新型コロナ|パンデミ中に聴くとおもしろくなってしまう5曲

先日 WHO が新型コロナウイルスのパンデミックを認め、不安や恐怖にコントロールされそうな状況や「コロナ疲れ」の状態が今後も続きそうです。

そこで、気晴らしや「 snap out of it (憂鬱な気分からさっと抜け出す) 」となる曲を選んでみました。今の状況を冷静に見つめたりユーモアで笑い飛ばすきっかけになったりすれば幸いです。

 

“Snap Out Of It” はイギリスのバンド、Arctic Monkeys の曲でもありますが、今回は詳しい紹介は割愛します。YouTube のリンクだけ貼っておきます。

 ›› https://www.youtube.com/watch?v=Uhe4_oR7M1A

 

snap out of it は落ち込んだ人を励ますときなどに使う表現です。snap は小枝などがパキッと音を立てて折れる様子で、snap out of it ではその様子から「パッと気持ちが切り替わる、目が覚める」という意味です。

 ›› snap out of it(英辞郎 on the WEB )

 

日本語訳はオリジナルですが、翻訳のパターンは限られるのでどなたかと濃厚接触する可能性があります。

 

 

 

 

1. The Police – Every Breath You Take

 

 

Every breath you take

and every move you make

Every bond you break,

every step you take,

I’ll be watching you

 

君が呼吸をするたびに

君が動くたびに

君が絆を壊すたびに

君が歩くたびに

僕は君を見ているよ

 

まずはポリスの「見つめていたい」(83年)です。

買い物中に、旅行先で、この曲が流れてきたら笑ってしまいます。海外の人が Facebook で上記の部分の歌詞付き動画をアップしていたのを見てこの記事を書くきっかけになりました(どなたかはページを閉じてしまい分からなってしまいました)。

 

繰り返されるリフとしつこいくらいの韻で有名なストーカーソングで何かとネタにされています。上記の歌詞をつけた監視カメラのイラストとか。

ボーカルはねちっこく、ギタリストは指をストレッチして、がコツですね。

 

シンクロニシティー [ ザ・ポリス ]
by カエレバ

 

 

2. The Smiths – Reel Around the Fountain  

 

 

Fifteen minutes with you

well, I wouldn’t say no

people said that you were easily led

and they were half-right

 

あなたとの15分間

嫌だとは言わないよ

みんなはあなたを騙されやすいって言った

それは半分正しかった

 

ザ・スミスの1stアルバム収録曲(84年)。

この曲を“今”聞くと、マスクをして手は消毒済みの人同士がバスや電車の中に並んで座る状況を想像してしまいます。お互いに相手が新型コロナウイルスに感染しているかどうかは分からないし、自分が感染しているかどうかも分からない、でも対策はしっかりしている、そんな状況です。

 

この曲は、自分を虐待する大人が他の大人よりも魅力的だという少年の気持ちを歌った曲だと言われています。

 

easily led は「導かれやすい」と直訳して上記のように言い換えました。CD に付いている翻訳では「流されやすい」と訳されていました。

half-right は「半分正しい」と「半分だけ正しい」のどちらの解釈もできてニュアンスは異なりますが、直訳にしました。

 

ザ・スミス [ ザ・スミス ]
by カエレバ

 

 

3. Radiohead – Scatterbrain

 

 

レディヘッドのアルバム「 Hail to the Thief 」収録曲(03年)ですが、フォー・テットによるリミクスを貼りました。

 

Yesterday’s headlines blown by the wind
Yesterday’s people end up scatterbrain there
Any fool can easy pick a hole, I only wish I could fall in

A moving target in a firing range

 

昨日の新聞の見出しは風に吹き飛ばされた

昨日の人達は 結局 注意力散漫だって

どんな馬鹿でも穴を突くのは簡単 できるなら僕はその穴に落ちてしまいたい

射撃場の動く的

 

様々な解釈ができる歌詞ですが、「風に吹き飛ばされた昨日の見出し」は「重要なニュースも翌日には忘れられる」、「その見出しに人々は注意力散漫だと載っていた」という解釈をしました。

犯罪や災害に巻き込まれた人々が注意力散漫(自己責任)と新聞に書かれて、翌日にはみんな忘れてしまう、そんな状況を歌ったのかもしれません。この解釈はアルバムのリリース当時、何かで読んだのが混じっています。

 

I only wish I could fall in は自分も fool も含めて「その穴に落ちてしまえばいいのに」と解釈できるかもしれません。

 

「 Hail to the Thief 」は乱暴な解釈をすると、「永遠に[何でも思い通りになる場所=自分の家]に閉じこもっていようと決意したものの、家にいても何かと危険はやってくる、だから行く」というアルバムです。

トイレットペーパーを買いに行ったのではないと思います。

 

ヘイル・トゥ・ザ・シーフ/CD
by カエレバ

 

コム・ラグ 輸入盤 / レディオヘッド
by カエレバ

 

 

▽フォークトロニカの金字塔

フォー・テットも「 Hail to the Thief 」と同年にフォークトロニカ(フォーク+エレクトロニカ)の金字塔となるアルバム「 Rounds 」をリリースしています。

アルバム1曲目の “Hands” は、大気中の塵が少しずつ時間をかけて集まって美しい結晶となり、やがて少しずつ分解して消えていく、そんな感じがする、生命誕生みたいな感じもする曲です。

 

Four Tet フォーテット / Rounds
by カエレバ

 

 

4. Bob Dylan – Blowin’ in the Wind

 

 

The answer, my friend, is blowin’ in the wind

The answer is blowin’ in the wind

 

答えってやつは 友よ 風に揺れているんだ

風の中で揺れているものなんだ

 

ボブ・ディランの「風に吹かれて」(63年)、この曲を取り上げるのは簡単すぎですが、外せないかなと。

新型コロナウイルスは風に吹かれている状況ではまず感染しないようです。

 

blow の原義は「風が吹く」なので、in the wind と合わせて風がとても意識されるような感じがします。

この使い方がある辞書(ウィズダム英和辞典 macOS 版)の例文を引用しておきます。

The curtains are blowing gently in the wind.
カーテンが風に揺れている

 

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フリーホイーリン・ボブ・ディラン(Blu-spec CD2)
by カエレバ

 

 

5. The Specials – Enjoy Yourself

 

 

あえて引用はしません。一部に日本語字幕が入るので確認してください。

 

「いや今それどころじゃ…」と言うと問答無用で「楽しめ」と返してきそうな説教臭さと暑苦しさですが、スカの軽快なリズムで楽しい雰囲気です。

「自分自身を楽しめ」というのは置かれた状況によってはタフで酷なメッセージですが、「今の状況でできる楽しいことは何か」と考えるきっかけになれば前向きになれます。

 

Specials / More Specials 輸入盤
by カエレバ

 

 

当ブログは主に洋画や海外ドラマ、アニメで英語学習する方法を発信しています。

下記のものではフレーズや発音の解説もしています。英語学習を楽しむきっかけになれば幸いです。

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