英語音声CD付き市販教材おすすめ3選!一生物スキルで学習自動化

市販の音声 CD 付き英語教材で「お釣りがくるほどやり切る価値がある」と感じているおすすめのものを厳選して紹介します。

いずれも「一生物」となる英語の能力が鍛えられると実感しているのがおすすめする理由です。

おすすめする教材は市販のもの(本屋さんで売っているもの)だけでなく通販教材のものも紹介しています。通販教材は量が多いだけでなくより便利で効果的に学習できるし、複数の技能をひとまとめに学習できるのがおすすめする理由です。合わせて参考にしてみてください。

 

 

1. おすすめ市販教材3選

市販では以下の3つの英語教材がおすすめです。

 

Memo

やり切る価値がある CD 付きおすすめ教材

  • 完全版 超低速メソッド 英語発音トレーニング
  • プロ通訳強化メソッド活用 英語スラッシュ・リスニング トレーニング
  • これで話せる! 英語のバイエル 初級

 

1冊ずつ紹介していきますが、その前に「お釣りがくるほどやり切る価値がある理由」を確認しておいてください。

他の教材にもできるものはあると思いますが、私が使って効果を実感したのでおすすめしています。

 

Memo

お釣りがくるほどやり切る価値がある理由

  • 発音 → 知らない単語でも聞き取れる
  • スラッシュリーティング → 聞き取って理解できる
  • 英語のバイエル → 英文を感覚的に組み立てられる

 

[発音+スラッシュリーディング]でお釣りが有り余る

[発音+スラッシュリーディング]を習得すると、上記の理由で英語のニュースや洋画、YouTube などを見るだけでもインプットできるようになるので英語学習が自動化するし無料化します。

そのため、人によっては「お釣りがきて有り余る」くらいではないかと思います。

これについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。

独学で!英語の習得を最速化する4つの能力と鍛え方
「この4つを鍛えると英語学習が最速化、自動化、無料化する」と私が考える英語力があるので、その力と効果的な鍛え方を紹介します。 10年以上、私は独学で英語学習を続けてきましたが、いずれも学習初期に鍛えておけばよかったと思うものばかりです。 ...

 

「英語のバイエル」でアウトプット力を鍛える

[発音+スラッシュリーディング]はアウトプット力の基礎にはなりますが、インプットとしてのメリットが大きい能力が鍛えられます。

「英語のバイエル」は会話や作文でのアウトプット力を鍛えるためにおすすめです。

 

CD 付きの学習教材を効果的にやり切る方法はこちらの記事を参考にしてください。

英語音声 CD 付きの教材を効果的にやり切る方法+原因と対策
英語音声の CD が付属している学習教材や書籍を買ったものの、やり切れずに積ん読してしまっている場合もあると思います。 そこで、そのような教材をやり切るための方法を紹介します。しかも、ただやり切るだけでなく無理なく効果的にやり切る方法です...

 

それではおすすめの3冊を紹介していきます。

 

完全版 超低速メソッド 英語発音トレーニング

こちらの本で私は発音の基礎を習得しました。本で発音の仕方を確認して、超低速で吹き込まれた英語音声を聞きながらモノマネをするように声に出してトレーニングするだけでした。

その効果と実践したやり方はこちらの記事で紹介しているので参考にしてください。

 

より上を目指すなら

「超低速メソッド」で発音の基礎を習得すれば、あとはシャドーイングをしたり自分の発音を録音して聞いたりして練習を続けると発音も単語を聞き取る力もネイティブスピーカーのレベルに近づくと思います。

このとき、効率よく学習するのであれば FluentWorlds という英会話学習アプリをおすすめします。発音を1音ずつ判定する機能があるし、自分の発音とお手本の発音を聞き比べることも簡単にできるので、自分の苦手な発音や甘さを効率よく修正できるのが理由です。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

FluentWorlds 感想|英会話アプリのつもりが発音矯正ギプス
「発音矯正される感」が凄かった「3Dバーチャル世界で英会話が学べる」というアプリ FluentWorlds (フルーエント・ワールズ)の使用感や効果的な使い方を紹介します。 パソコンとスマホでいつでも学習できる、アウトプット練習になりそう...

発音を習得するメリットは?

発音は習得すると単語を聞き取る能力が上がるし知らない単語でも聞き取れるようになるので(リスニング力が上がる)、英語学習の自動化に繋がる必須の能力です。

発音練習をしない英語学習はボールを蹴らないサッカー練習のようなものなので実践してほしいと思います。

 

プロ通訳強化メソッド活用 英語スラッシュ・リスニング トレーニング

この教材はスラッシュリーディングのトレーニングに最適です。スラッシュリーディングは「英語の語順で理解する力」を鍛えるので、英語学習に必須のトレーニングだと私は考えています。

特に長文のリスニングで「単語は知っているし聞き取れるのに内容が理解できない」や「次から次に内容が追加されていくので理解が追いつかない」というような状態の方におすすめです。

スラッシュリーディングでは文章を意味のまとまり毎に区切って読んだり聞いたりしていきますが、この本の CD 音声には意味のまとまり毎にポーズ(無音部分)が入れられているので、この音声で学習すると意味のまとまり毎に理解する癖がついていきます。

つまり、英語の語順で理解する力が鍛えられるので、長文のリスニングでも理解が追いつかないどころかほとんど同時に理解できるようになります。

音声 CD のイメージ

[ 英語フレーズ → ポーズ → 英語フレーズ → ポーズ → 英語フレーズ… ]

✔︎ ポーズなしの音声もある。
✔︎ 英語音声のみ。

私は次のような学習をしました。(教材の指南は無視して…)

 

Memo

  • 「プロ通訳強化メソッド活用 英語スラッシュ・リスニング トレーニング」 の使い方
  • ポーズの間に意味を思い浮かべる
  • ポーズの間にリピーティング
  • 音声に合わせてシャドーイング
    ポーズの間にリピーティング
  • 2倍速で再生してポーズの間にリピーティング

✔︎ 全てポーズありの音声で行なっています。

 

「ポーズの間に意味を思い浮かべる」ときはきちんとした日本語の文章にはせず、まとまりの意味を捉えるだけにするのがポイントです。クイズに回答するようにゲーム感覚で行ってみてください。

これをすると「意味のまとまり毎に理解する」ことに慣れるので、自然と「英語の順で理解する力」が鍛えられます。

2倍速にすると意味を思い浮かべる時間が半分になるので瞬発力も鍛えられると感じています。

なお、ポーズなしの音声もあるのでこちらはシャドーイングや復習に利用するとよいでしょう。

情報過多になってきた気がするので詳しくはこれらの記事を参考にしてください。

 

英検や大学受験にもおすすめ

「プロ通訳強化メソッド活用 英語スラッシュ・リスニング トレーニング」の内容は VOA( Voice of America アメリカ国営の国際放送機関)の放送を元にしたものです。

14本分の番組が収録されているので分量としてはなかなかですし、ジャンルも政治や科学など幅広いので英検や大学受験を目的としている方にもおすすめです。。

 

この教材のデメリット

この教材の音声は英語のみなので、語彙力が合わないと学習しづらいデメリットがあります。語彙力が英検2級(高校レベル)くらいあれば辞書なしで大体理解できるレベルだと思います。

もし語彙が難しそうな場合は、同じく VOA の放送を学習素材とした スーパーエルマー がおすすめです。詳しくは次章で紹介しますが、スラッシュ毎に英語音声とポーズがあるだけでなく日本語訳の音声もあるので、音声だけでも効率的に語彙を伸ばしながら学習できるのがおすすめする理由です。

スーパーエルマーには、他にも効果的に学習できる工夫が満載なのでぜひチェックしてください。

スラッシュリーディングのメリットは?

 

Memo

  • スラッシュリーディングのメリット
  • 英語の語順で理解できるようになる
  • 長文のリスニングに対応できる
  • 意味のまとまりでインプットできる
     → アウトプットの基礎となる

 

これで話せる! 英語のバイエル 初級

英文法をネイティブスピーカーのイメージで使いこなそうという趣旨の本で、私はこの本で英文を感覚的に組み立てられるようになりました。

英文法が苦手な方も多いと思いますが、「中学レベルならなんとか」というくらいで十分に効果を実感できると思います。

例文の音声が[英語例文 → 日本語例文訳 → 英語例文]と流れるので、次のように段階的に学習していました。

 

Memo

  • 「これで話せる! 英語のバイエル 初級」の使い方
  1. 2回目の英語例文でシャドーイング(他は聞いて内容を確認)
  2. 日本語例文訳の間にリピーティング
    2回目の英語例文でシャドーイング
  3. 1回目と2回目の英語例文でシャドーイング
    日本語例文訳の間にリピーティング
    ポーズでもリピーティング

✔︎ シャドーイングは音声を聞きながら追いかけるように発話する学習方法です。
✔︎ リピーティングは音声を聞いてから無音の状態で聞いた通りに発話する学習方法です。
✔︎ どちらも学習方法というよりはトレーニング方法という感じです。

 

本は分からないところを確認するときに見ていました。シャドーイングやリピーティングのトレーニングでは本を見ないで通勤の間に行っていました。

電車通勤または通学の方も小声でマスクをしていれば周囲に気づかれにくいと思うし、むしろ気づかれた方が変な人だと思われて変な人が寄って来なくなるのでおすすめです。

 

なお、「英語のバイエル」には初中級編もあるのですが、こちらは英語音声がクリス氏のみによって吹き込まれているのが辛くて挫折しました。

初級ではクリス氏の「感じ」と女性ナレーターの掛け合いがコミカルで面白くもあったのですが。

CD 付きではありませんが…

CD 付きではありませんが、こちらの本にも本当に感謝しています。