DeepL で英語字幕ファイルを日本語に翻訳する方法

Google 翻訳よりも高精度の翻訳ができる無料 AI 翻訳サービス DeepL ですが、英語の字幕ファイルの翻訳には文字数制限があるので使いづらい印象でした。

しかし、docx ファイルを翻訳するやり方では文字数の制限がなく簡単に字幕ファイルを翻訳できます。

 

Google 翻訳でも字数制限なしに簡単に字幕ファイルを翻訳できるのですが、翻訳後にタイムコードの一部が別の記号に置き換わったり字幕番号に年が付いたりする現象が起きます。

 › 英語字幕ファイルを日本語化する方法( Google 翻訳 )

 

そのため翻訳後に修正する必要があったのですが、DeepL の「ドキュメント翻訳」ではこうした現象が起きないので翻訳後に修正する必要がないメリットもあります。

 

1. 翻訳の前に

 

DeepL で字幕ファイル( srt )をドキュメント翻訳する前に2つのことをしておきます。

翻訳の前にしておく2つのこと

  • 改行コードを半角スペースに置換
  • .srt ファイルを .docx ファイル化

 

改行コードを半角スペースに置換

 

字幕ファイルの翻訳前に「改行コードを半角スペースに置き換える」と翻訳の精度が上がります。

DeepL に限らず翻訳ソフトでは改行されているところまでを1つの文として認識するのですが、字幕では文の途中で改行されるものが多いので翻訳がおかしなことになりがちです。

 

「改行コードの半角スペースへの置換」は字幕作成ソフトを使用すると一括で行えます。

無料で使える Aegisub では次の手順で置換します。

Aegisub でテキストを置換する方法

 メニューバーから[編集 → Fine and Replace… ]
 [検索する文字列]に \N
 [置換後の文字列]に半角スペースを入力
 [ Replace all ]をクリック

 

[ \ ]が出てこない場合は「バックスラッシュ」とタイプして変換すると出るはずです。

 

改行コードがなくなるので字幕が動画に表示されると横に長くなってしまいます(文字数が多い場合は自動的に改行されるはずです)。

気になる場合は翻訳後に字幕作成ソフトで字幕の横幅を指定します。字幕の横幅を指定すると字幕の文字数が1行で指定した横幅に収まらない場合に自動で改行されて表示されます。

Aegisub ではスタイルで[ Margins ](余白)を編集します。

 › Aegisub|スタイルの作成方法と字幕に適用する方法

 

なお、字幕の幅を指定すると .srt ではなく .ass で書き出されます。

 

 

.srt ファイルを .docx ファイル化

 

DeepL でドキュメント翻訳できるファイル形式は docx か pptx です。そのため srt ファイルをどちらかのファイル形式にする必要があります。この記事では docx をドキュメント翻訳しています。

 

srt を docx 化するやり方はいくつかありますが、次の手順がシンプルです。

.srt を .docx 化する方法

  1. .srt をテキストエディタで開く
    ▽テキストエディタの例
     Mac:テキストエディット Windows:メモ帳
  2. テキストを全てコピー
  3. Google ドキュメントにペースト
  4. .docx として書き出す

 

別のやり方として、srt を txt に変更して Google ドキュメントで開き、docx ファイルとして書き出す方法があります。

srt → txt はファイル名を変更するやり方で変更できます。

例:example.srt → example.txt

 

 

▽ Google ドキュメントで書き出す方法(ダウンロード)

Google ドキュメントで docx ファイルとして書き出すには[ファイル → ダウンロード → Microsoft Word (.docx) ]と選択します(下の画像参照)。

 

 

 

なお、ファイルはダウンロードされるのでダウンロードフォルダを確認してください。

 

2. やり方

 

DeepL で docx ファイルを翻訳する方法を勝手に「ドキュメント翻訳」と呼んでいますが、ファイル翻訳の方が適切でしょうか。

DeepL はインストール版を使用していますが、ウェブ版でもできるようです。

 › AI 翻訳サービス DeepL で英語の翻訳精度を高める方法

DeepL でドキュメント翻訳する方法

  1. タブから[ Documents ]を選択
  2. [ Browse ]から .docx ファイルを選択
  3. 翻訳する言語[ Japanese ]を選択 → 翻訳が完了するまで待つ
  4. [ Open ]をクリック → .docx ファイルが開く
  5. .docx を標準テキスト (.txt) として書き出す
  6. 拡張子 .txt を .srt に変更する(ファイル名を変更するやり方で)

 

手順の1〜4は下の画像参照。

 

 

 

▽ .docx を標準テキスト (.txt) として書き出す

docx → txt の書き出しは docx ファイルが開けるテキストエディタであれば[ファイル → 書き出し → 標準テキスト]と選択していくとできるはずです。

Google ドキュメントでは[ファイル → ダウンロード → 書式なしテキスト (.txt) ]と選択していくとできます。

 

下の画像は翻訳後の docx ファイルを Pages で開いたものです。DeepL の広告が入っていますが削除できます。なお、Pages でも docx → txt の書き出しができます。

 

 

映画「 The Intern 」の英語字幕を翻訳しました。

 › 洋画 The Intern/マイ・インターン でビジネス英語&大人の嗜みを学ぶ

 

 

▽拡張子 .txt を .srt に変更する(ファイル名を変更するやり方で)

txt → srt はファイル名を変更するやり方で変更できます。

例:example.txt → example.srt

 

 

やり方は以上です。

無料でこれだけのことができるのはすごいし有り難いです。

 

3. 日英同時字幕を作る方法  

 

元の英語の字幕ファイルと翻訳後の字幕ファイルを合わせて英語と日本語が同時に表示される字幕を作ることができます。

こうすると翻訳を修正する場合にも対訳化されるので便利です。

 

srt ファイルのまま作る方法としては下記リンク先の記事の方法があります。

 › 洋画・海外ドラマの対訳スクリプト&字幕の作り方

 

また、字幕作成ソフトで英語と日本語それぞれの字幕に表示位置を指定しても実現できますが、こちらは英語と日本語の字幕のタイミングが異なる場合にも有効です。

 › 英語と日本語の同時字幕の作り方( Aegisub 字幕位置の指定)

 

おすすめ学習書籍(オーディオブック)

私は英語学習にお金を使わないと決めていますが、オーディオブックのサンプルを視聴して「これは買うべきだ」と感じて買った書籍がこちらです。

 

タイトルを見ると「楽する系」だと思うかもしれませんが、「実用系」です。

結果的には楽もできます。

 

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  • 英文の組み立てに迷って疲れる
  • 長ったらしくなる (シンプルに短く言えない)
  • 文法によるニュアンスの違いを知らない

 

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ちなみに、私は audiobook.jp の月額プランのボーナスポイントで購入したので英語学習にお金を使ったことにはしていません。。(気持ちの問題)

オーディオブックは通勤や通学のスキマ時間や、家事などをしながら聞くのがおすすめです。時間がなくても「1日1トラックを繰り返し聞く」と頭に入りやすいです。

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 › 洋書の英語をオーディオブックで突破する方法

 

 

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