【2019】英語学習に最適なおすすめヘッドホン “Jabra Move Style Edition”

洋画や海外ドラマでの英語学習や音楽鑑賞のメインがヘッドホンになりましたが、手持ちのものでは合わなかったので発売当初(2019年4月)から気になっていた Jabra の Move Style Edition を2020年の正月にようやく買いました。

なぜそんなに時間がかかったかと言うと、英語学習に向いた音質、好みのデザイン、軽量、の3つの条件で最高のものが欲しくて探し回っていたからです。失敗したくなかったですし。

Jabra というメーカーを知らなかったのですが、創業約150年の元々は通信会社として誕生したデンマーク企業です。

 

生産終了となりました

Jabra Move Style Edition は生産終了となったようで Amazon などでは以前の2倍以上の高値がついています(2022年2月時点)。最も安かった時期は Amazon で 7,609円でした(2020年10月3日時点)。

はっきり言って今の値段で買う価値はないので別のモデルをおすすめします。

例えばこちら。

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私は試してはいませんが、Jabra Move Style Edition とはスピーカーサイズと再生周波数帯域が同じ、有線と無線のどちらも使える、北欧(スウェーデンメーカー)という共通点があるので似た音質ではないかと想像しています。

ただし、商品説明に「迫力あるサウンド」とあるので似てはいないかもしれません。

なお、品番の最後が「2」のものが新モデルのようです。

 

2022年に買うなら?

ヘッドホンではありませんが、2022年に買うなら SONY の LinkBuds が英語学習に最適だと考えています。詳しくは記事の最後に追記しましたが、発音練習やシャドーングに適しているだけでなく「在宅イヤホン」としても便利なのが理由です。

 

 

1. 結論(レビュー&感想)

結論から言えば、音の解像度と分離が良く、英語の音声(発音)の輪郭を描けそうなくらいくっきりと再生するので英語学習におすすめです。普段からこのヘッドホンで聞いていると自然と発音も改善されるはずですし英語の音を聞き取る能力も向上するはずです。

音楽にもおすすめで、有線接続では今まで気づかなかった音に自然と気づくタイプです。

使用して1週間が過ぎての感想です。装着感でマイナス面も出てきた(その後解消)ので合わせて紹介します。

 

2. 技術仕様

Jabra Move Style Edition は有線でもワイヤレス( Bluetooth )でも使えるヘッドホンで、通話にも対応しています。

一般に、選ぶ際の参考になりそうな技術仕様をまとめました。

スピーカーサイズ40mm ダイナミックスピーカー
スピーカー周波数範囲20Hz ~ 20kHz
装着スタイルオンイヤー
通話時間最大 14時間
連続待受時間最長 12日間
BluetoothBluetooth バージョン 4.0
動作範囲::最大 10メートル
ペアリングデバイス数最大 8 機器
同時待ち受け可能なのは 2 台まで
ケーブル長オーディオケーブル:120 cm
micro-USB 充電ケーブル:100 cm
重量150g
保証1年保証

 

詳しくは下記リンク先の Jabra サイトのページで「製品文書」を選択すると技術仕様書( pdf )をダウンロードできるので確認してください。

 ›› https://www.jabra.jp/supportpages/jabra-move-wireless#/#100-96300004-40

 

また、ファームウェアのアップデートがあると同じページに表示されるはずですが、記事作成時ではありませんでした。

 

3. 全体的な使用感

1週間ほど使用しての感想です。

細かく書いたので長くなりましたが、いち素人の主観的な感想です。

音質(有線)★★★★★
音質(無線)★★★★★
デザイン★★★★
軽量性★★★★★
Bluetooth の利便性★★★★★
装着感☆☆☆☆
耐久性★★★★★

 

有線での音質(星5)

有線(ワイヤード)では、全音域が強調されておらずフラットな印象で、クリアではっきり聞こえます。解像度が高く、分離が良いです。低音がゴリゴリも高音がキラキラもせず、迫力もありません。

この印象は Amazon のレビューでも多く見られるので間違いはないと思います。

ボーカルでは1人ハモリがくっきりしますし、同じ音程での1人ユニゾンも僅かなズレが分かりそうなくらいです。

 

モニター的とも言えそうですが、実際にモニターヘッドホンである SONY MDR-CD900ST (リンク先は Amazon 商品ページ)と聴き比べると違いは歴然で、SONY MDR-CD900ST の方が解像度がより高く、音域はより広く感じます。

ただし、Jabra Move Style Edition の方が靄が晴れたくらいすっきりして輪郭がはっきりして、キレが良くタイトでむしろ粒立ちが良いと感じます。1つ1つの音が硬いとも表現できます(新しいからかもしれません。印象が変わったら追記します)。

SONY MDR-CD900ST は音楽を鑑賞する目的では良くも悪くも聞こえすぎるので、スピーカー周波数範囲が人間の可聴域と同等の Jabra Move Style Edition と比べるとこのような印象になるのだと思います。

 

音が硬いと言っても心地良い硬さです。長時間聴いても聞き疲れしません。同じ音量なら SONY MDR-CD900ST や BOSE のようなヘッドホン(バンド、楽団がコンサートホールで演奏しているような空間を表現するヘッドホン)の方が聞き疲れすると思います。

 

冒頭にも書きましたが、音楽では今まで気づいていなかった音に自然と気づくようなタイプで、私にはとても好みで、詳しくは後述しますが英語学習にも適しています。

 

▽付属ケーブルの音質は良くない

本体カラーと統一された付属ケーブルはデザイン面では完璧ですが、音質はいまいちというか、良いものに交換すると音質が化けるほど良くなります。なお、付属品はデザイン面だけでなく、細いので軽量性や使い勝手ではメリットがあります。

 Jabra Move Style Edition は MDR-CD900ST と比べると細かい音が表現されないのが気になるところでしたが、ケーブルの交換によって十分なくらい表現されるようになりました。ケーブルは JBL のポータブルスピーカーに付属のものを試しました。

おすすめのケーブルは JVC のものです。下の画像のものはプラグがスリムタイプなのでヘッドホン本体の差込口と干渉しにくいと思います。音質に満足できない、もっと良い音で聴きたい、という場合に試してみてください。

Victor・JVC DAP用接続コード CN-MM150-B
by カエレバ

 

無線での音質(星5)

Bluetooth(ワイヤレス)接続では解像度や分離感が有線ほどではなくなり、低音が少し強調されます。この印象も Amazon レビューで多くありました。また、音が少し柔らかくなります。

意地悪な見方をすれば、Bluetooth での劣化を電力を使って低音で誤魔化しているとも言えますが、製品のコンセプトを考慮すれば、移動中に周囲の音でかき消されやすい低音を上げることでバランスを取っているとも言えます。

さらに、ワイヤレスでこの音を実現するために有線では低音を強調していないとも言えるかもしれません。

 

有線がモニター的であれば、こちらは音楽的です。ちょっとテンションを上げたいみたいなときはこちらの方が向いています。

ただし、少しとはいえ低音が強調される分、多少は聞き疲れしやすくなるでしょうし(私はあまりしないようです)、低音は洋画や海外ドラマでは 効果音や BGM が気になる原因でもあります。

 

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 › 【洋画 DVD】「セリフ→小さい、効果音→大きい」対策まとめ

 

▽有線と無線の音質は甲乙つけ難い

優劣をつけるのであれば有線の方が高音質なのですが、単純に劣化した音ではないのでこちらも星5つとしました。2つの音が楽しめるので私は得した気分です。

実はワイヤレスヘッドホンは初めてなので他の機種と比べることはできませんが、音質が悪い印象は全くありません。

ちなみに以前、低価格の Bluetooth レシーバーを試したときは劣化が顕著で残念でした。

 

英語学習ではより発音をはっきりと聞ける有線での使用をおすすめしますが、使い勝手を重視するのであればワイヤレスでも十分な音質です。

 

▽サンプルレートは 44.1 kHz( CD 音質)まで

Mac でも Windows でも確認しましたが、Bluetooth 接続でサンプルレートは 44.1 kHz まで選択可能でした。

 

洋画や海外ドラマで英語学習する場合、DVD の音声では多くが 48.0 kHz で、 44.1 kHz と比べて気になるほどではないと思います。

ただし、Blu-ray で 96.0 kHz の場合は明らかに違うので残念な感じがしてしまうかもしれません。

この点でも有線の方が学習には向いています。

 

デザイン(星4)

購入前は星5だったのですが、購入後に Jabra のサイトを見ると新商品(記事作成時点で発売日未定)があったのと、Amazon でより好みのデザインのものを見つけてしまったので、そちらが5つとして1つ減しました。

後に出た(知った)ものほど良く見えるという心理ですね。この2つは後ほど紹介します。

装着感が合わなかったのも星を減らした要因です。詳しくは装着感のところで。

ただし、ネイビーを買いましたがオーディオケーブルの色まで統一されている嬉しい面もあり、星は減らしましたがこのデザインを所有することの満足感が高いことに変わりはありません。

そのネイビーの色合いは暗くも明るくもなく落ち着いていて、年代性別問わず違和感なく使える色だと思います。

説明は難しいですが、Amazon 商品ページのイラストのような画像よりは明るく、3色並べた画像よりは暗い色です。

アームもカラーリングされていて、ネイビーがかったシルバーがステンレスの質感と相まって粋なくらいです。

 

軽量性(星5)

Jabra Move Style Edition は 150g で軽量。これまでに使っていた BOSE TP-1 が 140g でその差 10g ながら首が悪い私は少し心配していました。

使い始めてからいつもより首が凝っているのですが、ちょうどアニマルフローを始めてさらに筋トレをしすぎていたのでこれが原因とは言い切れません(その後首のコリは通常に戻りました)。

ただし、BOSE TP-1 が耳の周りに張り付いている装着感なので、重さよりはバランスで首が凝った可能性は考えられます。

 

購入前は Bluetooth も通話機能もいらないからその分を軽くしてほしいと思いましたが、時代のニーズで外せないでしょうし、Bluetooth も便利なので難しいところです。

 

Bluetooth の利便性(星5)

▽バッテリー、充電

Bluetooth では充電に縛られるのが嫌でしたが、自宅のみの使用なので、短時間の充電で十分な時間使えるので今のところ苦ではありません。

使用中も充電できます。その際は付属の USB ケーブルは太くてしっかりしているので、極細タイプの柔らかいものにすると使いやすいと思います。また、1m ではやや短いかもしれません。

ELECOM  U2C-AMBX20BK
by カエレバ

メインはパソコンとの接続なので、音楽用として使っているバッテリーがお疲れの iPhone 4s の充電も思ったほどは減らない印象です。

Jabra Move Style Edition 本体のバッテリーが減った状態では iPhone 4s を