AI 英会話アプリ「スピークバディ (SpeakBuddy) 」を使ってみた感想からレビューします。ネットの評判や口コミも集めましたが、スピークバディは「英会話に不安がある初心者も AI におまかせで安心して学べる」と感じました。
スピークバディに課金するのは「あなた専属のパーソナルトレーナーを雇うようなもの」です。スピークバディのバディは、バディと言うよりもトレーナーの方が近いと思います。
ところで、初心者のあなたは、今まさにこんな気持ちではないでしょうか。
● 英語を話す自信がない
● 外国人を前にすると緊張する
● 何から始めていいか分からない
このような方々にぴったりなのがスピークバディだと思います。特に初心者にとって、英会話を始めるのは大きな挑戦です。しかし、スピークバディがあれば、その不安を取り除き、自信を持って英語を話せるようになるでしょう。
スピークバディは、初心者でも気軽に英会話を始められるよう設計されており、AI がサポートしてくれるため、学習がスムーズに進みます。
きっと、
● 友達と楽しく会話している
● 旅行先で出会った人と自由に会話を楽しんでいる
● 仕事の場で自信を持ってバリバリ英語を使っている
といった理想の自分に近づき、新しい可能性が、世界が広がっていくはずです。
この記事では、スピークバディの特長やネットで集めたユーザーの声を通じて、なぜスピークバディにおまかせでいいのか、初心者におすすめなのかを詳しく解説します。
とはいえ、初心者にも スピークバディが合わない場合がある ので、その点についてもお伝えします。
この記事は2024年6月上旬に執筆しました。将来的なスピークバディのアップデートに伴い、内容が変更される可能性があります。その際は気づき次第内容を更新いたします。
- スピークバディは初心者もおまかせで安心
● 迷わず学習を進められる
→ ゲーム感覚で楽しく続けられる
● スマホ苦手でも大丈夫な使いやすさ
● 発音や文法(発話内容)を評価してくれる - 効果とメリットはたくさんある
● 自信がつく(英語を話す自分に慣れる)
● 繰り返し練習で定着力アップ
● 学習内容がリアルな場面で生きる
● 発音矯正できる
● オンライン英会話よりコスパが良い - 発音矯正のための機能が充実
● 発音モード
→ 日本人が苦手な英語の音や似た音を練習
● パーソナル発音トレーニング
→ AI が選んだ苦手な単語を練習
● コピーキャット
→ イントネーションやリズムの練習
● AI の指摘で自分の間違いや癖に気づける - デメリットもある
● 完全に自由な対話は難しい
→ 自由な会話が難しい初心者にはデメリットではないかも
● 月額料金が高く感じる
→ 値段だけのことはある
→ 自分専属のパーソナルトレーナーを雇うと考えると安いかも
→ コストを抑えるなら「スピーク」がおすすめ
● 音声認識の精度が曖昧なことがある
→ おそらく単語は正確だがセンテンスは曖昧になりがち
→ 今の AI 英会話アプリとしては合格点(私の主観)
● レッスン回数に制限がある
→ 他のカリキュラムなどでたくさんレッスンできる
● キャラクターの音声が合成音声
→ 私は AI と会話してる感が好き
● 耳だけでのながら学習はできない
● 今すぐ英語を話さなければならない場合は不向き
→ この場合は「スピーク」がおすすめ - フリートーク機能はやや不自由な会話感
● 完全なフリ-トークなら「スピーク」がおすすめ
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ソースネクスト「 SpeakBuddy 1年版 」をチェックする
この記事は SpeakBuddy 1年版 を販売しているソースネクストから商品提供とレビュー記事作成の依頼を受けて執筆しました。
とはいえ内容に関して注文はなかったので、読者の参考となるよう、好きに書かせていただいています。
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1. 初心者でもおまかせで安心な理由
スピークバディを使ってみて、初心者が安心しておまかせできる理由は3つあると感じました。
① 迷わず学習を進められる
→ ゲーム感覚で楽しく続けられる
② スマホ苦手でも大丈夫な使いやすさ
③ 発音や文法(発話内容)を評価してくれる
① 迷わず学習を進められる
英会話を独学で、となると初心者の方には以下のような不安があると思います。
- なにから始めていいか分からない
- 正しくできているか分からない
- 復習のタイミングが分からない
スピークバディでの英語学習は、アプリ画面の指示通りにポチポチして喋るだけなので、初心者の方も迷わず学習を進められます。
しかも、ポチって喋って学習している間に、AI が発音や文法をチェックして、間違いなどがあると指摘し、改善のための具体的なアドバイスを提供してくれます。そのため初心者も効率よく学習できます。
スピークバディでは、最初にレベルチェックを受けると自分に合ったカリキュラムを提案してくれます。レベルは、入門、初級、中級、上級とあるので、とりあえず入門から始めるのも良いでしょう。
レベルチェックはいつでもできるので、定期的に挑戦してみましょう。
カリキュラムはいくつも追加できるので、複数のカリキュラムを同時に進めるのも良し。
復習も急にやらされます。スピークバディでは復習のタイミングは科学的に効果があるとされるタイミングに設定されているようなので、忘却曲線などは意識せずに学習できて便利です。
なお、復習はレッスン後にいつでもできます。
効果的な復習のタイミングは、科学的な検証結果によると「忘れかけたとき」だそうで、私も納得しています。
とはいえ、忘れかけたときがいつなのかは自覚しにくいものです。
もし自分のタイミングで復習したい場合は、学習したレッスンが一覧になっているので、それを眺めて「あやふやかも?」となったら効果的な復習のタイミングかなと思います。参考にしてみてください。
復習も基本的には「スピークバディにおまかせ」でいいと思います。
Plus:ゲーム感覚で楽しく続けられる!
学習を続けるためには楽しさも重要です。スピークバディは「アプリの指示に従って学習を進める」という作りで、ゲーム感覚で学べる工夫がされています。
勉強感がなく、ゲームのミッションを1つ1つクリアしていく感覚で英会話を学べるので、楽しく続けられると思います。
ユーザーの声:
- ゲームみたいに進められるので、飽きずに続けられます。褒めてくれる AI キャラクターのおかげで毎日楽しく学習しています。
- ゲームのように楽しみながら学習できるので、毎日続けるのが苦になりません。
※ユーザーの声の出典は集めているうちに分からなくなったので記載しておりません。以降も同様です。あらかじめご了承ください。
確かに、AI キャラクターに褒められると定型文だと分かっていても嬉しいし、励ましてくれると学習意欲が高まります。(私も結構単純)
② スマホ苦手でも大丈夫な使いやすさ
スピークバディはとても使いやすく作られています。画面が切り替わるたびに「ここをタップ」といった目印が表示されるので「英語の前にスマホの操作が…」と不安な方でも大丈夫だと思います。
正直、操作を覚えてくると「ちょっと出すぎ」と思ってしまいますが、それでも迷うことはないので有り難いです。
直感的な操作で、複雑な設定や操作に悩まされることなく学習を進められるので、学習意欲を削がれることもありません。この点も初心者には安心だと思います。操作もスピークバディにおまかせです。
まずはアプリを開くだけ。すぐに英会話の練習が始められます。
③ 発音や文法(発話内容)を評価してくれる
独学で困るのが「自分が正しくできているかどうか」です。間違いに気づかないまま何年も話していた、なんてことも。(私の実体験)
スピークバディでは発音や文法を AI が評価してくれるので自分のミスや悪い癖に気が付きやすいです。上級者であれば話したそばから自分の間違いに気づけると思いますが、初心者のうちは自分で気づくのは難しいと思います。
- どこがどう間違ったか分からない
- どう改善すればいい分からない
となりがちだと思います。
スピークバディでは AI が間違いを指摘し、改善のための具体的なアドバイスを提供してくれるので、効率よく改善できます。発音や文法の改善点が分かりやすく、自信を持って学習を進められます。評価や改善点もスピークバディにおまかせで安心です。
スピークバディの発音矯正機能と文法評価については他の章で詳しく解説します。
2. 効果やメリットはある?
スピークバディを使って効果があるのか気になる方も多いと思います。この点は練習量や相性にもよるので断言は難しいですが、スピークバディの特徴とユーザーの声から効果やメリットを考察しました。
① 自信がつく(英語を話す自分に慣れる)
② 繰り返し練習で定着力アップ
③ 学習内容がリアルな場面で生きる
④ 発音矯正できる
⑤ オンライン英会話よりコスパが良い
① 自信がつく(英語を話す自分に慣れる)
「英語力ではないじゃないか」との声も聞こえてきそうですが、自信がつくのもスピークバディの効果だと考えています。
外国人を前にすると、意外と緊張したり間違いを恐れたりで話せない(英語が出てこない)こともあります。スピークバディでは親しみのある AI キャラクターが相手なので緊張せずに練習できるし、恥ずかしくもないので間違いを恐れずにどんどん話すことができます。(相手の感情を気にしなくていい)
実際、「 AI との会話で少しずつ自信がついた」というユーザーの声があります。AI 相手なので、間違いを恐れずに何度も練習できたのが理由ではないかと思います。
こんな人いそうってキャラばかり。
相手の英文と双方の日本語訳は非表示にもできる。
AI を相手に気軽に英会話を練習することで、初心者でも自然と英語を話す自信がつくでしょう。
とはいえ、これは自信というほど大げさなのものではなく「慣れ」かもしれません。ふだん英語を話さないのに外国人の前でいきなりでは、それは口から英語は出ないでしょう。(私も経験あり)
スピークバディで英語を喋り慣れておくと、外国人を前にしても緊張せず、自信を持って話せるようになるでしょう。
ユーザーの声:
- 外国人を前にすると緊張してしまう私にとって、AI 相手に練習できるのは本当に助かります。いつでもどこでも気軽に話せるので、どんどん自信がついてきました。
- 英語を話すことに対する不安がなくなり、AI 相手に楽しく練習できるので、自信がついてきました。
スピークバディを使っていると毎日が成功体験になるので、自信がついていったのだと想像します。
「英会話は自信が9割」と言えるかもしれませんね。
「 AI キャラとリアルな外国人は違う」と、AI キャラクター相手に英語を話して自信がつくのか不安な方も多いかもしれません。
緊張して話せない主な原因は、英語が正しく話せるかどうか分からないことにあると思います。「外国人を前にするだけで緊張する」という場合も、実際には「英語を話そうとして緊張している」のだと思います。スピークバディで英語を話し慣れておけば、少なくとも自分が話せることと話せないことが分かるので、不安や緊張はなくなるはずです。
キャラクターが相手ではありますが、リアルな対面の効果はあると私は考えています。理由は、我々の脳はアニメキャラであっても友達のように認識している可能性があるからです。進化心理学では、人はテレビの中の芸能人を何度も見ているうちに友達のように認識すると考えられています。我々の脳は石器時代のままで、テレビができたのは人類の進化の歴史ではごく最近なので、リアルな友達とテレビの中の人の区別ができないとのこと。アニメキャラに恋する人もいるので、私の説も間違いではないと思いますが、いかがでしょうか。
Reference Book
進化心理学から考えるホモサピエンス 一万年変化しない価値観
なお、スピークバディの AI キャラクターの音声はまだまだ不自然ですが、この点も進化心理学の考え方をすると、我々の脳は「訛り」くらいに思っていることになります。実際、私は聞き慣れると違和感はなくなりました。相手はキャラクターですし、こういうものかと(不気味の谷現象?)。むしろ AI と会話してる感が好きです。音声は今後よりリアルになっていくはずなので期待しましょう。でも、あまりにリアルになると不気味に感じるかも?
② 繰り返し練習で定着力アップ
前章の「① 迷わず学習を進められる」でも述べましたが、スピークバディは適切なタイミングで復習を挟んできます。
同じフレーズやシナリオを何度も練習するので、学習内容がしっかりと定着します。繰り返し練習することで、語彙を覚え、口が慣れ、スピーキング力が自然と向上していくでしょう。
ユーザーの声:
- 繰り返し練習することで、言葉が自然に出るようになり、実際の会話でもスムーズに話せるようになりました。
- 何度も練習することで、言葉が自然に口から出るようになりました。同じシナリオを繰り返すのが苦にならないのもポイントですね。
「同じシナリオを繰り返すのが苦にならない」のは前章で紹介したゲーム性によるものかと思います。
なお、復習はレッスン後に利用できるようになるので、いつでも好きなときにすることができます。
効果的な復習のタイミングは、科学的な検証結果によると「忘れかけたとき」だそうで、私も納得しています。
とはいえ、忘れかけたときがいつなのかは自覚しにくいものです。
もし自分のタイミングで復習したい場合は、学習したレッスンが一覧になっているので、それを眺めて「あやふやかも?」となったら効果的な復習のタイミングかなと思います。参考にしてみてください。
復習も基本的には「スピークバディにおまかせ」でいいと思います。
③ 学習内容がリアルな場面で生きる
スピークバディは日常会話を中心とした豊富なシナリオを提供しています。例えば、カフェでの注文、旅行でのホテル予約、ビジネスシーンでの会話、友達との会話など。(トピック別 AI 英会話なら何度でも練習できる)
実際の会話に役立つ表現をシチュエーションを通じて学べるので、学習内容がリアルな場面で生きてきます。前もって疑似体験しておくことで、本番は緊急せず、英語が出てきやすくなるでしょう。(スピークバディでやったやつだってなる)
また、月ごとに更新される旬なトピックもあり、飽きることなく学習できます。6月は梅雨の話題がありました。学習したら「明日友達に使ってみよう」ってなりますね。
ユーザーの声:日常で使えるフレーズが多く、実際に話す場面をイメージしながら学習できるのが良いです。
ただし、会話の内容(喋る内容)はあらかじめ決められています。決められた内容に沿って会話が進むため、その点がリアルかというと微妙なところです。
この点についてはデメリットの章で詳しく説明します。
一方、フリートーク機能の「バディチャット」ではシチュエーションを通じて、こちらの話す内容は決められておらず、自分の言葉で話せます。(トピック別 AI 英会話も割と自由)
とはいえ、バディチャットにも微妙な点があるので「4. フリートーク機能「バディチャット」ってどうなの?」で詳しく紹介します。
スピークバディではトピック別 AI 英会話でもバディチャットのように自由な会話ができます。カフェでの注文、旅行でのホテル予約、ビジネスシーンでの会話、友達との会話など、多様なトピックがあるので自分に合ったシチュエーションもあると思います。
月ごとに更新される旬なトピックもあるので、飽きることなく学習できます。6月は梅雨の話題がありました。学習したら「明日友達に使ってみよう」ってなりますね。
AI の発話内容は毎回少し異なるため、同じシチュエーションでも違った角度で考えさせられるので良い練習になります。
バディチャットと違い、トピック別 AI 英会話は、いつでも何度でも利用できます。今日のレッスンが終了したあとで、もっと練習したいときに使うのも良いでしょう。
④ 発音矯正できる
スピークバディでは、発音矯正機能も充実しており、AI が発音をチェックし、フィードバックをくれます。これにより、自己流だった発音を修正して、より自然で正確な発音が身につきます。初心者だけでなく、発音に自信がない学習者にとって大きな助けになります。
ユーザーの声:これまで自分の発音に自信がなかったのですが、スピークバディの発音チェック機能で自分の発音がどれだけ改善されたか実感しています。
先ほど「自信のなさが英語を喋れない原因」のように述べましたが、発音が下手なままだと自信が持てないというか、恥ずかしくて喋れない、となってしまうと思います。
実は、スピークバディでも初心者も発音矯正できますが、「発音の基礎を身につけた人のレベルアップ向けに使うと効率がいい」という印象を持っています。
また、発音の基礎は書籍などで学習した方が早く身につくと私は考えています。とはいえ、「本でやるのは面倒」と思う方はスピークバディにおまかせで良いと思います。
スピークバディの発音改善効果については「3. 発音改善効果はある?」にて詳しく解説します。発音を学習することの重要性も述べているので、必ずお読みください。
⑤ オンライン英会話よりコスパが良い
オンライン英会話スクールに比べてコスパが良いのもスピークバディのメリットと言えます。
-
- 料金が比較的安い
- 時間や場所を選ばずにひとりで練習できる
- 身だしなみを気にしなくていい
コスト面は気にしない方もいるかもしれませんが、オンライン英会話では予約が必要だったりしていつでもどこでも、というわけにはいかないと思います。
一方、AI 相手のスピークバディならスキマ時間でも学習できます。空いた時間についついスマホでゲームをしたり動画を見てしまったりする時間を学習化できます。
例えば「通勤途中にコーヒーを買ったら飲み終わるまでスピークバディ」と決めておくと習慣化もしやすいのでおすすめです。(そのタイミングに通知を設定するのもあり)
また、身だしなみを気にしなくていいので、入浴しながらでも英会話の練習ができます。おそらく、これをオンライン英会話でやると即出禁ですよね。
このようなパフォーマンス面もスピークバディのメリットと言えるでしょう。
ユーザーの声 (私):月額料金が他の AI 英会話アプリより高いぞ
ここで挙げたメリットはオンライン英会話と比べてなので、他の AI 英会話アプリと比べるとスピークバディは高いのでメリットとは言えなくなります。
スピークバディのコスパを比べるなら他の AI 英会話アプリと比べなくてはなりませんが、料金だけで比べるとスピークバディは安くはありません。
これについては「デメリット(2. 月額料金が高く感じる)」で詳しく紹介しています。より安くて優れた機能もある AI 英会話アプリも紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
3. 発音改善効果はある?
私が AI 英会話アプリで重視しているのは発音矯正機能です。独学では自分の発音がいいのか悪いのか、判定するは難しいですからね。
スピークバディの発音矯正機能は、発音に自信がない初心者にもとても役立ちます。AI が正しい発音を指摘し、改善のための具体的なアドバイスを提供してくれるので、初心者でも独学で改善できます。
AI の指摘で自分の間違いや癖に気づけるのはとても有り難いですね。
スピークバディでは以下3つのモードで発音練習できます。
● 発音モード
→ 日本人が苦手な英語の音や似た音を練習
● パーソナル発音トレーニング
→ AI が選んだ苦手な単語を練習
● コピーキャット
→ イントネーションやリズムの練習
1つずつ紹介します。
発音モード
発音モードでは、日本人が苦手な発音や似ている発音の単語を2つ並べて、1つずつ練習します。お手本と自分の発音を聞き比べて発音し、合格か不合格か判定されます。
とはいえ、単語のどこがどう悪いかの評価はないので、自分でお手本と聞き比べて判断しなければなりませんし、ゲーム性はないので私には退屈です。
他の2つのモードと違い、いつでも何度でも練習できます。
パーソナル発音トレーニング
パーソナル発音トレーニングでは、AI が過去のレッスンから苦手な単語をピックアップしてくれるので、その中から1〜5個選んで練習します。
細かいところがダメダメです。
自分の発音の良し悪しが色分けされているので分かりやすいです。
ただし、以下の点が残念に思います。
- 3日間他のレッスンをしないと利用できない
- トレーニングを終了すると利用できなくなる
「3日間他のレッスンをしないと利用できない」のは苦手な単語を集めるのに必要なのかもしれませんが、たくさん練習したい場合には物足りません。
しかも、一度トレーニングを終了すると利用できなくなるのも不便です。
とはいえ、3日間のロックを外すために毎日レッスンをやる気になるので、これはこれで良い仕様とも言えます。
コピーキャット
スピークバディでは発話のイントネーションも評価してくれます。AI 英会話アプリの中にはイントネーションの評価機能がないものもあるので、とても有り難いです。スピークバディの大きなメリットと言えます。
コピーキャットがその機能で、お手本を真似して英語のイントネーションやリズムを練習します。評価されるのはイントネーションとポーズです。
ここからは私が実際に練習した結果を紹介します。
I’ll をもっと高く発音するとよかった。
画面上部の Retry ボタンで納得するまで何度でもやり直せる。
イントネーションは100%の評価でした。(ダメダメだった気がしていたのに)
グラフで表示されるので分かりやすいですね。自分の発音かお手本を再生すると、グラフが音声に合わせてスライドするのも分かりやすいです。
画面下部のボタンをタップするとポーズの評価が表示されます。
ダメダメだと思ったのはポーズだった。
0%の落差にびっくりですよ。確かに、かなり詰まりながら喋っていました。
詰まりながらでもイントネーション自体は良かったという評価ですね。
おかげで、スピークバディはイントネーションとポーズを分けてきっちりと評価していることが分かりました。
イントネーションをもう1つ。
私には出だしを低く発音する癖があるようです。
プロティが改善点を教えてくれる。
スクショが分かりづらくて申し訳ありませんが、プロティ(スピークバディのキャラクター)に「文末」の調子を指摘されました(スクショは文頭の部分)。英文を読むことに集中してしまったからか、疑問文であることを意識しないで発話してしまいました。
ここで気づいたのですが、私には文頭(出だし)を低く発音してしまう癖があるようです。こういうことに気付けるのがスピークバディの、コピーキャットの良さですね。この癖を AI が指摘してくれるようになると最高ですが、今のところそのような機能はないようです。(今後に期待)
なお、英語では文頭をはっきり言わないと自信がないと思われてしまうかもしれません。英語では文法の構造上、主語が誰なのかや、否定文なのかどうかをはっきりさせるところがありますからね。
なぜ私のイントネーションがいいのか
なぜ私の発話のポーズがあんなに悪いくせに(0%)イントネーションが良かった(100%)のか気になった方もいるかもしれません。(イントネーションの評価は甘い気もしましたが)
以前発音トレーニングをしていたのですが、同時に自然とイントネーションも身についたのが高得点だった理由だと思います。私が発音練習をしたのは10年以上前ですが、今でも自転車の乗り方のように体で覚えています。
私が練習していた方法はこちらの記事で紹介しているので参考にしてほしいと思います。
早い人では1週間ほどで英語らしいイントネーションが自然と口から出てくるようになると思います。こういう技術的なものは短期集中でやった方が早く身につきます。自転車や逆上がりも、毎日練習するのと、週1で練習するのとでは、毎日の方が少ない日数で習得できるのと同じです(しかも短期間)。なお、週1では下手をすると身につかないです。
英語の発音はイントネーションを改善するだけでもグッと英語らしくなります。単語の1つ1つの発音も大事ですが、まずはイントネーションを身につける方が効率的かなと思います。スムーズに喋れるようになるし、リスニングでもリズムに合わせて聞き取りやすくなるのが理由です。
とはいえ、「本でやるのは面倒だ」という場合はスピークバディにおまかせでも良いと思います。
発音は初心者ほど軽視していると私は感じています。実際、私の Lesson+ の生徒さんにもその重要性を伝えましたが、なかなか理解してもらえませんでした。(私の力不足です)
発音をやると自分の発音が良くなって相手にストレスなく伝わるだけでなく、相手の英語も聞き取れるようになります。リスニングの学習効率が上がるので英語学習が一気に加速しますよ。
発音をしないで英語学習をするのは、ボールを蹴る練習をしないでサッカーチームのレギュラーになろうとするようなものなので、ぜひ発音改善に取り組んでほしいと思います。
スピークバディでは発音矯正機能も充実しており、AI が発音をチェックし、フィードバックをくれます。これにより、自己流だった発音を修正して、より自然で正確な発音が身につきます。初心者だけでなく、発音に自信がない学習者にとって大きな助けになります。
4. フリートーク機能「バディチャット」ってどうなの?
スピークバディにはフリートーク機能の「バディチャット」があります。これは AI と自分の言葉で会話できるコンテンツです。
なお、バディチャットが含まれないカリキュラムでは利用できません。
ここからは私がバディチャットを利用した感想を述べていくので参考にしてみてください。
① キーフレーズを使わなければならないので考えさせられる
② レッスン後にフィードバックをくれる
③ フリーと言われると微妙な点も
① キーフレーズを使わなければならないので考えさせられる
バディチャットでは、その日のレッスンで学習したフレーズを使うことがミッションとして与えられます。
ミッションをクリアするとバディチャットが終了する仕組みなので、何を喋ってもいいというわけではありません。そのため「なんだったかな」と考えさせられます。
ミッションで使うキーフレーズは、例えば be excited about ~(〜にワクワクしている)のようなものです。I’m excited about a trip to San Francisco.(サンフランシスコ旅行について楽しみにしている)などと言えればミッションクリア。
バディチャットの前にするレッスンでは、excited about 以外の部分も決められていますが、バディチャットでは自分の言葉で言わなければなりません。なかなか考えさせられるので、良いアウトプット練習となり、フレーズが定着しやすい効果があると思います。
バディチャットではヒントを2回まで利用できます。ヒントを利用すると例文が表示されるので、初心者も安心です。
なお、ヒントを使い切ったあとは、がんばりましょう。自力で考えさせる工夫がされているのもスピークバディの特徴ですね。
② レッスン後にフィードバックをくれる
スピークバディでは、例えばこんな感じでフィードバックをくれます。
「表現」がいまいちだったようです。
「もっとこうすればいいよ」という感じでアドバイスと回答例をくれるので有り難いです。こうなると英語力だけでなくコミュ力も必要になってきます。(同時に鍛えられて一石二鳥?)
他にも Thanks. のみで返したら「長さ」を指摘されたこともありました。
表現や文法を間違えたときはこんな感じです。
この場合 plan のあとは about ではなく to を使う。
間違えて about と言ってしまったときの。
詳しく解説してほしい気もしますが、英会話学習としてはこのくらいでも十分でしょうか。
なお、plan to は「〜するつもりである, 〜する予定である (すでにはっきりした計画があることを暗示) 」 というときに使います。この辺は辞書や ChatGPT で調べると分かると思います。
③ フリーと言われると微妙な点も
スピークが完全なフリートークを実現しているので、スピークバディのバディチャットはフリートークと言われると、いまいちです。
- 内容がその日のレッスンに沿ったもの
- その日のレッスンを完了しないと利用できない
- リトライは3回まで
(3回もできれば十分かも)
特に「内容がフリーではないなあ」と思ってしまいます。
とはいえ、その日のレッスンに沿った内容で学習して、学習効果をアップさせる仕組みのようなので、学習効果を優先するなら、これが正解だと思います。
ともあれ、こんな仕様なので、バディチャットをするために「まずはレッスンを終わらせよう」となるので、これもゲーム感覚になりますね。
完全なフリートークをご希望の場合はスピークがおすすめです。
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トピック別 AI 英会話ならいつでも何度でも話せる
スピークバディではトピック別 AI 英会話でもバディチャットのように自由な会話ができます。カフェでの注文、旅行でのホテル予約、ビジネスシーンでの会話、友達との会話など、多様なトピックがあるので自分に合ったシチュエーションもあると思います。
月ごとに更新される旬なトピックもあるので、飽きることなく学習できます。6月は梅雨の話題がありました。学習したら「明日友達に使ってみよう」ってなりますね。
AI の発話内容は毎回少し異なるため、同じシチュエーションでも違った角度で考えさせられるので良い練習になります。
バディチャットと違い、トピック別 AI 英会話は、いつでも何度でも利用できます。今日のレッスンが終了したあとで、もっと練習したいときに使うのも良いでしょう。
スピークバディのフリートーク機能には不自由な部分がありますが、完全なフリートークをお望みであれば AI 英会話アプリのスピークがおすすめです。
例えば、カフェでオーダーするトピックでは、スピークバディでは基本的な注文のやり取りしかできません。一方、スピークでは好き放題にできます。ビッグサイズのコーヒーに、ホイップやチョコレートソースをトッピングするなどして、他にも大量に注文して最後にお持ち帰り、なんてことができます。
しかも、自由に配役とシチュエーションを指定して AI と会話できる機能もあります。(こちらがスピークのフリートーク機能)
次章でも紹介しますが、詳しくは下記リンク先の記事で紹介しています。
5. デメリットは?向いてないのはこんな人
スピークバディは多くのメリットを提供していますが、ネットを見ると一部のユーザーからいくつかの点で改善を望む声が上がっていたので、それらをデメリットとしてまとめました。
また、私が「こんな人には向いてないな」と思った点もあるので紹介します。
デメリット
● 完全に自由な対話は難しい
→ 自由な会話が難しい初心者にはデメリットではないかも
● 月額料金が高く感じる
→ 下位プランがないから(値段だけのことはある)
→ 自分専属のパーソナルトレーナーを雇うと考えると安いかも
● 音声認識の精度が曖昧なことがある
→ 今の AI 英会話アプリとしては合格点(私の主観)
● レッスン回数に制限がある
→ 他のカリキュラムなどでたくさんレッスンできる
● キャラクターの音声が合成音声
→ 私は AI と会話してる感が好き
向いていない人
● 今すぐ英語を話さなければならない人
● 耳だけでながら学習をしたい人
デメリット
スピークバディのデメリットをまとめると、主に以下の5つになります。
- 完全に自由な対話は難しい
- 月額料金が高く感じる
- 音声認識の精度が曖昧なことがある
- レッスン回数に制限がある
- キャラクターの音声が合成音声
1. 完全に自由な対話は難しい
スピークバディは、用意されたシナリオに沿った会話が中心であり、完全に自由な対話は難しいです。自分の言葉で自由に会話を練習したい人には、やや制限を感じるかもしれません。
ユーザーの声:
- AI との会話はシナリオに沿ったものが多く、もっと自由に話せると良いのですが。
- シナリオに制約されないフリートーク機能があれば、もっと使い勝手が良くなると思います。
この点は前章で紹介したバディチャットの通りです。
とはいえ、初心者にとって自由に話すことは難しいものです。シナリオに沿った会話が中心の方がスムーズに学習できるでしょう。
完全にフリーなトークをお望みであれば、自由にシチュエーションを指定して AI と会話できる英会話アプリのスピークがおすすめです。
詳しくは下記リンク先の記事で紹介しています。
スピークなら使う英語で話せる!AI 英会話アプリのフリートーク機能に驚愕
2. 月額料金が高く感じる
スピークバディの料金プランは3つで、長期プランほど料金が割安になります。プランによる機能の違いはありません。
- 1ヶ月プラン:3,300円
- 6ヶ月プラン:17,800円(2,967円)
- 12ヶ月プラン:23,800円(1,983円)
※括弧内は1ヶ月当たりの価格。小数点以下四捨五入。
ユーザーの声:
- 他の英語学習サービスに比べて月額料金が高く感じます。もう少し安価だとありがたいです。
- 料金が高く感じるので、長期間の契約には踏み切れないところがネックです。
なるべく安く使いたいのが人情ですよね。
スピークバディの料金は、オンライン英会話スクールと比べると安いものの、他の AI 英会話アプリに比べると安くはありません。
スピーク:12,800円(上位プラン:29,800円)
スピークバディ:23,800円
ELSA Speak:27,800円(値上げ前:13,980円)
※ いずれも12ヶ月プラン
※ 2024年6月中旬時点(著者調べ)
※ ELSA Speak は2024年5月にほぼ2倍に値上げした
※ スピークは下位プランで十分なので格安と言える
「自分専属のパーソナルトレーナーを雇う」と考えると安い気もしますが、「月額料金が高く感じる」という声が上がるのも無理はないでしょう。
私も気に入っているスピークは下位プランで十分ですし(上位プランは上級者向け)、ELSA Speak の値上げ前の値段を知っていると、スピークバディの高い印象は変わりません。
スピークには強力なサポート機能があるので、初心者にもおすすめです。
スピークのユニークな機能には以下のものがあります。
● 英語教師版 ChatGPT が英語に関する質問になんでも答えてくれる
● 指定したシチュエーションで会話練習できる
● 指定した内容で覚えやすいフレーズ練習レッスンを作ってくれる
スピークでは「気になる順」で学習できます。スピークバディのように「 AI に何でもおまかせ」という仕組みとは対照的で、気になったことから学習できるので、即戦力アップになります。
会話中の文法ミスの指摘と改善のためのアドバイスは的確ですし、効果的な復習レッスンも自動で(勝手に)作ってくれるので、そういう点は AI におまかせできます。
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3. 音声認識の精度が曖昧なことがある
スピークバディの音声認識は優れていると私は感じています。省略した発音をしても意図した通りに認識してくれます。
ただ、発音評価では、思ったよりも高評価だったり、意識して正しく発音したつもりでも低評価だったりします。(自分の発音を聞くと納得もするけど…)
発音判定に曖昧さを感じ、特に発音を重視するユーザーは物足りないと感じることがあるようです。
ユーザーの声:
- 発音のフィードバックがやや曖昧で、正しく発音しているつもりでもうまく認識されないことがあります。
- 音声認識の精度が上がると、もっと正確に発音を矯正できると思います。
とはいえ、この点は他の AI 英会話アプリも同様です。
単語の精度は十分ですが、センテンスとなると曖昧な印象です。
認識の精度が高まれば、より効果的に発音矯正ができるでしょう。この点は今後に期待ですね。
音声認識があまりにもうまくいかない場合、その原因は低価格帯のスマホの内蔵マイク(スマホ本体のマイク)や、ワイヤレスのイヤホンやヘッドホンのマイクを使っているからかもしれません。
低価格帯スマホの場合は性能が、ワイヤレスのイヤホンやヘッドホンの場合は構造上の問題が原因として考えられます。
このような場合は、有線のマイク付きイヤホンを使うと音声認識が改善されるかもしれないので、お持ちであればお試しください。
4. レッスン回数に制限がある
スピークバディには、1日のレッスン回数に制限があり、一気に学習を進めたいときや、短期間で集中して学びたいときに不満を感じるユーザーがいました。
ユーザーの声:
- 1日のレッスン回数に制限があり、もっとたくさん練習したいときに不便です。
- 一気に進めたいときに、レッスン回数制限があるとストレスに感じます。
確かに、私ももっとやりたいなと思うことはあるし、昨日やれなかった分をやりたくてもできないのでモヤモヤします。
しかし、これは総合コースの場合です。また、総合コースであっても復習はできますし、複数のカリキュラムを作成している場合は、カリキュラムを切り替えるとそちらの方で学習できます。
さらに、以下のコンテンツなどは回数に制限なく利用できます。
- タイムリーな話題
- トピック別 AI 会話
- シャドーイング
1日のレッスンが終わってももっとたくさん練習したいときは、
- これまでの復習をする
- 他のカリキュラムで学習する
- 上記のコンテンツなどで学習する
といった方法がありますよ。
なお、カリキュラムを作れる数の上限は分かりませんでした。3つ作ってみましたが、まだ作れそうでした。
スピークバディではトピック別 AI 英会話でもバディチャットのように自由な会話ができます。カフェでの注文、旅行でのホテル予約、ビジネスシーンでの会話、友達との会話など、多様なトピックがあるので自分に合ったシチュエーションもあると思います。
月ごとに更新される旬なトピックもあるので、飽きることなく学習できます。6月は梅雨の話題がありました。学習したら「明日友達に使ってみよう」ってなりますね。
AI の発話内容は毎回少し異なるため、同じシチュエーションでも違った角度で考えさせられるので良い練習になります。
バディチャットと違い、トピック別 AI 英会話は、いつでも何度でも利用できます。今日のレッスンが終了したあとで、もっと練習したいときに使うのも良いでしょう。
5. キャラクターの音声が合成音声
キャラクターの音声は合成音声でありながら流暢で抑揚もありますが、同じテンションで淡々としている、リアルな会話感に欠ける、と感じるユーザーもいました。
楽しく英語を学びたい人には少し物足りないかもしれません。
ユーザーの声:
- キャラクターの声がコンピュータ音声なので、リアルな会話感が薄く感じます。
- 音声にもっとバリエーションがあれば、学習が楽しくなると思います。
とはいえ、これは他の AI 英会話も似たり寄ったりです。今後に期待するしかないですね。
リアルな人間はゆっくり喋ってと伝えた瞬間から早口でしゃべり出しますし(実体験)、言い淀みや言い間違いもあるので、これらが再現されるとおもしろいですね。(私の実体験は再現やめて)
ただし、リアルになればなるほど、初心者にはリスニングが難しくなるので、今の仕様でも問題はないと思います。
合成音声とはいえ、私は感情があるようにも感じられますし、AI キャラクターが喋るのでアニメのようで気にならないです。むしろ AI と会話をしている感じが好きですね。
この点については「3. 発音改善効果はある?」にて詳しく述べたので参考にしてみてください。
スピークバディが向いていない人
私が思ったスピークバディが向いていない人は以下のような人です。
● 今すぐ英語を話さなければならない人
● 耳だけでながら学習したい人
今すぐ英語を話さなければならない人
スピークバディが向いていない人は「今すぐ英語を話す必要がある人」です。初心者もこれに該当する方にはおすすめしません。
例えば、仕事で重大なミスをして、明日キレやすい上司に謝罪しなければならない状況なのに、カフェでオーダーする英語を練習をしている場合ではありません。(そういう器があるのもいいかもしれませんが)
スピークバディは良くも悪くもカリキュラムの内容に沿って学習を進めていくので、自分が話したい内容とミスマッチしていると、ほとんど役に立ちません。海外赴任や留学をしばらく先に控えていて、英語を使うのが少し先の場合はスピークバディでも良いかもしれません。
一方、今現在、仕事や留学などで英語を使っている場合はスピークの方が良いでしょう。スピークなら「気になる順」で学べるので即戦力アップになります。
スピークのフリートークはどんな感じ?
先ほど例に挙げた、キレやすい上司への謝罪は、私が実際にスピークのフリートーク機能で体験しました。
そのときの配役とシチュエーションは以下。
私:重大なミスをした新入社員
AI:怒りっぽい上司
シチュエーション:怒りっぽい上司が重大なミスをした新入社員を叱る
ねちねちとしつこく叱られたので練習とはいえメンタルにきそうなくらいでしたが、こういうこと言われそう、というセリフがいくつもありました。これを経験しておくと本番のストレスが和らぎそうでした。なお、本番で「あ、今のスピークのやつだ」と気づいてニヤけてしまうとアウトです。
あと、念のために言っておきますが、思いつきでやってみただけで、フィクションですよ。笑笑
他にも、
私:ルフィ
AI:そげキング
シチュエーション:エニエスロビー
では、いきなりあの名シーンを再現できました。
そのときのやり取りなど、詳しくは下記リンク先の記事で紹介しています。
スピークなら使う英語で話せる!AI 英会話アプリのフリートーク機能に驚愕
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耳だけでながら学習したい人
不向きというほどではないと思いますが、スピークバディでは耳だけでの学習ができないので、これをしたい人は不便だと感じるかもしれません。
常にスマホの画面を見ながら学習するスタイルで、リスニング教材のような音声のみで学習する機能はありません。
「耳学習」ができるとアプリの操作をしなくてよくなり、通勤や通学の間でも歩きながら学習できます。他にも、家事や運動をしながらでも学習できます。(私はウォーキング中が好き)
カリキュラムのユニット毎に、例文音声を繰り返し再生できる機能があると良いなと思います。
とはいえ、この機能がある AI 英会話アプリが他にあるかどうかは、私には分からないのでデメリットと言えるかは分かりません。
「こんな機能もあったらいいな」という希望です。
もしスピークバディが耳だけで学習できるリスニング機能を追加するなら、スーパーエルマー という英語教材のようにしてほしいと思います。
スーパーエルマーは「英語の語順のまま」で意味を理解できるようになることを目指す英語教材です。私も利用していますが、素晴らしい仕組みだと感じています。
実は、スーパーエルマーシリーズには日常英会話がないので、あったらいいのにと思っているところです。(ビジネス英会話はある)
スーパーエルマーのような機能は期待しすぎでも、スピークバディにリスニングに特化した機能があればより充実したアプリになるので、追加を期待しています。
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スーパーエルマーで本物の英語力を習得!その効果と学習法
6. 他の AI 英会話アプリと比較してどうなの?
スピークバディが他の AI 英会話アプリと比べてどうなのか気になる方も多いと思います。
とはいえ、細かく比べ出すとキリがないし「実際に試さないと分からない」のが結論だと思います。結局のところ、自分に合うかどうかは、使ってみたときの印象が全てです。
失敗したくない場合は、スピークバディ以外にも AI 英会話アプリには無料トライアルがあるので、まずは試してみると良いでしょう。
ここからは私なりの AI 英会話アプリを試すときのポイントを紹介するので参考にしてみてください。
- ほしい機能があるかどうか
- 音声認識の相性と反応速度
- 発音分析の機能と性能
- 会話で AI が返す内容
- AI の解説の分かりやすさ
- AI の感情表現
- かわいさ(直感)
「ほしい機能」は、例えば、これまでにも紹介したスピークのフリートーク機能は、今すぐ英語を話す必要がある人におすすめの機能です。とはいえ、初心者には「自由すぎてしんどい」となるかもしれません(ならない、かもしれません)。このように合うか合わないかは人それぞれです。
また、スピークでは AI と自由度の高い会話ができますが、発音のイントネーションを評価する機能はありません。イントネーションの評価機能は、スピークバディにはあります。
一長一短なところもあるので「どちらも使う」が正解の場合もあるでしょうし、今の自分に必要な機能がある方を選ぶのが正解の場合もあると思います。(初心者で AI まかせにしたい場合はスピークバディが正解かと)
スピークバディの機能については、この記事で主なものは紹介しているので、実際に試すときの参考にしてほしいと思います。
スピークについてはこちらを。
AI 英会話アプリ「スピーク」の感想。驚きの実体験レビュー!
なお、「あまり気に入ってないけど安いから」という理由で選ぶのはやめておきましょう。使っていると嫌なところばかりが目について使うのが嫌になると思います。
一方「よく分からないけど、かわいいから」という理由で選ぶのは問題ないでしょう。気に入っていると使っているうちに愛着が湧きますからね。
7. 料金が高い?お得に始める方法をご紹介!
スピークバディをお得に始めるならソースネクストが販売している SpeakBuddy 1年版 一択です。調べてみましたが、他にはなさそうでした。(あるのは既存ユーザー向け)
SpeakBuddy 1年版は、スピーク公式の12ヶ月プランと同額(23,800円)ですが、「初めて&ごぶさたクーポン」が 出ていれば 300円安く買えます。
このクーポン、いつも出ているわけではなく、毎回期間限定で、出ていたり出ていなかったりします。出ていればソースネクストサイトの画面に表示されます。
そんなわけでアテにはできませんが、300円でも安く買えるので紹介しました。期待させてしまった方には申し訳ないですが、他にはなさそうなのが現状です。
SpeakBuddy 1年版 のメリット?
SpeakBuddy 1年版のメリットは以下の4つくらいです。
- ソースネクストポイントが付く
- 「初めて&ごぶさたクーポン」が出ていれば300円安く買える
- 自動更新しない
- タイミングがよければ値上げの影響を受けない
- プレゼントしやすい
「スピークバディの値上げ」はあくまで仮の話です。今後スピークバディが値上げするかは分かりませんが、スピークバディが値上げすると、SpeakBuddy 1年版も値上げすると考えられます。
値上げの直前にタイミングよく買っていれば、値上げ後も、値上げ前の値段で使えるはずです。
ただし、SpeakBuddy 1年版は、購入後100日以内に利用開始しなければなりません。
今後もスピークバディを使っていく方は、この期限内に、早めに買っておくといいかもしれませんね。
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買う意味あるかも?! ソースネクスト SpeakBuddy 1年版 を解説
スピークなら圧倒的に安く使える!
スピークなら スピークバディ12ヶ月ブランくらいの値段で3年使える ので、コストを抑えたい方におすすめです。
もちろん、安いからといって、スピークがスピークバディに劣るわけではありません。より優れたスピークにしかない機能もあります。
● 英語教師版 ChatGPT が英語に関する質問になんでも答えてくれる
● 指定したシチュエーションで会話練習できる
● 指定した内容で覚えやすいフレーズ練習レッスンを作ってくれる
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8. スピークバディにおまかせで学習しよう
スピークバディは英語初心者でも安心して英会話を学べるよう設計された AI 英会話アプリです。自分で学習の計画を立てる必要はなく、ただ AI にまかせて、ゲームをクリアする感覚で学習を進めていくだけで自然とスピーキング力が向上するはずです(発音も改善)。
一方、シナリオに沿った会話が多く、自由な会話はあまりできません。ただし、この点は初心者には英語で自由に話すことは難しいと思うので、デメリットではないとも言えます。より自由な会話は今後のアップデートや新機能に期待しましょう。
スピークバディは、あなた専属のパーソナルトレーナーとなるので、初心者が安心して英会話を学べる非常に効果的なツールとなります。
まずは無料トライアルでその効果を実感してみてはいかがでしょうか。
9. AI 時代にリアル英会話の価値が上がる?
最後に余談ですが、ChatGPT などの生成 AI の発展により、英会話学習の必要性に疑問を持っている方もいるかもしれません。特に、これから英会話を始めようとする初心者にとっては、「学んでも無駄では?」と不安になったり、モチベーションが下がる要因になったりするかもしれないので、私の見解を共有したいと思います。
私はむしろ、AI の進化がリアルな英会話の価値を高めると考えています。近い将来、あと3年ほどで、ビジネス会議から日常会話に至るまで、誰もが高度な翻訳機能を備えたワイヤレスイヤホンのような AI デバイスを使用し、リアルタイムで翻訳された会話をするのが一般的になるかもしれません。さらに、このようなデバイスには会話サポート機能が搭載され、相手の顔をカメラで認識し、名前を教えてくれ、SNS などの情報を元にその人の趣味や性格に合わせて「こんなことを言ったら喜びますよ」「こんなことは言わない方がいい」などと会話内容を提案することさえできるでしょう。
AI が翻訳や会話の提案を行うようになると、英会話を学ぶことが無意味に思えるかもしれません。しかし、思い出してください。車より遅いにもかかわらず、人類最速のウサイン・ボルトの走りに感動し、賞賛を送ったのは私たち人間だということを。車があるからといって彼の功績の価値が下がることはありません。これは、AI が人間の存在意義を奪うわけではないという文脈で、AI 関連書籍などでよく使われる例えですが(将棋や囲碁も引き合いに)、非常に的を得ていると思います。
また、私たち人類は自転車や車の発明によって足が遅くなったことで、より速く走れる人々に対して一層の称賛を送るようになったとも考えられます。あるいは、マッチやライター、着火剤を使わずに火を起こせる人の方がイメージしやすいでしょうか。今では「すごい!」となりますが、昔はそんな人が大勢いたはずなので、すごいことではなはかったかもしれません。現代人がスマホを使うように。
同じことは英会話学習にも当てはまるのではないでしょうか。誰もが AI デバイスを使ってコミュニケーションを取る中で、自分の言葉で英語を話せる人は目立ちます。現在でも英語が流暢な人を見て「すごい」と感じますが、未来の人々はその価値をさらに高く評価するのではないでしょうか。つまり、リアル英会話の価値は上がるのです。
もちろん、このような AI デバイスの利用を否定するものではなく、むしろ積極的に活用するのが得策です。AI 翻訳デバイスが一般化すれば、ビジネスの場面ではより高度な会話が可能になりますし、カジュアルな場面ではより自由に自分を表現できるようになるでしょう。
ここで、そんな AI デバイスを効果的に使うためのアイデアを1つ紹介します。ビジネスの重要な交渉や、好きな人への告白といった決定的な瞬間に、それまで使っていた AI デバイスをおもむろに外し、自分の言葉で英語を話す。これは「効く」と思います。ただし、英語がメチャクチャだと印象が台無しになるかもしれないので、スピークバディで発音や表現を磨いておくことをおすすめします。
この記事は2024年6月上旬に執筆しました。将来的なスピークバディのアップデートに伴い、内容が変更される可能性があります。その際は気づき次第内容を更新いたします。
- スピークバディは初心者もおまかせで安心
● 迷わず学習を進められる
→ ゲーム感覚で楽しく続けられる
● スマホ苦手でも大丈夫な使いやすさ
● 発音や文法(発話内容)を評価してくれる - 効果とメリットはたくさんある
● 自信がつく(英語を話す自分に慣れる)
● 繰り返し練習で定着力アップ
● 学習内容がリアルな場面で生きる
● 発音矯正できる
● オンライン英会話よりコスパが良い - 発音矯正のための機能が充実
● 発音モード
→ 日本人が苦手な英語の音や似た音を練習
● パーソナル発音トレーニング
→ AI が選んだ苦手な単語を練習
● コピーキャット
→ イントネーションやリズムの練習
● AI の指摘で自分の間違いや癖に気づける - デメリットもある
● 完全に自由な対話は難しい
→ 自由な会話が難しい初心者にはデメリットではないかも
● 月額料金が高く感じる
→ 値段だけのことはある
→ 自分専属のパーソナルトレーナーを雇うと考えると安いかも
→ コストを抑えるなら「スピーク」がおすすめ
● 音声認識の精度が曖昧なことがある
→ おそらく単語は正確だがセンテンスは曖昧になりがち
→ 今の AI 英会話アプリとしては合格点(私の主観)
● レッスン回数に制限がある
→ 他のカリキュラムなどでたくさんレッスンできる
● キャラクターの音声が合成音声
→ 私は AI と会話してる感が好き
● 耳だけでのながら学習はできない
● 今すぐ英語を話さなければならない場合は不向き
→ この場合は「スピーク」がおすすめ - フリートーク機能はやや不自由な会話感
● 会話の内容があらかじめ決められてる
→ 完全なフリ-トークなら「スピーク」がおすすめ
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\\「初めて&ごぶさたクーポン」で300円安く買えるかも?!//
ソースネクスト「 SpeakBuddy 1年版 」をチェックする
英語ができない犯人は?
英語に苦手意識がある人は多いと思いますが、その犯人を特定できていますか?
英会話でいうと犯人は…
- 喋る練習をしない自分
- 興味がない方向で、効果がない方法でやらされていた自分
ちょっと厳しい言い方になったかもしれませんが、こんなシンプルなことを教えない人こそ犯人だと私は思います。
犯人は分かった。ではどうするか?
私も遊び感覚で使っている「スピーク」という AI 英会話アプリを使うと解決します。
スピークを使うと…
- とにかく喋る練習をさせられる
- 興味がある方向で、効果がある方法でやれる
- 強力な AI 学習サポーターがいる
AI 相手だからこそ、いつでも喋る練習ができる、分からないことを何でも聞ける、恥ずかしくない、といったメリットもあります。
スピークで解決する詳しい理由は下記の記事で述べているので、英語に苦手意識を持っていた方はぜひ参考にしてほしいと思います。
初心者向けとしていますが、スピークの実力や概要を知るのにちょうどいいかなと思います。
まずは無料で AI 英会話アプリ「スピーク」を使ってみる(公式サイト)
なお、私も洋画や海外ドラマ、日本アニメ英語版を素材としたオンラインレッスンを提供しています。お好きな作品でレッスンできるので、勉強感なく、おしゃべり感覚で楽しく英語学習を続けられると思います。
「中学英語も怪しい…」という方も、英語仲間として基礎からお支えします。安心してお任せください。
洋画などでの英語学習に不安がある方は Lesson+ をご確認ください。
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