洋書の英語負担を軽くするオーディオブック学習・活用法

英語の文章を読む力があれば、書籍やネット上の英語で書かれた最新の情報をいち早く手に入れ、自分の興味や関心のあるジャンルの知識を得る楽しみとなるだけでなく、情報を活用すると収入の機会にもできるでしょう。

とはいえ、多読や音読を試みるも、洋書ではハードルが高く英語教材では読みたいものがない、とモチベーションを失ってしまう人もいると思います。

そこで、洋書での英語学習の負担を軽くするオーディオブックの使い方をご紹介します。

 

 

負担を軽くすると言っても、洋書を読むことに変わりはないので、学習の負荷は下げつつも学習効果は同等だと思います。

オーディオブックは音声なので、そもそも日本語であっても読書が苦手な人や、肩コリ・首コリで読書が辛い人にもおすすめの学習方法です。

洋書をすらすらと読めるようになるためのステップとして、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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1. 洋書の選び方

 

まずは洋書の選び方です。普通に本を選ぶときと同じく自分の興味や関心のあるジャンルを選ぶのですが、今回ご紹介する方法では次の2つの条件があります。

  • 翻訳版のオーディオブック(日本語)がある
  • 原書のオーディオブック(英語)がある

 

翻訳版のオーディオブック(日本語)がある

選び方の1つ目は「翻訳版のオーディオブックがあるもの」です。

すでに翻訳版の書籍を持っている人には必要ありませんが、すでにお持ちの人も、読書が苦手な人も、日本語の音声は洋書を読む前に内容を頭に入れるために利用すると便利です。

洋書の翻訳版の中からオーディオブック化されているものを選ぶことになります。

 

原書のオーディオブック(英語)がある

選び方の2つ目は「原書のオーディオブックがあるもの」です。

原書は紙か電子書籍でも十分かもしれませんが、英語のオーディオブックがあると「学習の負担を軽くする」ことができます。

英語を読むのが苦手で本よりはオーディオブックの方が心理的な負担も少なそう、という人は試してみてはいかがでしょうか。

原書のオーディオブックがあると耳だけでの学習もできますし、リスニング学習にもなるのでおすすめです。単語の発音の確認にもなります。

 

< 書籍 + オーディオブックもおすすめ >

原書と原書のオーディオブックの両方を揃えるのもおすすめです。その分お金はかかりますが、本を黙読する、音声のみで音読する、本+音声で音読する、など学習方法の幅が広がります。

まずはオーディオブックで学習しておいて、だいたいの内容が英語で分かるようになってから本を買って読む方法もあります。ご自身の学習スタイルに便利なものを選んでみてください。

条件を満たすとなると選択肢は狭くなりますが、これらの条件を満たす書籍はベストセラーのものが中心なので多くの人が興味を持てるのではないでしょうか。

 

 

< 小説・文学作品は要注意 >

小説や文学作品が好きな方は原書で英語学習したくなるかもしれませんが、最初の1冊としてはおすすめではありません。

詩的な表現を読み解く楽しみはありますが、「洋書(英文)をすらすら読めるようになる」という目的では学習効率が悪くなってしまいがちだからです。

あくまで学習効率を重視する場合ですが、小説や文学作品を読むのは、エッセイなどの比較的読みやすいものであればすらすらと読める、くらいになってからがおすすめです。

 

< 学習用に洋書を探す手順 >

自分に興味・関心のあるジャンルから、

1.  洋書の翻訳版のオーディオブックを探す
2.  1で見つかったオーディオブックの原書を探す
3.  原書のオーディオブックを探す

 

< 原題の調べ方 >

原題を調べるには翻訳版の「タイトル + 原題」で検索します。

例:サピエンス全史 原題

見つからない場合は英語版の Wikipedia で著者名を検索して作品リストを見ていきます。

 

< 条件を満たす書籍の例3冊 >

英語と日本語のオーディオブックが揃っている書籍を、内容が難しそうな順に3冊ご紹介します。

  • Sapiens /サピエンス全史
  • Beyond Mars and Venus /一人になりたい男、話を聞いてほしい女
  • The Life-Changing Magic of Tidying Up /人生がときめく片づけの魔法

 

『 Sapiens /サピエンス全史』

バラク・オバマ氏やビル・ゲイツ氏など著名人からの支持も厚いという世界的ベストセラー。

この記事の公開時(2019年3月21日)では、原書の書籍とオーディオブックは Amazon に揃っています。

翻訳版のオーディオブックはaudiobook.jp にあります。

私は翻訳版オーディオブックは audiobook.jp で買いました。セールでかなりお買い得でした。

 

『 Beyond Mars and Venus /一人になりたい男、話を聞いてほしい女』

こちらも世界的なベストセラーです。異性間のコミュニケーションがテーマなので読みやすい(聴きやすい)のではないでしょうか。

この記事の公開時(2019年3月21日)では、原書の書籍とオーディオブックは Amazon に揃っています。

翻訳版のオーディオブックはaudiobook.jp にあります。

 

『 The Life-Changing Magic of Tidying Up /人生がときめく片づけの魔法』

近藤麻理恵さんの世界的なベストセラーの英語版です。アメリカでは「 kondo 」が「片づける」の意味として使われているそうで、驚きです。

私は読んだことがないのですが、Audible ( Amazon )で試聴してみたところ、日常生活についてなので日本語で読んで(聴いて)おくと英語でも内容をイメージしやすいと思いました。

日本語が英訳されたもので英語学習すると、言いたい表現が見つかりやすいこともあります。

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この記事の公開時(2019年3月21日)では、英語版の書籍とオーディオブックはどちらも Amazon に揃っています。

日本語の書籍では改訂版が出版されていますが、レビューによると内容に大きな違いはないようです。

 

2. 学習の手順と方法・コツ

 

こうすれば効果的、という私なりの学習の手順と方法をご紹介します。

基本的には、日本語のオーディオブックを聴いて内容を頭に入れてから英語のオーディオブックを聴く、という学習方法です。

知らない単語や表現があっても日本語の内容から推測できます。

  1. 日本語で聴く
  2. 英語で聴く

 

原書の書籍とオーディオブックの両方を揃えた場合は以下の学習ができます。

  • オーディオブックを聴く
  • オーディオブックを聴きながら音読(シャドーイング)
  • 書籍を音読、または黙読
  • オーディオブックを聴きながら書籍を音読、または黙読

 

音読のやり方は下記リンクの記事にてご紹介しています。

 › 洋画、海外ドラマの英語スクリプトで多読・音読

 

オーディオブックでは、学習するときには次のコツがあります。

  • チャプター毎に聴く
  • 慣れたら倍速で聴く
  • 英語は午前中、日本語は午後に聴く
  • 運動中は日本語
  • 分からない単語や熟語は調べない
  • 安全第一

 

チャプター毎に聴く

オーディオブックには再生時間が5時間や長いものでは10時間以上のものもあります。始めから終わりまで一気に聴いて、内容を理解して、頭に入れておく、というのはなかなか大変です。聞き逃したところがあるとその都度戻して聞きなおさなければなりません。

そこで、チャプター毎にリピート再生をして繰り返し聴く方法がおすすめです。チャプター毎に繰り返し聴くようにすると聞き逃したところがあっても「また回ってくるからいいや」と軽く考えられますし、何度も聞くので記憶に定着して記憶に残りやすくなります。

1つのチャプターが2つか3つくらいに分割されている場合には、1つの音声ファイル毎に繰り返し聴きます。再生時間は5分から20分程度で、長いものでは30分程度です。

1つのチャプターを2、3回ほど聴いてだいたいの内容が頭に入ったら、今度は同じチャプターを倍速再生で2、3回ほど聴きます。これで最初に聞き逃したところも含めて内容が頭に入ると思います。

 

慣れたら倍速再生で聴く

倍速再生された音声に慣れていない人には初めは気持ち悪く感じられるかもしれませんが、すぐに慣れます。オーディオブックの朗読はゆっくりなので、倍速にしてちょうどくらいに感じられるようになります。時間の節約にもなります。

3倍速くらいになってくると一字一句聞き取るのは難しくなってくるので、細かいところまで聞き取ろうとせず、要点のみに集中して聞くようにします。通常速度で内容のおおよそを理解してから、復習として倍速再生を聴くのがおすすめです。

倍速再生はパソコンやスマホのアプリでもできますが、audiobook.jp  では倍速版もダウンロードできるのでアプリが使いづらい環境(倍速再生するとスマホが遅くなる、熱くなるなど)でも便利です。

 

英語は午前中、日本語は午後に聴く

脳科学で実証されているそうですが、経験的に午前中の方が集中力が高く仕事が捗り、午後はいまいち、と実感している人も多いと思います。

ですので、例えば朝の通勤では英語を聞く、帰宅中は日本語を聞く、などとするのが効果的です。脳科学や集中力を無視しても、仕事で疲れたあとでは「英語なんて聞いてられない」という気分になるかもしれません。日本語だと疲れていても自動で聞けて頭に入りやすいですし、仕事のストレスがナレーターの落ち着いた声で紛れるという気持ちの切り替えの効果もあるかもしれません。

英語と日本語を聞くタイミングを決めておくと、どっちを聞こうかなと迷うこともなくなります。初めのうちは1日1チャプターと決めておいて、英語と日本語を交互に聞くようにするとやりやすくペースをつかみやすいと思います。

先ほどご紹介した「日本語 → 英語」の手順とは逆になりますが、この段階では復習として行います。内容が十分頭に入っている場合には日本語を聞く必要はありません。

 

運動中は日本語

オーディオブックは通勤以外にもちょっとした時間に聞けるので便利です。私は運動中には日本語のオーディオブックを聞くようにしています。以前はランニング中やウォーキング中にイヤホンで英語を聞いていましたが、実際にはほとんど聞いていないことに気づいてやめました。それよりはフォームに集中した方が運動効果が上がるのも理由です。

ですが、日本語なら軽いランニング程度なら頭に入り、フォームにも集中できるので実践しています。何も聞いていなくてもランニング中ずっとフォームに集中できるわけでもないのでちょうど良いです。

これは私にとってのことですが、英語を聞いているつもりで実は聞いていないなという人は試してみてください。

 

分からない英単語や熟語は調べない

日本語で内容を覚えていても英語で聞いたときに単語や熟語の意味が分からない場合があると思います。すぐに意味を調べたくなるかもしれませんが、まずはあえて調べないようにします。

最終的には調べますが、そのタイミングは、繰り返し聞いても文脈から意味が想像できず聞くたびに気持ち悪くなってきたときや、英語学習をしていないときにふと思い出して「あの単語なんていう意味だろう」と考え出したときです。

意味が分からない単語や熟語があるとすぐに調べるけどすぐに忘れてしまう、という人はこの方法をぜひ試してみてください。

 

安全第一

歩きながら聞いていて集中しすぎてしまうと、車にはねられるか、溝に足がはまってしまうか、嫌なものを踏んづけてしまうかもしれません。二宮金次郎スタイルよりは安全かもしれませんが、音声を聞きながら歩く方が危険かもしれません。

先ほども書きましたが、今度は安全面で「また回ってくるからいいや」くらいの気持ちで「一度に全ての内容を頭に入れなくていい」と気軽に構えておきましょう。

3. おすすめオーディオブックサービス

 

オーディオブック配信サービスはいくつかありますが、あれこれと比較していると英語学習の時間がなくなってしまうので、おすすめを2つご紹介します。

 

audible

まずは洋書(原書)のオーディオブックのラインナップが充実しているAudible です。運営元の Amazon ではなぜか Audible ストアに入るだけでも分かりづらいので使いにくい場合は Audible サイトでの利用をおすすめします。

自由度が低い印象で、オーディオブックはパソコンではダウンロードができずストリーミング再生のみ、スマホではダウンロードはできるものの専用アプリでしか聞けない、という不便さがあります。

最初の1冊は無料(記事公開時)なので、まずはオーディオブックを体験したい人には手軽です。

Amazon ではオーディオブックに加えてハードカバー版、Kindle 版、CD 版が揃っているタイトルもあります。

CD 版を選ぶときには注意が必要で、形式が MP3 CD となっているものはパソコンや対応の CD プレイヤーでないと再生できません。

 

audiobook.jp

audiobook.jp は記事公開時では洋書の原書のオーディオブックはありませんが、翻訳版はあります。

翻訳版のみですが、おすすめの理由2つあります。

まず、「割引セールで安く購入できる」ところ。割引セールは毎日、午後7時か8時くらいから日付が変わるまで行われています。予告はなく、どの本が安くなるかも分かりませんが、ほしいものリストに入れておいたり著者を検索したりすると割引されているものをまとめてチェックできます。

もう1つは「オーディオブック(音声ファイル)をダウンロードして好きな端末で聞ける」ところです。これが私にはかなり重要です。専用のスマホアプリでも聞けますが、着信や通知があると学習に集中できませんし(オフにすればいいのですけれど)、バッテリーの消費も気になります。その際、音声ファイルがあると契約を解除した古いスマホを使いたいけどアプリに対応してないから聞けない、という状況にもなりません。

さらに、音声ファイルには多くのタイトルで2倍速の倍速版も用意されているのも便利。スマホで倍速再生すると、動作が重くなる、本体が熱くなる、バッテリーの消費が早くなる、などが気になります。

初回30日間無料の「聴き放題プラン(月額750円)」があるのも魅力です。英語学習にはなりませんが、本屋さんで立ち読みする感覚で次々と興味や関心があるものを聞いていけるので何かと詳しくなれます。聴き放題だからと聴いてみた本が自分にとってとても役に立つ本だった、ということもあるでしょう。初回は無料なのでまずはオーディオブックを体験したい人にもおすすめです。

 

< おすすめの使い方 >

原書は Audible 、翻訳書は audiobook.jp という使い方がおすすめです。

どちらのサービスでもサイトで各タイトルのサンプルを無料で聞けるので、それぞれ試してみてはいかがでしょうか。

 

 

4. おわりに 洋書学習で得られる3つのもの 

 

知識 + 英語力 → お金

洋書を読むと知識と英語力が得られます。インターネット上の言語比率の1位は英語で25.5%と言われますが、英語を読む力があればネット上の英語で書かれた情報から知識を得ることもできます(日本語は2.9%)。それだけでも十分楽しみや喜びに繋がりますが、さらに得た知識と英語力を活用するとお金にもなります。

「英語学習はお金を払ってするもの」と思いがちかもしれませんが、「英語学習はお金を得ながらするもの」にできます。

何かのセミナーみたいになってきましたが、知識と英語力だけでなく、お金が得られるとなると、洋書で英語学習をするモチベーションにもなるのではないでしょうか。

知識をお金にする方法としては、メンタリストの DaiGo さんの本が良い例です。 audiobook.jp のセールでかなり安かったので買ってみたのですが、聴いてみると彼は大の読書好きで、得た知識を自分なりに実践して、日常生活に落とし込み、多くの人に役立つノウハウとして紹介することで知識をお金にしていることが分かります。

 

↓聴いてみた本

 

一般人にはテレビに出て知名度を上げて本を出版する、ということは難しいですが、ブログなら始めやすいです。私がこのブログを始めたのも、今まで英語教材に結構な金額を使ってしまったので「もう英語学習にお金は使わない、逆に英語学習をお金にする」と決めて、ブログならやりやすそうだったからです。

洋書をネタにブログを書くなら、印象に残った原文を引用しながら感想を綴った記事や、『洋書「〇〇」に学ぶ今を生きるための10の言葉』みたいな記事が書けるかと思います。

海外ゴシップが好きな人は英語で書かれた有名人のニュースや SNS、ブログをチェックして記事にすることもできるでしょう。

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「私は文章力がないから…」という人も大丈夫です。オーディオブックを聴くと文章力も身に付きます。前出の DaiGo さんの本も、読書好きでメンタリストならではなのか、読者に分かりやすい文章と構成になっているので、文章を書くときの参考にもなります。

もちろん、必ずしも英語でお金を稼ぐ必要やブログを始める必要はありませんが、「英語学習がお金になる」と頭の片隅に入れておいて、ときどき英語でお金を稼いでいる自分を想像しながら、英文を読む力を身に付けるためにオーディオブックで英語学習をしてみてはいかがでしょうか。ブログ以外にも英語学習をお金にするアイデアが浮かぶかもしれないですしね。

あっ、お金の話はあくまで英語学習のモチベーションとしてご紹介したまで。参考になりましたら幸いです。

 

 

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