2017年5月25日にバリューコマース新機能「おまかせ広告」がリリースされました。
成果が出にくそうな印象でためらっていましたが(理由は2つ)、食わず嫌いもいけないと思って試してみました。
そうすると、思わぬ形でバリューコマースの残念なところが浮き彫りになったので、その辺りのことと、使ってみた感想を書いておきます。
■「おまかせ広告」終了日:2019年3月27日(水)
2019年2月27日バリューコマースから上記のお知らせがありました。
AI とロールプレイ(予習)できるから話せるアプリ
1. 「おまかせ広告」とは
どんなものかと言いますと、以下のような感じです。
「貼るだけ」と使い方が簡単な『おまかせ広告』は、独自のロジックで成果の出やすい広告を判別して、自動的に配信する機能です。つまり、一度貼ればそのままでも報酬獲得のチャンスにつながります。
バリューコマースより抜粋
つまり、Google アドセンスのアフィリエイト版、と捉えても良いかと思います。
Google アドセンスは広告がクリックだけで報酬が発生しますが、おまかせ広告はアフィリエイトなので当然クリックだけで報酬は発生せず、クリックされた後でクリックした人が商品を購入したり会員登録をするなどすると報酬が発生します。
›› バリューコマース
2. 使う前/後に思ったこと
以下はおまかせ広告に対して使う前に思っていたことと、使ってみて思ったことです。混在してますが、使う前に思っていたことも検証はできていないので、あくまで今の感想です。
- Google アドセンスのクリック数が下がるかも
- 成果が出にくそう
- ナントカ搾取されそう
- でも成果が出たら大きいかも
- カテゴリーは絞った方がいいかも(非奨励だけど)
- 意外な広告がクリックされる
- 知らなかった広告主を発見できる
- 即時提携(審査なし)の広告主の広告のみ表示されるみたい
- 記事中の広告タグが消える
- 広告が古い(割引額が異なる、秋とか冬とか、2012年って…)
以下、一部の感想を詳しく書いておきます。
Google アドセンスの広告クリックへの影響
これはおまかせ広告の導入をためらった1つ目の理由です。
ブログを訪問してくれた人が広告をクリックするのは1回までだと思うのですが(あくまで想像)、おまかせ広告がクリックされてしまうと、それによってアドセンス広告がクリックされなくなってしまいます。
成果に繋がらなければマイナスです。もちろん、おまかせ広告を表示してなかったからといって、アドセンス広告がクリックされるわけではありません。
データを取らないと分かりませんが、おまかせ広告を掲載後にアドセンスのクリック率が下がると1つの原因かもしれませんね。
また、おまかせ広告を貼るとなると、広告が多い印象にならないためにアドセンス広告を1つ減らす必要があると思うので、その分のアドセンスの収益は減ってしまいます。
おまかせ広告の成果が出なければマイナスになってしまいます。
成果が出にくそう
おまかせ広告導入をためらった理由2つ目。
アフィリエイトって、しっかりと商品やサービスを紹介してはじめて成果が出るものだと感じています。もちろん、しっかりと紹介したからといって、成果が出るわけでもありません(影響力の大きいブロガーさんは出まくってるのかもしれませんが、弱小なので)。
おまかせ広告をクリックした人が、その内容に興味を持ったとしたら、ネットで詳しく調べると思います。そうするうちに他のブログなどでアフィリエイト広告をクリックすれば、自分の成果にはならないかもしれません。
それでも使ってみた理由
Google アドセンスではときどき1クリックで数百円の報酬が発生することがあります。このとき、実はアフィリエイトでいう成果が発生しているのでは、と思うこともあり(確認の仕様がないのであくまで想像)、「おまかせ広告なら千円から一万円を超えるような報酬が派生するかも」と考えて(のせられて)おまかせ広告を導入してみました。
カテゴリーは絞った方がいいかも(非奨励)
カテゴリーは全て選択することが奨励されています。ただし、Google アドセンスと違ってクリック単価などには影響がないはずなので、絞ったからといって報酬が下がることはないはずです。なので、記事の内容によっては絞った方が成果が出やすいのではないかと思います。
例えば、英語ブログで、海外旅行で使える表現をまとめた記事には「旅行」のカテゴリのみを選択する。記事を見ている人は旅行に興味があるので、広告をクリックしてもらいやすくなるはずです。もちろん、非奨励なので、こんな使い方もある、程度に参考にしていただければと思います。
広告タグが消える
どこでも好きなところに簡単に貼れるのがウリのおまかせ広告ですが、WordPress のテキストモードで記事中に貼付けて、ビジュアルモードに切り替えると広告タグが消えます。ウィジェットでも同様です。
私の環境と相性、そもそもやり方が悪いのか分かりませんが、現状テキストモードのまま保存することでなんとかなってます。記事を編集すると消えるので、貼り直しが面倒です。よくうっかり忘れます。
結局、ショートコードで対応しました。
広告が古い
最後のはほんとに残念です。なので次の項目に分けて書きます。
3. 「おまかせ広告」の残念なところ
おまかせ広告を貼ってすぐに気づいたのですが、一部の広告にやたらと古いものがあります。私が見かけたものでは、一番古いもので2012年(と広告に書いてある)です。懐かしい時代です。
さらに、割引率が違うもの(初回500円の広告がサイトを見ると1,000円)があり、クリックした人を混乱させてしまいます。そんな広告を貼っている私にまで疑いの目を向けられそうです。
バリューコマースにも広告主にも原因があると思います。同じ広告主で同じプロモーションで、他のアフィリエイトサービスだとちゃんと「今」に合ったバナーが用意されているものがありましたので( Google アドセンス然り)。
バリューコマースは広告主に季節やキャンペーンを問わない広告を用意させて、それをおまかせ広告に選ぶ(最新であればキャンペーン用の広告を優先)、用意していない広告主はおまかせ広告に載せない。広告主は常に最新の広告を出す、これで問題ないはずなのですが。
今まで提携していた広告主はキャンペーンに合わせてすぐに広告を入れ替えたり、定番の物が用意されていたので、古い広告がそのままの広告主もいることに気が付きました。残念です。
リリースされたばかりの機能なので、成果のほどは分からないので、試行錯誤しつつ、期待しつつ、自分のブログに合った最適な使い方を探していこうと思っていましたが、古い広告が表示される件が解決するまでは使いたくないと思わざるを得ないのが現状です。
古い広告が表示されるカテゴリーは選択しないのが今できる対策かと思います。
以下のカテゴリーで古い広告が表示されやすいようです。
- ファッション・アクセサリー
- 美容・エステ・コスメ
英語ができない犯人は?
英語に苦手意識がある人は多いと思いますが、その犯人を特定できていますか?
英会話でいうと犯人は…
- 喋る練習をしない自分
- 興味がない方向で、効果がない方法でやらされていた自分
ちょっと厳しい言い方になったかもしれませんが、こんなシンプルなことを教えない人こそ犯人だと私は思います。
犯人は分かった。ではどうするか?
私も遊び感覚で使っている「スピーク」という AI 英会話アプリを使うと解決します。
スピークを使うと…
- とにかく喋る練習をさせられる
- 興味がある方向で、効果がある方法でやれる
- 強力な AI 学習サポーターがいる
AI 相手だからこそ、いつでも喋る練習ができる、分からないことを何でも聞ける、恥ずかしくない、といったメリットもあります。
スピークで解決する詳しい理由は下記の記事で述べているので、英語に苦手意識を持っていた方はぜひ参考にしてほしいと思います。
初心者向けとしていますが、スピークの実力や概要を知るのにちょうどいいかなと思います。
まずは無料で AI 英会話アプリ「スピーク」を使ってみる(公式サイト)
なお、私も洋画や海外ドラマ、日本アニメ英語版を素材としたオンラインレッスンを提供しています。お好きな作品でレッスンできるので、勉強感なく、おしゃべり感覚で楽しく英語学習を続けられると思います。
「中学英語も怪しい…」という方も、英語仲間として基礎からお支えします。安心してお任せください。
洋画などでの英語学習に不安がある方は Lesson+ をご確認ください。
こちらもおすすめ!
Comment