Aegisub で srt を保存しようとすると ass になるときの対処法

Mac book 手 メモ

映画やドラマなどの srt ファイルをダウンロードして、Aegisub で字幕のタイミングを部分・全体的にずらして保存しようとしただけなのに、なぜか ass ファイルとして書き出されることがあるので、この原因と対処法についてご紹介します。

対処法は以下の2つ。

  • srt ファイルとしてエクスポート(そもそも srt ファイルなのに)
  • srt ファイルから文字と改行以外の情報を削除

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さらに、以下のよくありそうなトラブルについても書いておきます。

  • srt ファイルを Aegisub で開けないときの対策
  • 文字化けを直す方法
  • ass ファイルで日本語が文字化けするときの対処法

 

使用環境:Mac OS 10.7.5、Aegisub 2.1.9
この記事を書いている時点では上記のバージョンを使用していましたが、記事更新時では Mac OS 10.11.6、Aegisub 3.2.2 を使っています。

記事更新:2018年2月25日

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 › Aegisub で字幕の表示時間を長くする方法

※当ブログは英語学習情報を紹介していますが、映画やドラマを使った学習のためにこうした情報も載せています。

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1.  対処法①  srt ファイルとしてエクスポート

 

Aegisub で srt ファイルとしてエクスポートする

メニューバーで「 File → Export Subtitles 」と進み、「 Export 」画面が開いたら Text encoding が UTF-8 であることを確認して、Export を押します。

次に保存先を選ぶ画面が開くので、保存先を選択して、下の方にある File type で SubRip(*.srt)を選択して保存します。

これで srt ファイルとして保存されます。

(カラーフォントは無効になります)

ですが、字幕を編集して保存する度にこの作業をするのはなかなか面倒です。次に紹介する作業をするとこの作業が不要になります。

※お使いの環境やソフトのバージョンによってはこの限りではないかもしれません。ご了承ください。

 

2.  対処法②  srt ファイルから文字以外の情報を削除

 

srt ファイルから文字・改行以外の情報を削除する

srt ファイルとして保存されない原因は、斜体*やカラーフォントといった文字以外の情報が含まれているからのようで、これを削除すると srt ファイルとして保存できるようになります。

※バージョン 3.2.2 では斜体情報は削除しなくても srt として保存できます。

これは Mac 標準のテキストエディットを使うとやりやすいです。Windows は未確認ですが、メモ帳などに同様の機能があると思います。

 

テキストエディットで斜体情報を一括削除( <i> と </i> )

テキストエディットには指定した文字を一括で変換する機能があります。

テキストエディットで srt ファイルを開いたら、「 ⌘ F 」で検索窓を開き、削除したい文字列を入力します。「置き換え」にチェックを入れて、表示された入力欄は空白のまま「すべて」をクリックします。

これで削除したい文字列が一括削除されます。斜体情報は <i> と </i> なので、それぞれでこれを行います。

 

カラーフォントなどセリフ以外の情報を削除( \N は改行)

カラーフォント情報などが含まれる場合には、これらもを削除します。分かりづらいかもしれませんが、セリフ以外のごちゃごちゃした文字列がそれです。注意したいのは、\N は改行なので、これは残すようにします。

これらをすべて削除できると srt のまま保存できるようになります。

よくあるパターンとして、ドラマでは開始5分前後のオープニングとエンディングに字幕作成元の URL などが入っていて、これがカラーフォントであることがあります。

 

テキストエディットで開けない場合

Aegisub では開けるけどテキストエディットで開けないことがあります。

この場合は srt ファイルを Aegisub で開いておいて、「対処法①」を行うと開けることがあります(これでだめな場合は Aegisub 3.2.1 を試してみてください)。

また、Aegisub で字幕の最後の一行がごちゃごちゃした文字列の場合、これとこれに類似する部分を削除すると開けることがあります。

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3.  Aegisub で srt ファイルが開けないときの対策

 

理由は分かりませんが、Aegisub で srt ファイルが開けないときにこれをしたら開ける、という方法を見つけたので紹介します。

これで全てのファイルが開けるようになるわけではありませんが、結構な確率で開けるようになるので、試してみる価値ありです。

 

テキストエディタで最後の字幕データを削除

やり方はとても簡単で、テキストエディットで srt ファイルを開いて、一番最後の字幕データを確認します。

これがセリフ以外の意味不明な文字列だった場合、これとこれに類似する部分を全て削除します。削除後、保存して Aegisub で開けるかどうか確認します。

ちなみに、逆にテキストエディットで開けない時に Aegisub でこれをやると開けることがあります(前項目参照)。

 

Jubler で開いて保存する

Jubler も Mac で使えるフリーの字幕作成ソフトです。これで開いて保存するだけで Aegisub でも開けることがあります。

Windows では SubtitleWorkshop もありますので、試してみると良いかもしれません。

ちなみに以下の方法で対訳字幕を作っているときに発見しました。

 › 英語字幕ファイルを日本語化する方法( Google 翻訳 )

 › 洋画・海外ドラマの対訳スクリプト&字幕の作り方(無料)

 

4.  Aegisub で編集した srt ファイルの文字化けを直す方法  

 

Aegisub で保存したあとで動画を再生して字幕を見ると部分的に文字化けしていることがあります。

特に♪は必ずと言っていいほど文字化けするので、気になる場合はこの機能で直します。要らない場合は削除してしまってもいいですね。この場合もテキストエディットが便利です。

 

テキストエディットを使って一括修正

「斜体情報を一括削除」のところで説明した方法とほとんど同じです。まずは「 ⌘ F 」で表示される入力欄に文字化けした部分を入力(コピペ)します。

その後「置き換え」にチェックを入れて、表示される入力欄に元の文字を入力します。「すべて」をクリックすると置き換わって修正されます。

 

メディアプレイヤーでフォントを日本語のものに設定する

字幕ファイルに問題がない場合は、プレイヤー側のフォント設定が英語になっているかもしれません。

英語のフォントに設定していると日本語字幕は文字化けしてしまいます。

VLC プレイヤーでのフォントの設定方法は下記リンクの記事で紹介しているので、参考にしてみてください。

 › 英語字幕おすすめフォントと視聴方法( VLC )

 

5.  ass ファイルで日本語が文字化けするときの対処法

 

ass ファイルについてなので別記事にした方が良さそうですが、長くもないのでついでに「 ass ファイルの字幕を動画をメディアプレイヤーで再生したときに日本語字幕が文字化けするときの対処方法」を書いておきます。

メニューバーからスタイルマネージャーを開き、右側の Current script 枠内で変更したい(文字化けする)スタイルを選びダブルクリック、フォントを「 Hiragino Kaku Gothic ProN 」を選択して「 OK 」、あとは保存して完了です。

この設定でも文字化けする場合は他の日本語のフォントを試してみてください。

ちなみにプレイヤーは VLC を使っています。このケースでは特にプレイヤーの設定はしなくても大丈夫のようですが、文字化けする場合は字幕の設定でデフォルトエンコーディングを UTF-8 に、フォントを HirakakuPro-W6 にしてみてください。

この設定は srt ファイルに有効なようなので、ass には関係なさそうなのですが。なお、設定後は一度プレイヤーを再起動する必要があります。

詳しいやり方は以下。

 › 英語字幕おすすめフォントと視聴方法( VLC )

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