「超低速メソッド英語発音トレーニング」という本で私は英語発音の基礎を習得しました(20代後半に)。完全に独学で、その期間は3週間ほどです。
これを長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれだと思いますが、成長効率は私にとって最高でした。発音を習得すると、後の英語学習が高速化するので得られる価値は計り知れません。にもかかわらず、時間的投資が約3週間なのですから。(金銭的投資も激安)
そこで私が実践した「超低速メソッド英語発音トレーニング」のトレーニングメニューを紹介します。実は旧版で学習したので新版(完全版)は未購入です。新版では私と同じやり方が紹介されているかもしれませんが、やり方が間違っていないことを実証する1つの例として参考にしてほしいと思います。
発音を習得すると英語学習が加速する!
発音を習得するメリットも紹介しているので合わせて参考にしてください。発音を習得すると英語学習が加速しますよ。
この記事では発音の基礎を「意識すれば英語の音を聞き分けられるし使い分けられる、日本人ぽさはあるものの自然と英語らしい発音が口から出るくらい」としています。
理由は、このくらいになると発音練習をしなくてもあとは英語学習を続けるうちに、補助輪が取れたばかりの自転車乗りのように自然と上達するからです。もちろん、基礎習得後も発音トレを続ければより短期間で上達します。

1. トレーニングメニュー
私は以下のように「超低速メソッド英語発音トレーニング」を使いました。
- トレーニングメニュー
- アルファベットと数字の発音のみ数日
- 母音のみ1週間
- 二重母音のみ数日
- 子音のみ1週間
- 4 が終わったら 2〜4 をもう1回(2日間くらいで)
- 内容と学習時間
- 本で発音の仕方 (口や舌の形や動き) を確認
- 超低速の音声に合わせて発音を真似する
- 通勤の往復の間にできるだけ(リピート再生にて)
- 合計1日40分ほど
2〜4 は短音ではなく例文でのトレーニングです。
4 の終了後は 2〜4 を日替わりで1週間ほど「発音が定着した」と感じるまで続けるのもよいでしょう。
期間は「母音のみ1週間」と決めてやっていたわけではありません。あくまで目安で、発音を十分に真似できるようになった、英語の音が染み付いてきた、と感じたら次に進んでいました。
なお、超低速メソッドの旧版には DVD は付いていませんでしたが、私は以前に他の DVD 付きの本で学習したことはありました(すぐやめてしまった…)。超低速メソッドでの学習中にその DVD を見ることはなく、発音の仕方は旧版でのみ確認していました。
トレーニングをしてみて以下の気づきがありました。
- 発音の上達は1週間くらいで実感
- 十分通じる
- 発音は初心者ほど改善する
発音の上達は1週間くらいで実感
トレーニングは常に付属 CD の超低速音声に合わせて行いました。CD にはナチュラルスピードも収録されていましたが、そちらは利用しませんでした。
発音の上達を感じたのはトレーニングを始めて1週間後くらい、ふと何気なく英文を口に出して読んだら自然と英語っぽく発音していました。意識して英語っぽく発音しようとはしておらず、そこは完全に無意識だったので自分にびっくりしました。
さらに驚いたのがイントネーションも英語らしくなっていたことです。イントネーションの練習は意識していませんでしたが、超低速の例文を真似しているうちに自然と改善されたからだと考えています。実は、イントネーションが改善されるだけでも日本人ぽさが解消されてぐっと英語らしくなります。
十分通じる
この本で学習(トレーニング)すると十分に伝わる英語の発音を身に付けられると実感しています。
実際に、私の場合はこのトレーニングだけでネイティブスピーカーだけでなく英語を母語としない外国人にも発音が原因で伝わらなかったことはありません。
私の拙い英語を相手が真剣に理解しようとしてくれていたのもあると思いますが、それでも聞き返されることはほとんどありませんでした。
とはいえ、can なのか can’t なのか聞き返されたり、Hulu という動画配信のサービス名が伝わらなかったりしたことはあります。
なお、can なのか can’t なのかは私の甘さもありますが、ネイティブスピーカー同士でもあるようです。Hulu は like Netflix と例を挙げると伝わりました。
発音は初心者ほど改善する
英語の発音は、実は初心者ほどすぐに大きく改善すると思っています。意外に思われるかもしれませんが、初心者ほど改善する余地が大きいのが理由です。超低速メソッドなら初心者でも「超低速の音声を真似するだけ」と簡単なのですぐに発音が改善されて基礎が身に付くはずです。
一度基礎を習得すればあとは自転車に乗るようなものです。失われることはないし、乗れば乗るほど技術が向上して狭い隙間をすり抜けるのも楽にできるようになります。(危ないのでやめましょう。あくまで例えです)
通勤・通学5分なんですが…
発音練習は家でじっくりとはやりづらいと思います。洋画を見ながらのシャドーイングならまだしも、じっとしたまま発音だけ練習するのは私もツラいです。
そこでおすすめなのはウォーキングをしながらです。軽い運動をすると脳がよく働くと言いますし、緑のある公園や川沿いの道ならリラックスできるしメンタルにもいいので学習効果が高まりそうです。
ちなみにダイエットとしては、ウォーキングでも「小股のなる早歩き」なら脂肪燃焼効果があると私は実感しているのでおすすめです。(長時間やると結構キツい)
もちろん運動だけでなく家事や雑用をしながら、というのもおすすめです。
その際はこのような携帯音楽プレイヤーがあるとおすすめです。

ポタンを最少2回、ポチポチっと押すだけで再生できるのがおすすめする理由です。英語学習専用とすると学習が捗りますよ。
Bluetooth 対応なので防水のワイヤレスイヤホンやスピーカーを合わせると入浴中にも発音練習できます。
もちろん発音練習だけでなく単語集などに付属の音声を聞くのもおすすめです。
2. ネイティブレベルの発音を習得するなら
「超低速メソッド」はとてもおすすめなのですが、当然ながら自分が正しく発音できているかどうかはチェックできません。自分の発音を録音してお手本と聴き比べれば確認できますが、初心者が自分で判定するのは難しいかもしれません。
「なんかお手本と違うな」とは思っても、どこがどう違うのか、どこをどう直せばいいのかは分かりにくいと思います。
お手本との違いに気づけばまだいい方で、気づかないままということもありえます。
- 独学なら英会話アプリ「 FluentWorlds 」
- 発音専門のオンラインスクール「ハツオン」
- 私も教えます!
独学でネイティブレベルの発音を習得するなら FluentWorlds
独学でネイティブレベルを目指すのにでおすすめなのが FluentWorlds という英会話アプリです。英会話アプリとして販売されていますが、私にとっては「発音矯正アプリ」です。(パソコンやスマホで使えます)
発音レッスンでは、San Francisco の San や sandwiches など「ここ?!」というところで何十回とやっても合格をもらえないことがありました。(涙目)
他の英会話アプリでも発音判定できるものはありますが、多くは単語単位や文章単位でしか判定されません。一方、FluentWorlds は1音単位で3段階で判定してくれるので、自分の発音のどこがどのくらい悪いのかが分かります。この点がおすすめする理由です。(しかも判定厳しい)
詳しくはこちらの記事で紹介しているので参考にしてほしいと思います。

記事では FluentWorlds の他にも発音分析機能のある AI 英会話アプリやサービスを紹介しています。発音をより細かく分析できるサービスもあるので合わせて参考にしてほしいと思います。
発音専門のオンラインスクール「ハツオン」
独学では発音の仕方から自分の発音のチェックまで、全てを自分でやる必要があります。FluentWorlds では自分の発音のどこが悪いかは分かりますが「どう悪いか」までは分かりません。自転車の例えで言うと、独りで練習するのは難しいし危険もあります。
「発音は人に直接教わる方が効率的でコスパがいい」と考える場合は ハツオン という英語の発音に特化したオンラインスクールがあるので検討してみてください。
「発音は短期集中で」という私の考えにも合致するサービスです。サイトには生徒さんのビフォアアフターの音声があるので聞いてみてください。
無料カウンセリングだけでも今後の学習方法や目標が明確になるのでお得だと思います。
しかも「成果保証制度」として「全額返金」があるので、受講の際も安心して申し込みできます。
私も教えます!
私でよろしければ英語の発音をオンライン( ZOOM や LINE などの通話のみ)でお教えします。
レッスンはお好きな洋画や海外ドラマ、日本アニメ英語版の英語が「どのように発音されているか」を解説する内容です。
口の動かし方や正しく発音できているかのチェックといった内容ではないので、発音というよりはリスニングのレッスンかもしれません。
とはいえ、洋画などのリアルな素材なので、レッスン後にご自身で発音練習していただくと発音が一気にネイティブスピーカーらしくなると思います。
体験は無料。詳細は Lesson+ をご確認ください。
3. 退屈だと思ったら
「超低速発音メソッド」は、私にとっては楽しいものでしたが、退屈に感じられる方も多いかもしれません。私も当時はやる気に満ちていたし、このメソッドが画期的で面白かったのもありますが、そうではない方にとっては退屈どころか苦痛にすら感じられるかもしれません。
そんな方におすすめなのが「洋楽を歌うだけで英語の発音が劇的によくなる Nipponglish! ニッポングリッシュ!」です。

英語の発音がアルファベットの色分けで「見える化」されているし、カタカナ化もされているので英語学習をされていない方にも分かりやすいと思います。音声変化のルールをしっかりと解説してくれているので、学習を続けると自分でも同じように見える化やカタカナ化ができるようになるでしょう。
Amazon や楽天ブックスの商品ページにて、そのサンプルを読めるので、ぜひご確認ください。「これは分かりやすい!」と即ポチしたくなると思います。
なお、歌で学習するで英語らしい発話のイントネーションへの効果はあまりないかもしれません。とはいえ、歌が上手くなってしまうかもしれません。ひょっとすると、発話と歌のイントネーションがどちらも上手くなって一石二鳥、なんてこともあるかも。
4. 発音を習得するメリット
記事の冒頭で「後の学習に対するインパクトや得られる価値は計り知れない」と述べたので、この項ではそのインパクトや価値、つまり、発音を習得するメリットについて述べていきます。
発音を習得するメリット
- 発音を習得するとリスニング力が向上する
- インプットが自動化する
→ 他の技能のブースターとなる - 技能が失われにくい&再習得しやすい
上記以外にも「相手にストレスを与えることなく伝わる」というメリットもありますが、これについては逆の立場を想像すると分かりやすいので詳細は省きます。
また、スラッシュリーディングと併用すると英語学習が加速するのでおすすめです。
その理由はこちらの記事で紹介しているので合わせて参考にしてほしいと思います。

発音を習得するとリスニング力が向上する
英語の発音を学ばずにリスニングをするのは「素手でキャッチボールをする」ような状態です。当然ながらグローブを使った方がボールをキャッチしやすいです。
英語の音を知らずに聞き取ろうとするのは、まさにこの状態です。「発音を知る」はグローブを得ることで、「発音を習得する」は投げられたボールに手を伸ばしてキャッチする技術です。
なお、キャッチボールレベルでは素手でキャッチできる場合もあると思いますが、プロ野球のピッチャーの豪速球や変化球を素手でキャッチすることは不可能でしょう。プロ仕様のキャッチャーミットとボールをキャッチするための技術があって初めて豪速球や変化球をキャッチできます。
インプットが自動化する
発音を習得すると英語の音の違いが分かるようになるので英語を聞き取る力(聞き分ける力)が向上します。そうなると知らない単語でも「政治家のお食事券 (汚職事件) 」のように聞き取れるようになるので、以降は洋画やニュースなどで自然と語彙を増やすことができます。
リスニング力や語彙力が上がると自然とリーディング力も上がるはずですし、会話をスムーズに行うこともできます。つまり、発音の習得は他の技能のブースターとなって英語学習を加速します。
一方、発音を習得しないまま洋画やニュースを見ても聞き取れないので時間が無駄になりますし、言葉を覚えようにも音をキャッチできないので記憶に定着しづらいです。
また、やっかいなのは字幕を確認して聞き取れたと思っても、実際には頭の中で別の音に置き換えて聞き取れたと錯覚してしまう現象があることです。
このようにして何年も「英語が聞き取れない」という状態が続くと中途半端に教材を買ってしまい時間だけでなくお金も無駄になるでしょう。
しっかりと投資をして学習すれば結果的に時間もお金も少なくて済むのでコスパがいいと言えます。この投資を学習初期にしておけば順調に資産(英語力)を増やし続けられるので、やがて大きな資産となるでしょう。しかも最短で。
このことが「後の学習に対するインパクトや得られる価値は計り知れない」と述べた理由です。発音を後回しにせず、学習初期に基礎だけでも習得していただきたいと思います。
リスニングだけが得意?
学生時代に「リスニングは良くて他は悪かった」という人に出会ったことがある方は疑問に感じる内容もあったと思いますが、その人は「リスニングが特に良くて他は普通だった」のではないでしょうか。リスニングが良いので相対的に他が悪く見えていた、という気がします。
おそらく、その人は子供の頃に英会話スクールに通っていたことがあって、発音の基礎を習得していたのだろうと想像します。
ただし、以降はあまり熱心に英語を勉強しなかったか、せっかく聞くのが得意なのに他の方法で勉強してしまっていたのかもしれません。また、学校のテストではリスニング問題の文法や語彙の難易度が筆記よりも低いので点が取りやすかった、という気もします。
技能が失われにくい&再習得しやすい
最初の項でも少し述べましたが、英語の発音は自転車の乗り方のように一度習得すると失われにくい技能です。さらに、しばらく乗らなくても体が覚えているので、少し練習すれば以前の状態に戻りやすいという面もあります。この2つも大きなメリットだと思います。
とはいえ、単語も一度覚えたら忘れてしまっても二度目は覚えやすいので英語の技能全般に言えることかもしれません。
投資の例えで言う…、のは話が逸れるのでやめておきましょう。(投資は未来の自分と社会のために!)

下手な発音でも伝わればいい?
英語学習において発音は後回しになりがちかもしれませんが、「伝わればいい」という自己流の発音では伝わったとしても「実は相手が必死に理解しようとしてくれていた」のかもしれませんし、相手はストレスを感じていたかもしれません。これは逆の立場で想像すると分かりやすいと思います。
また、発音が下手だと信頼感に関わります。特にビジネスでは「この人大丈夫かな?」と思われかねません。発音が下手なこと自体よりも、下手な発音でゴリ押ししてくるところに、です。
相手が理解しやすい発音をするのは英語に限らず会話におけるマナーだと思います。ネイティブスピーカーそのもの、でなくてもいいので、伝わりやすい発音を身に付けましょう。

英語ができない犯人は?
英語に苦手意識がある人は多いと思いますが、その犯人を特定できていますか?
英会話でいうと犯人は…
- 喋る練習をしない自分
- 興味がない方向で、効果がない方法でやらされていた自分
ちょっと厳しい言い方になったかもしれませんが、こんなシンプルなことを教えない人こそ犯人だと私は思います。
犯人は分かった。ではどうするか?
私も遊び感覚で使っている「スピーク」という AI 英会話アプリを使うと解決します。
スピークを使うと…
- とにかく喋る練習をさせられる
- 興味がある方向で、効果がある方法でやれる
- 強力な AI 学習サポーターがいる
AI 相手だからこそ、いつでも喋る練習ができる、分からないことを何でも聞ける、恥ずかしくない、といったメリットもあります。
スピークで解決する詳しい理由は下記の記事で述べているので、英語に苦手意識を持っていた方はぜひ参考にしてほしいと思います。
初心者向けとしていますが、スピークの実力や概要を知るのにちょうどいいかなと思います。

まずは無料で AI 英会話アプリ「スピーク」を使ってみる(公式サイト)
なお、私も洋画や海外ドラマ、日本アニメ英語版を素材としたオンラインレッスンを提供しています。お好きな作品でレッスンできるので、勉強感なく、おしゃべり感覚で楽しく英語学習を続けられると思います。
「中学英語も怪しい…」という方も、英語仲間として基礎からお支えします。安心してお任せください。
洋画などでの英語学習に不安がある方は Lesson+ をご確認ください。
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