フォントが見やすくなると英語学習の効果がアップすると思うので、英語字幕におすすめのフォントと、フォントを変更して視聴する方法を紹介します。
洋画や海外ドラマを英語字幕で見ているときに「字幕が見づらい、もっと見やすかったらいいのに」と感じている場合は試してみてください。
フォントの変更方法の解説はメディアプレイヤー(動画再生ソフト)として一般的な VLC ですが、他のプレイヤーでもフォント変更機能があればできるので参考にしていただけます。
1. 英語字幕おすすめフォント
「游ゴシック体」がおすすめ
私は字幕のフォントを「游ゴシック体」にしています。いくつか日本語のフォントを試したところ(日本語フォントにする理由は後述)、シンプルで見やすく、英語ではやや縦長で字幕が横に長くなりすぎないので、その分目を動かさなくていいのが理由です。
なお、この記事の本文は全て游ゴシック体です。(見出しの英語は別)
今の字幕がなんだか見づらいという方はもちろん、特に見づらいとは感じていない方も試してみてください。意外と雰囲気はガラッと変わるし、見やすくなると字幕を目で追いやすくなるし、スペルも確認しやすくなります。
フォントは好みで見やすいものを選ぶとよいのですが、たくさんあるので1つ1つ表示させて確認するのは大変なのでまずは游ゴシック体をお試しください。
「游ゴシック体」対応 OS
フォントは VLC そのものに装備されているのではなく、OS に装備されているものを使って表示させているようです。
游ゴシック体を装備(対応?)している OS は以下のようです。
游ゴシック体の字幕で視聴できる OS
- OS X Mavericks(10.9)以降
- Windows 8.1 以降
フォントをダウンロード
フォントがインストールされていない場合はフォントのインストールが必要です。
macOS では Font Book アプリでグレーアウトしているフォント名をクリックするとダウンロードとインストールができます。
また、macOS ではソフトウェアやセキュリティのアップデートがあるとインストールしたフォントが消去される場合があるようです。この場合は再びダウンロードする必要があります。
その他のおすすめフォント
他には Arial(デフォルトだったような)や Helvetica が一般的なようです。
私の場合、ヒラギノ角ゴシックも一般的で見やすいのですが、字幕が横に長くなるのが気になっていたので色々と試して一番見やすいと感じた游ゴシック体に変更しました。
- 游ゴシック体
- ヒラギノ角ゴシック
- Arial
- Helvetica
日本語のフォントにしておくと便利
srt ファイルの場合、VLC を英語のフォントに設定すると日本語字幕は表示されないので(文字化けする)、日本語のフォントに設定しておくことをおすすめします。
洋画や海外ドラマでは日本語の字幕ファイルはほとんど字幕サイトにアップロードされていないのが現状なので、日本語字幕を表示させる機会がない場合は英語のフォントに設定しても問題ありません。
しかし、英語の字幕ファイルは翻訳ソフトを使うと日本語化できますし、日本アニメなら字幕サイトにアップロードされているので、これらを利用する場合は日本語フォントにしておくと便利です。
2. 字幕のフォントを変更して視聴する方法
VLC で字幕のフォントを変更して視聴する方法を紹介します。
大まかな手順は以下です。
VLC で字幕のフォントを変更して視聴する方法
- 字幕ファイルを入手
- VLC プレイヤーでフォント設定を変更
- VLC に字幕ファイルを表示させる
※ OS に変更したいフォントがインストールされている必要があります。
① 字幕ファイルを入手
ファイル形式が srt の字幕ファイルを入手します。 srt ファイルであれば VLC でフォントだけでなく文字サイズやカラーも変更できるます。
字幕ファイルの入手方法はこちらを参考にしてください。
なお、DVD 字幕のフォントは変更できません。変更方法はあるのかもしれませんが、この記事のやり方ではできません。
② VLC プレイヤーでフォント設定を変更
フォントは VLC の環境設定( command , )で変更します。メニューの[字幕 / OSD ]をクリックして、表示設定の枠内にあるフォントの右にある[選択…]をクリックします。
すると下の画像のウィンドウが開き、フォントを選択すると変更されます。
游ゴシック体に変更する場合はこの画像のように設定すれば OK です。表示設定のフォントが「 YuGo-Medium 」に変更されているのを確認して「保存」してください。
なお、ミディアムとボールドはお好みで。
VLC を再起動すると設定が更新されます。なお、VLC を再起動しないと変更前の設定のままです。
ちなみに、Arial は[コレクション]の[すべてのフォント]にあります。
③ VLC に字幕ファイルを表示させる
VLC プレイヤーに字幕ファイルを表示させる方法は以下の2つです。
- 動画を再生して VLC ウィンドウ内に字幕ファイルをドラッグ&ドロップ
- 動画と字幕のファイル名を同じにして同じフォルダに入れて動画を開く
詳しくはこちらで紹介しています。
3. ass のフォントを変更したいときは
ass ファイル(字幕ファイルの一形式)しか見つからない場合もあるかもしれませんが、ass では字幕ファイルにフォント情報が含まれているので VLC で再生するとそちらのフォントで字幕が表示されます。( VLC のフォント設定は無効)
さらに、OS にインストールされていないフォントの場合は文字化けします。
その場合は以下の対処法があります。
ass しかないときの対策
- ass ファイルを srt ファイルに変換する
- 字幕作成ソフトでフォントを変更する
① ass ファイルを srt ファイルに変換する
字幕作成ソフトで ass ファイルを srt ファイルとして書き出す方法が簡単です。
やり方はこちらで紹介しているので参考にしてください。
また、字幕のファイル形式を変換するオンラインツールもあります。私は利用したことがないので便利そうなものを探してみてください。
② 字幕作成ソフトでフォントを変更する
ass ファイルのフォントは字幕作成ソフトで変更できます。
やり方はこちらを参考にしてください。
VLC は再生機能が豊富なので洋画や海外ドラマで英語学習をするときにも便利です。
こちらを VLC の使い方としても参考にしてみてください。
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