ハリー・ポッターと賢者の石|英語が聞き取れる発音解説Chap. 1-10

「ハリー・ポッターと賢者の石」でリスニング学習をしていて「字幕見ても分からん」となりそうなセリフを集めて視覚化とカタカナ化で解説をつけました。

ハリポタシリーズは後の作品になるほど聞き取りは難しくなっていくのですが、この1作をやり切っておけば対応できるはずです。

 

この記事はチャプター1から10( 0:00:00 – 0:37:49 )です。

 

 › Chapter 11-20

 › Chapter 21-30

 › Chapter 31-34

 

なお、カタカナはあくまで目安です。記事作成時の私が感じた音を適当なカタカナに置き換えているだけです。実際の音声は DVD などで確認してください。同じように聞こえない場合は自分の耳を信じてください。

 

 

▽時間表記について

私が使用した DVD は本編が152分(劇場版)のもので、セリフの時間はこれを元にしています。ロングバージョンのものでは時間表記が異なります。予めご了承ください。

 

▽ DVD

下記のものは劇場版とロングバージョンがセットになっています。未公開映像もあるのでより学習に使えます。

ハリー・ポッターと賢者の石 コレクターズ・エディション(4枚組)
by カエレバ

 

 

 

 

重要なお知らせ(2020年4月8日)

記事によってはスクリプトサイトへのリンクが無効です。リンク先のサイトの状況が分からないのでリンクはそのままにして他のサイトへのリンクを追記して対応中です。スクリプトを探す方法は「洋画・海外ドラマの英語スクリプトを無料で入手する方法」を参考にしてください。

 

 

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学習のコツ

 

  • ハグリッドは後回し
  • 自分で発音してみる
  • 字幕作成ソフトで聞く

 

▽ハグリッドは後回し

ハグリッドは特に聞き取りにくいので後回しにして、全て学習し終わってから学習するか、そのまま学習しないのが効率的です。

彼の発音が聞き取りにくいと言っても、大事なことを話すシーンでははっきりと発音されているので聞き取りやすいと思います。

 

▽自分で発音してみる

分かりにくいときはセリフを真似して自分で発音してください。実際に口を動かすと分かることもあります。

 

▽字幕作成ソフトで聞く

字幕作成ソフトでは音声を字幕行毎に聞いたり聞き取れないところを点で聞いたりするのに便利です。

 › どんなに細かい英語の音も字幕作成ソフトを使って聞き取る方法

 

 

聞き取るためのポイント

 

詳しくは各解説で述べますが、ここではリスニングの際の注意点をまとめて確認してください。

 

▽音声変化のパターンを確認

  • 音の省略
  • 音の連結
  • 音の省略と連結のコラボ
  • TDL(東京ディズニーランド)

 

▽発音されない音は聞き取らない(聞き取れない)

  • t はよく消える(飲み込まれる)
  • 語尾の r は発音されない場合がある(イギリス発音)
  • 語尾の rt、re も発音されない場合がある(「ボルデ毛」という感じ)

 

発音されなくても「間」があります。これは省略の場合も同様です。

 

語尾の r は長音符(伸ばし棒[ー])だと考えてください。英語の歴史的な背景がありますが詳しくは検索してみてください。

例:car = ca-

 

▽人物名

人物名は短く発音される場合があります。

  • ポタァ
  • ハマイオニィ
  • ダンブルドオ
  • ボルデモウ

 

 

Chapter 1( 0:00:00 – 0:04:05 ) 

 

マゼンタの文字:音が繋がるところ

グレーの文字:省略(発音されていないところ)

 

1/2

02:53

I’ve watched them all day.

They’re the worst sort of Muggles, imaginable.

watched them:ウォッチッゼム

ed が発音されていませんが、発音する場合と同じくらいの間があります。「言ったつもり発音」と私は呼んでいます。

 

worst sort of:ワス ソオトブ

 

2/2

03:05

There won’t be a child in our world who doesn’t know his name.

child in our:チャイルドゥナァ

child の d 以降がまとめて発音されています。d に続く i が曖昧なためディではなくドゥを曖昧にしたような音です。

この i のような音を曖昧母音と言い、母音(アイウエオ)のどれかに聞こえる場合があり、どれとも判別しにくい場合もあります。だからこそ曖昧母音なので、母音のどれかに聞こえる、どれかで発音するかは気にするだけ無駄です。口を半開きにして力を抜いて発音します。何か音があればいい、程度の発音です。

 

world who:ウェロ ドゥ

私には分かりにくいのですが、worl の辺りがウェロのように聞こえます。これも曖昧母音かもしれません。w のあとで口を少し横に開くとこんな音になります。

続く d と w の間が一瞬無音になり、w が d の音で発音されます。音の連結にしては間がありすぎる感じがします。

world もそうですが、音声変化だけでなく訛りの可能性もあります。

 

先生の child in our world who は特に聞き取りにくいので後回しにして、最後まで学習してからもう1度聞いてみるのがいいかもしれません。

 

 

Chapter 2( 0:04:05 – 0:08:10 )

 

1/1

05:55

Get in.

「ギリ」と聞こえます。

get では e をイのように発音しようとすると口を横に開く必要がありますが、横に開かない方が口を動かさなくてすみます。get を口を横に開かずに発音してみてください。こんな感じの音になります。

t は l 化したと考えられます。t の l 化は一般的です。water がワラーみたいになるのと同じです。t を強く発音しているので「ギディ」のようにも聞こえますが、d にしては弱いかなという感じです。いずれにしても  t、l、d、は舌の動きがほとんど同じなのでこんな感じの音になります。TDL(東京ディズニーランド)と覚えておけます。

 

お父さんの訛りなのか、ハリーに対してあえて崩した発音をしてマウントを取っている(自分の優位性をアピールしている)のかは分かりかねます。

ちなみに1つ前のセリフでは for の r を強く発音しています。イギリスでは r を強く発音する地域や年代がありますが、この記事ではあくまで「こう聞こえる」という範囲で解説します。詳しくはネットなどで調べてください。

 

 

Chapter 3( 0:08:10 – 0:12:17 )

 

1/1

10:06

Have a lovely day at the office, dear.

have は発音されていないというか、字幕上、記載されています。洋画や海外ドラマでは珍しくないので、こういうものもあるということで取り上げました。

 

 

Chapter 4( 0:12:17 – 0:18:24 )

 

1/10

13:47

Mind, I haven’t seen you since you was a baby, Harry.

Mind I:モイナイ
haven’t:アヴン
since:シンシ
was a:ワザ
Harry:アリー

ワザ以外はハグリッド流と言ってもいいくらいです。彼はずっとこの調子なのでどこまで解説するか迷います。

 

2/10

13:51

But you’re a bit more along than I would have expected. Particularly ‘round the middle.

you’re a bit:ユウア

re か a のどちらかが省略されています。

along than I:アロン  ガナイ
would have:ウダビ
Particularly:パティキリィ
round:レイン

 

3/10

14:06

Afraid I might have sat on it at somepoint, but I imagine it’ll taste fine just the same.

Afraid:フレイド

これはハグリッド流というわけではなく、一般的なくだけた発音です。語頭の a は省略されると覚えておきます。

 

might have:マイアフ

フとしましたが、発音はぜず間があるだけという感がします。

 

on it at:アデデッ

o が a の音に、it の t と at の t がどちらも d 化したようです。文脈から理解するしかなさそうです。

 

imagine it’ll:イマジヌル

n と i が繋がってヌのような音です。i は曖昧母音で発音されています。

 

fine:フォイン

 

ケーキに書かれたメッセージもハグリッドの発音風です。

 

4/10

14:25

It’s not every day that your young man turns 11, now is it?

It’s:ツ

that は字幕上の表記で発音されていません。前の名詞を説明する that で(ここでは every day )、この使い方の場合はよく省略されます。

 

5/10

14:48

Rubeus Hagrid, Keeper of Keys and Grounds at Hogwarts.

Grounds at:グラウンズッ

at が完全に省略されているように聞こえるかもしれませんが、s と繋がってズやザのような音で発音されています。

t は発音されていませんが、その分の間があります。カタカナではッで表現しました。「言ったつもり発音」です。

 

 

6/10

14:54

Of course, you know all about Hogwarts.

all about:オロベイ

about の t は発音されていませんが、舌の先を歯につけて息を止めるような感じがします。

 

7/10

14:59

Blimey, Harry, didn’t you ever wonder where your mum and dad learned it all?

didn‘t you:ディンニュ

learned it:ラアンディ

 

8/10

15:59

He will not be going there!

there:テリウゥ

全く there に聞こえません。th は強く発音したらこのような音にはなります。もしかしたら訛りかもしれませんが、興奮したお父さん発音ということにしておきます。

 

9/10

17:56

Strickly speaking, I’m not allowed to do magic.

Strickly:ストリッキィ

調べてみると strickly は strictly の視覚方言( eye dialect )とのことです。

 ›› eye dialect(英辞郎 on the WEB )

 

10/10

18:02

We’re a bit behind schedule. Best be off.

behind:バイン

schedule:スケジュウ

Best:ベス

 

 

Chapter 5( 0:18:24 – 0:21:43 )

 

1/3

18:41

Can we find all this in London?

Can:クン

 

2/3

19:09

Ah, Hagrid! The usual, I presume?

The はありません。

 

3/3

19:16

Just helping young Harry here buy his school supplies.

buy:ボイ

his:(なし)

school:スキゥ

ゥは発音されておらず間があるだけのような感じもします。

 

 

Chapter 6( 0:21:43 – 0:24:41 )

 

1/2

22:16

Clever as they come goblins but not the most friendly of beasts.

of:ァ

ly とまとめてリィァのように発音されています。

▽聞き取れない前置詞の捉え方

ハグリッドは of や at を曖昧母音でのみ発音するかほとんど発音しない傾向で、音声からはどの前置詞なのか判断できないため文脈から推測するしかありませんが、聞き取れなくても間があれば何らかの前置詞があることは分かります。名詞と前置詞が続く場合は、前置詞は名詞を説明しますよ、という目印なので「間がある=説明が始まる」と捉えます。

 

2/2

23:52

Didn’t think your mum and dad will leave you with nothing, now did ya?

will leave you with:ウィリイビュウゥ

with は飲み込まれて発音されず、少し間があります。「言ったつもり発音」です。

now:ノウ
did ya:ディジャ

 

 

Chapter 7( 0:24:41 – 0:28:49 )

 

1/4

24:52

Well, you’ll want Ollivanders. There ain’t no place better.

Well, you‘ll:ウユ

There ain’t:ゼイ

 

2/4

25:27

I wondered when I’d be seeing you, Mr. Potter.

I’d の d は発音されていません。

 

3/4

25:42

It seems only yesterday that your mother and father were in here buying their first wands.

It:発音なし

mother and:マザラン

were in:ワリン

 

オリバンダーさんは r の発音が強いです。イギリスの一部の地域や年代で使われる r の発音でx「たたき音」と言われるようです。「トゥルルルルッ」っとやるときの感じで発音します。

このセリフのあとも彼の r の発音に注目してみてください。このように発音しています。perhaps の r は発音していません。

 

4/4

27:23

Curious. Very curious.

Curious:キアリゥス

2つ目の curious はキアリアスのような感じです。very curious ですがこのような発音もあると知っておくだけで十分でしょう。次のハリーのと比べてみてください。

 

 

Chapter 8( 0:28:49 – 0:31:04 )

 

1/3

29:18

there was a one wizard who went as bad as he can go. (and) His name was V…

字幕にはありませんが His の前に and があるので括弧づけで記載しました。a と who が発音されていないのでグレーにしました。

 

bad as he:バディジィ

d と a、s と he が繋がってまとめて発音された感じです。as の a がイのような音ですが、he が続く意識があるのでイでまとまったのかもしれません。

 

2/3

29:57

But nobody lived once he decided to kill them.

kill them:キラ

them は ‘em と略して字幕になっている場合があるように、会話ではエムのように発音される場合が多いです。

m はほとんど発音されずに唇を閉じるだけの場合もあります。ハグリッドはここでは全く発音していません。

 

3/3

30:08

Except you.

Except you:セッチユウ

except の ex の省略は一般的です。

 

 

Chapter 9( 0:31:04 – 0:34:05 )

 

1/3

31:19

Well, he’ll be wanting to see me.

Now, uh, your train leaves in 10 minutes.

he’ll be:ヒビ
wanting to:ウォン  ン
in:発音なし

in がないので戸惑いますが、日本語でもこの状況で「おまえさんの電車、出る、10分」と言われたら「10分後に自分が乗る電車が出発する」と理解できると思います。

 

2/3

31:40

There’s no such thing, is there?

There’s:ダズ
there:ダア

ダとしましたが、2つ目はダ寄りのザのような感じもします。いずれも r を発音していません。

 

3/3

32:05

Excuse me. Excuse me.

1つ目の excuse はエスキューズ、2つ目はスキューズのように発音しています。

 

 

Chapter 10( 0:34:05 – 0:37:49 )

 

1/6

34:27

Not at all.

Not の t が「トゥルルルルッ」と言うときのような舌で、r のような発音です。not を強調した結果のようです。気持ちが発音に出たのかも。

 

2/6

35:30

George sweared he got a bogey-flavoured one once!

sweared he:スウェアァディ

ディのィが he の e に当たります。

got a の a は発音されていません。

 

3/6

35:47

I’ve got about 500 meself.

about の a は発音されていません。一般的な省略です。

 

4/6

36:03

I’ve got Dumbledore!

Dumbledore:ダンブウドオ(ワ)

re は発音されていませんが、ワの口の動きで息を吐くような音がします。

 

5/6

36:04

I got about six of him.

about:バウ
of:オ

 

 

6/6

36:10

Well, you can’t expect him to hang around all day, can you?

expect him:エクスペクトゥン

him はイムのように発音されますが、ここでは i が曖昧で、m は口を閉じて発音されるのでこちらも曖昧な音になっています。

 

to hang:トゥラン

お菓子を口いっぱいにして喋るロンですが、おそらく to を発音した口のまま hang を発音しにいったので、h が r のような発音になっています。

 

 

この記事での解説は以上です。

 

 › Chapter 11-20

 › Chapter 21-30

 › Chapter 31-34

 

 

「ハリー・ポッター」での学習方法

 › ハリー・ポッターと英語学習の廃人(になるくらいの勉強法)

 

▽ DVD

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