員
AI の役：怒りっぽい上司
シチュ：怒りっぽい上司が重大なミスをした新入社員を叱る
で試したときは、なかなかリアルでへこたれそうにもなりましたが、本番で楽になりそうだと感じました。（試してみただけですよ笑笑）
「自分が英語を使うシーンで練習できる」のが、スピークで今すぐ英語を話せるようになる理由です。
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指定した内容で覚えやすいフレーズ練習レッスンを作ってくれる
スピークでは、指定した内容でフレーズの練習ができます。しかも、覚えやすい形でのレッスンなのでフレーズが定着しやすいです。
例えば「プレゼンで使うフレーズを練習したい」と指示するとこんな感じになります。
穴埋めの答えは画面上部に。
穴埋めの箇所はレッスンが進むにつれて多くなります。難易度が上がっていく仕組みなので、自然と頭を使い、フレーズを覚えやすくなります。
これはスピークのカスタムレッスンという機能で、スピークチューター（英語教師版 ChatGPT ）に指示をすると作成されます。
フリートークに出てきたフレーズを元にカスタムレッスンを作成して練習すると、フレーズ定着の効果がアップするのでおすすめです。
スピークの他の AI 英会話アプリにはない機能にフリートークとカスタムレッスンがあります。
● 指定したシチュエーションで会話練習できる
● 指定した内容で覚えやすいフレーズ練習レッスンを作ってくれる
指定するのは自分が使う英語にするとフレーズが定着しやすいです。
この２つの機能を使って英語を使う予定がある前日に繰り返し練習しておくと、当日はペラペラになれるでしょう。
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英語教師版 ChatGPT が英語に関する質問になんでも答えてくれる
スピークの他の AI 英会話アプリにはない機能にスピークチューターがあります。英語教師版 ChatGPT と言える、強力な学習サポーターです。
英語に関する質問に何でも答えてくれるので、文法などで分からないことがあっても安心です。
先ほど紹介したカスタムレッスンの作成もスピークチューターがしてくれます。
トップ画面下部や右下にいる。
初心者にも安心の機能です。
② スピークが最適な人
スピークは「今すぐ英語を話せるようになりたい方」に最適です。
スピークで今すぐ英語を話せる理由には、以下の３つがあります。
- 自分が英語を使うシーンで練習できる
- AI と会話中の、例文の提案と修正が的確
- 初心者にも安心
ここからは、この３つの理由を説明していきます。
自分が英語を使うシーンで練習できる
先ほど「スピークの特徴」で紹介しましたが、スピークには他の AI 英会話アプリにはない以下の機能があるので、今すぐにでも英語を話せるようになれます。
● 指定したシチュエーションで会話練習できる
→ フリートーク
● 指定した内容で覚えやすいフレーズ練習レッスンを作ってくれる
→ カスタムレッスン
英語を使う予定がある前日に、この２つを繰り返し練習すると、当日はペラペラになれるはずです。
スピークでは「使う英語」を「気になった順」で学習できるため、語彙やフレーズが定着しやすい効果もあると私は感じています。（スピークが私のお気に入りな理由）
スピークは、
● 海外出張や留学が迫っている
● 明日英語を話す必要がある
など、「今すぐ英語を話さなければならない」という英会話の緊急性が高い方には特に最適です。
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AI と会話中の、例文の提案と修正が的確
スピークでは、AI と会話をしているときに表示できる例文や、文法ミスなどをしたときに表示できる修正が的確なのも、今すぐ話せる理由です。
例文は、一言だったり短すぎたりすることはありません。的確な返しなので、コミュニケーション力までアップするでしょう。（例文に関しては他の AI 英会話アプリも同様）
例文を表示された通りに言う必要はありません。一部を置き換えて、自分が伝えたい内容にするのも良いでしょう。
文法ミスなどをしたときの修正も的確です。
こんな感じです。
おかげで workout に動詞としての使い方があることに気づきました。
この画像は、私が実際にスピークで AI と会話練習をしていたときのものです。
解説が文法に詳しくないと分かりづらいかもしれませんが、この３ヶ月後くらいにあえて同じミスをしてみたら、より詳しく優しい丁寧な解説になっていたので、大丈夫だと思います。
他の AI 英会話アプリでは、このようなフィードバックは会話のあとにまとめて表示されますが、スピークでは発話するたびに、すぐに確認できるので、自分のミスや癖に気づきやすく、改善しやすいと感じています。（その都度やり直しもできる）
「自分のミスに今すぐ気づける」のも、スピークが今すぐ英語を話せるようになりたい方に最適な理由です。
スピークでは、AI と会話をしたあと、会話中のミスを改善するためのカスタムレッスンを自動で作ってくれます。
先に紹介しましたが、カスタムレッスンはフレーズを覚えやすく作られているので、語彙が定着しやすいと感じています。これにより、さらに英語が話せるようになるでしょう。
作成されるレッスンは的外れなこともありますが、それはそれで練習になります。なお、自動生成されるカスタムレッスンは受けなくてもいいです。
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初心者にも安心
初心者に安心なのも、スピークで今すぐ英語が話せるようになる理由です。
● 例文の提案やミスの修正が的確
● 英語教師版 ChatGPT が英語に関する質問になんでも答えてくれる
→ スピークチューター
● カタカナ発音でも英語として認識される
（英語で文字起こしされる）
例文の提案やミスの修正が的確なのは先に述べましたが、これも初心者に安心なところです。例文によってコミュニケーション力までアップしそうですし、修正により正しい英語が分かります。
しかも、スピークには英語教師版 ChatGPT と言える、「スピークチューター」という強力な学習サポーターがいます。英語に関する質問に何でも答えてくれるの、分からないことがあればすぐに質問できます。
もちろん文法に関することも教えてくれるので、自信を持って英語を話せるようになるでしょう。自分の英語に自信が持てるのも、スピークで今すぐ話せる理由です。
初心者の方は「その説明がわからん」となりがちかもしれませんが、分からない部分をさらにスピークチューターに聞けば大丈夫です。
「助動詞って何？」「なぜここで on を使ってるの？」とかですね。もし「分かったような分からないような…」となれば、説明に出てきたワードでネット検索や YouTube で調べると良いです。
スピークチューターを使えば、「分からないことが分かる」ので、効率よく学習できます。
「カタカナ発音でも英語として認識される、ってどうなの、いいのそれで」と思った方もいるかもしれません。確かに、発音矯正を目的とすると甘いでしょう。しかし、意図した単語と異なって認識されるとスムーズに学習できません。スピーキング練習では間違いを恐れずどんどん話すことも大事です。とにかく話せるのも、スピークで今すぐ話せる理由です。
発音矯正は、前章で紹介した書籍や ELSA Speak で行うと十分通じるレベルで発音できるようになるはずなので問題ないでしょう。もし発音矯正をスキップした場合でも、スピークではカタカナ発音でも認識されるのでスピーキング練習はできます。
なお、スピークでは、カタカナ発音にお笑いのコントで使われるような田舎者の訛りを加えても英語として認識されました。驚異的です。
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スピークには、あらかじめ決められたコース（初級、中級、上級、ビジネスなど）に沿って学習を進めるデイリーレッスンもあります。
これまでに紹介した内容で「自立的な学習は難しそう」と思った方は、デイリーレッスンを中心に学習していくと良いでしょう。
普段はそのようにして、「明日英語を使う」というときは、そのシチュエーションを指定した AI との会話練習や、フレーズ練習をすると完璧です。
③ スピークを安く使う方法
スピークにはお得に利用する方法があります。スピークバディと ELSA Speak よりも圧倒的に安く利用できます。
方法は以下の２つです。
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詳しくはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
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３. スピークバディの特徴とおすすめな人
スピークバディ は「のんびり総合力アップしたい」方に最適です。
英会話に必要なスキルを、総合的に、着実にアップさせていきたい方に向いています。
- 学習内容は全て AI が決めてくれる
- 英会話スキルをバランスよく学習できる
- 初心者にも安心
学習内容は全て AI が決めてくれる
スピークバディ最大の特徴は、学習内容を全て AI が決めてくれるところだと私は思います。学習カリキュラムや復習のタイミングも、何でも AI におまかせで学べます。
あなたがするのは、アプリ画面の指示に従い、日々のレッスンを受けるだけです。
ただし、１日のレッスン回数に制限があったり、発音練習を毎日できなかったりと、たくさん英会話学習をしたい場合には不向きな点もあります。このような点は、AI におまかせでいいというメリットとトレードオフなので仕方がないとも言えます。
そのような作りのアプリなので、
● 何から始めていいか分からない
● 今すぐ英語を話す必要があるわけではない
● のんびり総合力アップしたい
といった方におすすめです。
なお、一応たくさんレッスンを受ける方法はあります。
その方法や、スピークバディの詳しい内容はこちらの記事で紹介しているので、スピークバディが気になった方は参考にしてみてください。
スピークバディで楽々！初心者も AI おまかせで英会話スタート
英会話スキルをバランスよく学習できる
スピークバディは、レッスンが英会話に必要なスキルをバランスよく学べるように作られています。
スピークはスピーキング特化型、ELSA Speak は発音矯正特化型なので、英会話スキルのパラメーターはそれぞれに特化している方に振れています。
パラメーターのイメージ
この画像は ELSA Speak を利用中の私のもの。
ELSA Speak は発音特化型なので発音に関する要素が多い。
もちろん、スピークや ELSA Speak でも特化している英語スキル以外も学べますが、スピークバディではバランス良く学べるため、総合的に英語スキルをアップするのに向いています。
一方、総合的に英語スキルをアップしていくので、個々のスキルアップの速度はゆるやかで、実感しにくいかもしれません。
実は、スピーキングや発音矯正は、短期集中のトレーニングで上がりやすい英語力でもあります。この点が「スピークバディ 意味ない」と Google 検索の候補に上がる理由かもしれないですね。
「バランス良く学べるが英語力アップは実感しづらい」ことからも、
● 何から始めていいか分からない
● 今すぐ英語を話す必要があるわけではない
● のんびり総合力アップしたい
といった方におすすめです。
初心者にも安心
先ほど「何でも AI におまかせで学べる」と書きましたが、このシンプルさは初心者にも安心だと思います。
アプリ画面の指示はとても分かりやすいので、ただ従ってポチポチっとタップしてレッスンを受ければいいだけです。スマホの操作が苦手な方も問題ないでしょう。
操作にイライラして学習意欲を削がれることがないのも有り難いポイントです。
他の AI 英会話アプリに比べ、スピークバディはセールやキャンペーンをしておらず、安く利用する方法がほとんどないのが現状です。
唯一、かもしれないのがソースネクストの SpeakBuddy 1年版 で、運が良ければ (？) 12ヶ月プランを300円安く使えます。
その方法はこちらの記事で紹介しているので、ご参考まで。
４. ELSA Speak の特徴とおすすめな人
ELSA Speak は発音矯正特化型なので、「発音矯正したい人」に最適です。
これから英会話学習を始めようとする人の中に「発音矯正したい」という人はいないかもしれませんが、ぜひ「発音から」始めてほしいと思います。
日本人が英語下手と言われるのは「発音を始めない」人が多いのが理由の１つだと私は思っています。（発音から始めるメリットや重要性は「１. 効率的にスキルアップできる選び方（ルート）」参照）
- 発音矯正のための機能とレッスンが充実している
- 英検、TOEIC、TOEFL のスピーキングに対応
発音矯正のための機能とレッスンが充実している
ELSA Speak は発音矯正を売りにしているだけあり、他の AI 英会話アプリと比べても発音矯正のための機能やレッスンが充実しています。
英語の発音を５つのポイントで評価します。
発音は音節 (１つ１つの音) の評価。
実は、センテンスでのイントネーション矯正にはスピークバディの方が優れています。甲乙つけ難いのですが、スピークバディでは好きなときに何度も発音練習できないので、ELSA Speak を最適としています。
発音矯正といっても永遠にやる必要はありません。「１. 効率的にスキルアップできる選び方（ルート）」で述べた通り、短期集中で、毎日２週間から１ヶ月もやれば十分です。
ELSA Speak の発音矯正機能については、こちらの記事を参考にしてみてください。
ELSA Speak 評判は？実際に使った感想とメリット&デメリットを紹介
ELSA Speak にも AI と会話できる機能はありますが、フィードバッグも含めて他の AI 英会話アプリと比べて特に優れても劣ってもいない印象です。
また、機能が多く、ごちゃごちゃして使いにくい印象が私にはあります。一部、日本語化されていないところがあるのも使いにくいと思います。
このような事情で発音矯正のために短期間使ったら他のアプリに乗り換えるのをおすすめしています。
乗り換え先のおすすめはスピークです。指定したシチュエーションで AI と会話できる機能は、私のお気に入りです。
もちろん ELSA Speak を気に入れば使い続けるのもよいでしょう。
５. コスト比較
英会話の目的ではありませんが、「なるべく低コストで使いたい」という方が全てだと思うので、コストについても合理的な選び方を紹介します。
実は、１. 効率的にスキルアップできる選び方（ルート）で紹介した、
ルート①：ELSA Speak（１ヶ月間）→ スピーク
が最も低コストで英会話のスキルを習得できます。
（書籍も併用するなら［超低速メソッド → スピーク］というルートがより低コスト）
AI 英会話アプリは、いずれも長期プランほど割安なので、12ヶ月プランが最も低コストです。
スピーク：19,800円（上位プランは29,800円）
スピークバディ：23,800円
ELSA Speak：27,800円（セールで最大60％オフ）
※いずれも12ヶ月プラン
※2024年12月上旬時点（料金は将来的に変更される場合がある）
※ スピークは下位プランで十分 なので最安と言える
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定価ではスピークが最安です。上記の19,800円は下位プランの料金ですが、スピークは下位プランでも十分な会話練習ができるので問題ありません。（上位プランは上級者向け）
ELSA Speak は公式がゲリラ的に割引セールを行っていますが、セール対象は2024年になってからは12ヶ月プランのみで、１ヶ月プランと３ヶ月プランは対象外となっているようです。
１ヶ月のみセール価格で使うのは難しい状況なので、１ヶ月プランがセールになるのを待つよりも効率を考えて定価で使うのがいいと思います。
12ヶ月プランのセール価格は最大60％オフを確認していますが、50％オフや40％オフの場合もあります。
ルート①では、これに ELSA Speak の１ヶ月プラン3,380円が加わるだけです。
しかも、スピークなら他よりも安く使えるだけでなく、実質１年無料で使う方法があります。
スピークは公式より19,800円も安く使える（実質１年無料）
実は、スピークは 公式より19,800円も安く、実質１年無料 で使えます。
先にも紹介しましたが、ソースネクストの Speak Premium 3年版 を定期的に開催されている割引セールで購入して使う方法があります。
▽ Speak Premium 3年版の価格
定価：53,460円（公式の10％オフ）
セール価格：39,600円（実質１年無料）
スピーク公式と比べると、59,400円 → 39,600円 となります。
スピークバディと ELSA Speak と比べても圧倒的に安く使えます。
「２年使って１年タダでついてくる」のですから、お得感がすごいですよね。
● 公式より19,800円も安い
● 実質１年無料
● 年あたり13,200円（公式は19,800円）
→ スピークバディより10,600円も安い
→ ELSA Speak より14,600円も安い
● 月あたり1,100円（公式は1,650円）
ソースネクスト Speak Premium 3年版 の割引セール開催時期については、こちらの記事を参考にしてほしいと思います。
スピーク割引セール開催中！キャンペーン・クーポンどれがお得？
「３年も使うか分からない」という方も多いと思いますが、英会話学習は長く続けるものでもあるので、スピークは長く使うアプリになると思います。上級者でも、スピーキング力は筋トレを休んだボディビルダーのように衰える のが理由です。
ソースネクスト Speak Premium 3年版 はこちらの記事を参考にしてみてください。
最大1年無料！ソースネクスト Speak Premium 3年版を徹底解説
「でも３年はさすがに…」という場合は、私の 招待リンク から年間プランをサブスクすると1,000円引きになるのでご利用ください（条件を要確認）。
私も気に入っているスピークは下位プランで十分です。上位プランは上級者向けで、スピーク側も「本当に必要な人だけ使ってね」という感じで推してはきません。
ネットを見ると下位プランで十分という声が多いですし、私もそう感じています。下位プランだからと心配することはありませんよ。
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５. 比較&目的別の選び方まとめ
あなたに最適なアプリは見つかりましたか？
最後に、スピーク、スピークバディ、ELSA Speak を比較して、目的別にまとめました。
AI 英会話アプリ選びの一助となれば幸いです。
数字は順位です。
- 特徴
スピーク：スピーキング特化
スピークバディ：総合力
ELSA Speak：発音矯正特化 - 今すぐ英語を話せるようになりたい
→ スピーク - 会話表現を覚えたい
① スピーク
② スピークバディ - 発音改善に使いたい
① ELSA Speak
② スピークバディ
③ スピーク
※発音を猛練習できる ELSA Speak が１位
※イントネーション矯正にはスピークバディの方がいい
※スピークは単語のみだが音節で詳しい評価と指摘ができる - 簡単な操作で使いたい
→ スピーク
→ スピークバディ - 試験のスピーキング対策に使いたい（英検、TOEIC、TOEFL ）
→ ELSA Speak - 低コストで使いたい
→ スピーク
各アプリについて、詳しくはこれらの記事を参考にしてみてください。
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