映画「ボヘミアン・ラプソディ (原題:Bohemian Rhapsody ) 」のセリフから英語フレーズを集めて解説をつけました。
フレーズは次の基準を中心に選びました。
- 単語は簡単なのにニュアンスが分かりにくい表現
- 直訳では微妙なズレが生じる表現
- ネイティブスピーカーのイメージや感覚で理解しないと使いこなしにくい表現
- 英語好奇心をそそられる表現
日本語の発想では思いつかないセリフでもあるので英語学習を効率化できると思います。
発音解説は、選んだフレーズの聞き取りにくい部分の音をカタカナで表現しているので分かりやすいと思います。とはいえ、実際の音は DVD などを視聴して確認してください。
作品を見ていなくても文脈がなるべく分かるように解説していますが、英語感覚を身につけるためにもぜひ視聴しながら1つ1つ確認してください。
ご注意
正確な解説を心がけておりますがあくまで素人の考察です。間違いがあるかもしれないという危機感を持って英語学習をお楽しみいただければ幸いです。
▽動画配信サイトで「ボヘミアン・ラプソディ」を見る
›› amazon prime video → 字幕版・吹替版
›› U-NEXT(ボヘミアン・ラプソディ検索結果)
※本ページの情報は2021年6月3日時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
›› Hulu(ボヘミアン·ラプソディ ライブ·エイド完全版)
【6/4金曜ロードショー放送後 配信開始】
Hulu では、Blu-ray特典にしかなかったライブ・エイド映像、「We Will Rock You」「Crazy Little Thing Called Love」の2曲を特別編集バージョンとして世界初配信、するそうです。
▽ DVD
ボヘミアン・ラプソディ [ ラミ・マレック ] |
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映画を使った学習方法
洋画を使った学習方法は下記リンク先の記事にて色々と紹介しているので参考にしてください。
スクリプト&字幕ファイル(無料)
映画「ボヘミアン・ラプソディ」の英語のスクリプトと字幕ファイルの入手方法の紹介です。
どちらも無料で、リンク先からスクリプトはコピペ、字幕ファイルはダウンロードできます。
スクリプト
スクリプトがあると音読に便利ですし、「字幕だとすぐに消えてしまう問題」を解消できます。
▽スクリプト入手先
SUBSLIKESCRIPT というサイトに掲載されているのでコピペできます。
›› https://subslikescript.com/movie/Bohemian_Rhapsody-1727824
スクリプトを見やすく編集したりメモしたりして活用するには Google ドキュメントを使うと便利です。方法は下記リンク先の記事にて紹介しているので参考にしてください。
› 英語学習と文字起こしに便利な Google ドキュメントの機能
字幕ファイル
字幕ファイルは動画再生中に画面に表示させるだけでなく、字幕作成ソフトと連携すればとても便利な学習ができます。
▽字幕ファイル入手先
›› https://www.opensubtitles.org/en/search/sublanguageid-eng/idmovie-639471
字幕ファイルによってはタイミングがズレているものがありますが、私の場合はアップロード日が( Uploaded )05/02/2019 のものがぴったりでした。同日のものは2つありますが、下の方は動作音や物音も字幕になっているので英語学習におすすめです。
注意
リンク先の字幕サイトは広告が煩わしいですが、登録不要で検索からダウンロードまで1つのウィンドウで完結します。
字幕ファイルを動画に表示する方法は下記リンクの記事にて紹介しています。
› 英語字幕と日本語字幕を同時に画面表示する方法(パソコン・スマホ・テレビ)
さらに、字幕作成ソフトと連携すればとても便利に活用できます。
› どんなに細かい英語の音も字幕作成ソフトを使って聞き取る方法
› 洋画・海外ドラマ|字幕ファイルの英語学習に便利な8つの活用法(まとめ記事)
なお、字幕作成ソフトの利用にはパソコンが必要ですが、パソコンは英語学習に最も便利なツールなので活用してみてください。
Chapter 2 ( 00:03:48 – 00:07:45 )
1/9
04:28
Dinner is ready.
フレディの母親のセリフです。
まずは耳慣らしとして dinner の音を聞いてみてください。dinner を「ディネ」のように発音しています。フレディママの母語が英語かどうかや設定は調べていませんが、訛っています。
2/9
04:33
FREDDIE: Out with friends.
JER: A girl?
ママに Where are you going? と聞かれたフレディは場所を答えず「友達と出かける」とだけ返します。カジュアルではありますがシンプルな返しです。
フレディママは girl を「ガア」のように発音しています。語尾の L を発音しないのは訛りでなくてもよくあります。例えば、school は「スクー」のように発音されます。
ちなみに、私はネイティブスピーカーとの会話で「スクー」と聞こえて school だと分からなかった経験があります。このときは状況から察して理解しましたが、このような経験が何度かあり、音だけで理解しようとするとダメだと気づきました。なお、私の理解力の問題です。
3/9
04:46
You’re always late.
フレディママのセリフです。
You’re を軽く「ア」と発音する程度に省略して発音しています。
4/9
04:56
Freddie or Farrokh…
what difference does it make when you’re out every night…
no thought of the future in your head?
フレディパパのセリフです。
文法上、正しくは the difference と冠詞 the がつくはずなのですが、字幕には表記されておらず、発音もされていません。また、発音は differences と複数形のようにも聞こえますが、does の do が発音されていないのでそのようにも聞こえます。
what difference does it make は「どんな違いがあるのか」という意味ですが、ここで make のイメージを確認します。
[原] 作る
[イメージ] 作り出す, ある状態になる
[解] make は<無から有>を生み出すので<人の尽力・自然の力・妙>が背景に感じられる. ◇ ma- に<力>を感じる.
make:英語語義イメージ辞典(リンク先は Amazon )
このセリフでは「どんな違いのある状態になるのか」「どんな違いを生み出すのか」といったイメージになります。
「英語語義イメージ辞典」は「なんとなく意味は分かるんだけど…」というときに助かるのでおすすめです。
5/9
05:09
And how’s that worked out for you?
パパの説教に言い返すフレディのセリフです。
And how’s:アナウ
スペルの見かけ上、音が繋がった部分をマゼンタ、省略された部分をグレーで表しています。
n とo が繋がって「ナ」のような音で発音されています。
work は「働く」と覚えるのが一般的ですが「うまく働く, うまくいく」というイメージです。
out には「 (最後, 終わり) まで」という「完了」の用法があります。out の原義は「内から外へ」ですが、例えば「家の外」をイメージすると、家の外には庭があって、塀があるところ「まで」が外という感じがするので連想しやすいと思います。
21 〖完了〗最後[終わり]まで; 徹底的に, とことん (!upが最終段階に焦点がありすばやさを暗示するのに対して, outは過程の方により焦点がありある程度の時間がかかることを暗示する)
out:ウィズダム英和辞典 macOS 版
6/9
06:39
They’re going places. They’re gonna be big.
字:あのバンドなら売れる
音:あいつらとならビッグになれる
バンドを脱退しようとするメンバーのセリフです。
place には「適切な場所, 本来の場所」という意味があります。
2 «人・事にとって/…するのに» 適切な場所, 本来の場所 «for/to do» (!しばしば否定的な文脈で)
▸ There’s a time and place for everything.
物事には適切な時と場所というものがある
place:ウィズダム英和辞典 macOS 版
「バンドにとって適切な場所に行く」ということから字幕では「売れる」と訳されたようです。
7/9
06:45
We’re not going anywhere with this.
音:このままじゃどうにもならない
We’re の re は発音されていません。
この with はちょっと分かりにくいかなと思うので辞書を確認します。
原義は「…に逆らって(against)」だが, 現代英語では「…と共に」の意が基本で, そこから「携帯して」, 「(道具として)持って使って」, 「(状態が)付随して」 の意が派生した.
9 〖道具・手段〗…を使って, …で (!byは動作に使う道具ではなく, 動作の主体を表す)
10 〖原因・理由〗〈ある感情・状態・事〉のため, …で, …のせいで
with:ウィズダム英和辞典 macOS 版
このセリフでは上記のほぼ全ての意味に当てはまります。私としては「 (状態が) 付随して」が1番しっくりきます。
this は今のバンドの状況を指していますが、具体的には直後のセリフで述べているように「大学やパブでのライブを続けていること」です。
8/9
06:51
Gotta give it a go.
字:賭けてみる
「挑戦してみよう, やってみないと分からない」というような意味の決まり文句なのでそのまま覚えて使うのが手っ取り早いですが、ポイントを解説します。
gotta は have got to の略で、現在完了の「今、過去分詞な状態を持っている」というイメージと、get の「今までなかったものを得る (状態になる) 」というイメージを合わせているので、私の解釈では have を got で強調した形です。とはいえ、ややこしいので暗記と慣れがおすすめです。
辞書には次の通りに載っています。
(!⦅主に米・くだけた話⦆) しなければならない(have [has] got to); 持つ, 手に入れる(have [has] got a).
gotta:ウィズダム英和辞典 macOS 版
「主に米」とありますが、イギリスでも一般に使われる表現のようです。なお、話者ティム(現実の)はイギリス人です。
give it a go はイギリス的な表現で、アメリカでは give it a try と言うようです。どちらも服屋で「試着していいですか? ( Can I give it a try? ) 」と聞く場合の定番表現でもありますが、この辺りの詳細はググってください。
ちなみに、give it a go は日本アニメ「聖女の魔法は万能です」の英語字幕にも出てきました。舞台は異世界ですが話者は偉い学者(魔法使い?)なので、堅い雰囲気を出すために go にしたのかもしれません。
› 日本アニメ英語版をセリフと同じ字幕 (CC) で視聴する方法
give it a go の go は名詞です。冠詞がついています。意味は辞書では次の通りです。
⦅英・くだけて⦆〖単数形で〗試み(try)
▸ I don’t know if I can fix it, but I’ll give it a go. ⦅話⦆
直せるかどうかわからないけどやってみよう
▸ at [in] one go ⦅主に英⦆
(何度もやるのでなく)1回で
▸ It’s worth a go.
それはやってみる価値がある.
go:ウィズダム英和辞典 macOS 版
go は「話題になっている場所から離れていく」というイメージで捉えると分かりやすいです。give it a go では「 it に go を与える」で「 it に話題になっている場所から離れていく許可を与える」というイメージになり、it がどこに向かうかは分からないので「試み」という意味が浮かんできます。
ついでに、come は「話題になっている場所に近づいていく」というイメージです。go と come のイメージの違いについては、英語版「鬼滅の刃」の第1話にちょうどいい例があります。同じセリフで日本語の「行く」が、字幕では go、音声では come と訳されていました。下記リンク先の記事にて解説しているので参考にしてください。
お時間がありましたら「アナと雪の女王」で有名な Let it go. も「話題になっている場所から離れていく」というイメージで確認してみてください。下記リンク先の記事にて取り上げて解説しています。
› アナと雪の女王|ありのままの英語表現&解説集 Chap. 5-8
9/9
07:04
But then everyone else was in, like, long dresses?
字:みんな長いドレス
音:誰が着たって長すぎじゃない?
like は「〜みたいな, 〜っぽい, 〜的な」というニュアンスで、このセリフのように曖昧にしたいときにぽんっと付け足す使い方があります。訳しにくい場合は like を除くと分かりやすいです。
「 in 服」は「服を着た」という意味です。men in black では「黒服の (黒を着た) 男たち」です。
Chapter 3 ( 00:07:45 – 00:11:16 )
1/10
07:47
That show was a load of bollocks.
音:俺たちクソかもな
ティムに脱退を告げられたあとで冷静になったロジャーのセリフです。
load は「 (車・船・人などによって運ばれる大量の・重い) 荷物, 荷, 積み荷」と辞書にあります。
a load of は a lot of のバリエーションです。辞書には「〖a load/⦅主に英⦆loads (of A)〗たっぷり(のA〈人・物・事〉), 有り余るほど(のA), たくさん(のA)」と載っています。
bollocks は辞書には次のように載っていますが、イギリスのドラマでもよく使われています。
名詞⦅英俗⦆
1 くだらない事(nonsense).
2 〖複数扱い〗睾丸(こうがん), きんたま.
間投詞
⦅主に英俗⦆ばかな, くだらない.
bollocks:ウィズダム英和辞典 macOS 版
2/10
07:49
Well, there was room for improvement, yeah.
字:改善の余地はあるさ
音:確かに 改善の余地はあったよな
上記のセリフに続くブライアンのセリフです。
was が強く発音されているので「 (確かに) あった」と強調している感じがします。また、この was と improvement のイントネーションはイギリスらしい感じがします。
room の「余地」という意味を確認して、ついでに spece との使い分けも確認してみてください。
3/10
07:51
I’ve got better things to do with my Saturday nights.
I could give you their names.
字:女と遊んでる方がマシだ 相手ならいる
音:土曜の夜だしいいことするか 女紹介するけど
上記のセリフに続くロジャーのセリフです。
元のセリフではほのめかす内容ですが、字幕と音声のどちらも「女」と直球な意訳がされているところがおもしろいです。内容を分かりやすくしたのでしょう。
have got はまた出てきたので復習。
could は可能性の度合いを表現する助動詞の使い方で、助動詞の中で1番低い可能性を表します。
このセリフでは低い可能性を表す could を使うことで、もったいぶった感じや上から目線な感じを出している気がします。日本語では「名前を教えられなくもないぜ」という感じでしょうか。
4/10
08:19
I study design here.
字:俺はデザインを
音:俺の専門はデザイン
ロジャーとブライアンの学部を言ったあとのフレディのセリフです。
この here はパブの裏での会話なので場所を言っているのではなさそうです。おそらく、2人の学部(歯科と天文学)が話題に出たあとの今の状況を here と言っていると考えられます。
5/10
08:25
Might be of interest to you.
字:よかったら
音:よかったらどう
2人に曲を書いた紙を渡そうとするフレディのセリフです。
might の前に this(曲を書いた紙)が省略されています。of interest の部分が不思議ですが、なぜこの形になるのかは少し調べて考えても分かりませんでした。
DeepL は「興味を持っていただけるかもしれません」と訳したので、フォーマルな感じがあるのかもしれません。
次のように may を使って言い換えることもできます。
That may be of interest to you.
That may be interesting for you.
That may interest you.
6/10
08:46
Uh, not with those teeth, mate.
ロジャーのセリフです。
not with が「ドウ」のように発音されています。訛りなのか、なぜこんな発音になるのかは分かりません。
7/10
09:24
I’ll consider your offer.
字:オファー 考えとく
音:バンドに入ってもいいよ
2人(ロジャーとブライアン)と別れ際のフレディのセリフです。自分からバンドに入りたいと言っておきながら、上から目線な態度に変化しています。
このシーンでは2人からフレディを誘ってはいません。consider は「よく考える」という意味ですが、「 (出されてもいない) あなたのオファーをよく考える」という意味になるので上から目線というだけでなく自信満々な感じもします。ユーモアもありますね。
8/10
09:58
I rather liked these.
音:こういう感じのが好きなんだ
メアリーが働く店ビバで服を選ぶフレディのセリフです。
なぜ liked と過去形なのに音声では現在形なのか、は分かりません。
rather は辞書を確認すると、動詞の前で意味を弱める使い方です。
3 ⦅主に英⦆〖通例肯定文で〗かなり, 相当; やや, いくぶん, 思ったより (!程度に段階がある 形容詞 副詞 名詞 動詞 を修飾して) .
a. 〖rather+形容詞/副詞/動詞〗
▸ His hair is rather long.
彼の髪はやや長めだ
(!ráther lòngよりràther lóngの方が強意的に響く) .
コミュニケーション
A: That’s a bit excessive, isn’t it?
それちょっとやりすぎじゃないですか.
B: I rather like this.
私はこれ結構気に入っているんですが.
❢like, think, suspect, hope, doubt, feel, wish, guess, expectなどの動詞の前で意味を弱め, (特に反対意見の中で)自分の考えを控えめに述べる時に.
9/10
10:10
I don’t think it should really matter, do you?
don‘t think it:ドンニンイ
10/10
10:53
I think we should all take more risks.
take:テイ
take を「テイ」しか発音しないのはイギリスが舞台の映画「ハリー・ポッター」のどれかでクィディッチの試合中にもありました。
Chapter 4 ( 00:11:16 – 00:17:41 )
1/5
11:35
And Roger, of course. The biggest member of them all.
字:女殺しのロジャーもね
音:それからロジャーだ 肝心のメンバー
メンバー紹介をするブライアンのセリフです。
字幕の「女殺し」は、このセリフの直後に観客の女性が Hey, Roger! と叫んでいることやロジャーの性格から意訳されています。
2/5
13:55
It’s counterclockwise, I think you’ll find, John.
音:外すときは 反時計回りだ ジョン
車のタイヤを交換しようとするジョンへのブライアンのセリフです。
wise は辞書には「⦅古⦆〖単数形で〗やり方, 仕方 (way) 」と載っていますが、そういえば way と音が似ています。
I think you’ll find は「そうすれば分かる」というニュアンスですが、ちょっと偉そうに響く感じがします。実際にジョンは言われてイラッとしています。とはいえ、この言い方でなくても口出しされるだけでイラッとしそうな状況です。
3/5
14:20
How much do you think we can get for this van?
音:このバンを売ったらいくらになる?
for には「〜の代わりに」という意味での使い方がありますが、このセリフのように使えるとネイティブスピーカーっぽいですね。
日本語に訳そうとすると「このバンでいくら得られると思う?」のようになりますが、イメージで捉えるなら「 for よりも手前の内容が this van に向かっている様子」を思い浮かべるとうまくいくと思います。
4/5
14:48
Sure, it’s your money.
字幕では上記の通りですが、It caught your money. と言っているように聞こえます。caught ではなく ‘cause にも聞こえましたが、your が「チュア」のように聞こえるので t で終わる単語なのかなと。
レコーディングの時間が長くなればなるほどお金がかかるという状況です。
5/5
16:59
Think it has potential.
字:可能性がある
think の前に主語 I が省略されています。動詞から始まるので見た目は命令文ですが、文脈から命令文ではないと分かります。
Chapter 5 ( 00:17:41 – 00:21:03 )
1/6
17:46
When I was a little girl…
I used to run around the house and hide and…
he couldn’t find me.
父の手話を通訳するメアリーのセリフです。I と me はメアリーのことです。
to と run の間に何か音が入っているのですが、単語なのか言い淀みなのか私には分かりません。
I used to run around the house は「私はよく家の中を走り回っていた」という意味のようです。run around the house を「家の周囲 (外) を走る」と訳しそうですが、DeepL と Google 翻訳はどちらも「家の中」と訳しました。
ただし、「家の周囲 (外) を走る」も状況によっては正しいようです。英辞郎で run around を検索すると The dog was running around the tree.(犬はその木の周りを走っていた)という例文があるので、状況や話者のイメージ次第で家の内外のどちらでも使えそうです。あるいは、家のように内と外があるものでは outside of the house のようにして区別するのでしょうか。
この部分、日本語の字幕と音声は次の通りです。絶妙に意訳されています。
字幕:家の周囲を走っては 隠れて
音声:よく家の中でかくれんぼをして遊んでた
run around を辞書で調べると次の通り載っていました。
rùn aróund [⦅英⦆róund]
1 (気ままに)走り回る.
[⦅英⦆róund] とあるように、メアリーは round と発音しているようにも聞こえます。
2/6
18:12
I can’t tell you how long I have waited for Farrokh…
音:私たちずっと待ってたの
I can’t tell は直訳すると「伝えられない」となりますが、「分からない」というニュアンスで使われる場面が多い気がします。「伝えられないことは分からない」という連想があるのだと思います。
音声では「どれだけ (の期間) 待ったのか分からない」ということから[時間が分からなくなるくらい長く待った → ずっと待ってた]という感じで訳されています。
3/6
18:24
– I thought Freddie was born in London.
– Oh, he was. At the age of 18.
2つ目のセリフは次のように言い換えできます。
He was born at the age of 18.
He was born when he was 18 years old.
同じ意味で ~ years old も使えますが、at the age of ~(~歳の時に)を使うとすっきりします。
4/6
18:50
We were chased out with just the clothes on our backs.
字:移住じゃない 身一つで追い出された
音:着の身着のまま 追い立てられるようだった
ファミリーヒストリーを語るフレディパパのセリフです。
「服だけを背負ったまま追い出された」は Google 翻訳による訳ですが、着るものの他に背中には何もないイメージです。
5/6
18:55
He had to be.
音:当然よね
フレディママの He was quite a good boxer, actually. に続くフレディ妹(カシミラ)のセリフです。
He had to be quite a good boxer. を略していると考えることもできますが、そうは考えずにそのまま理解したいところです。
be(動詞)は「〜な状態」とイメージします。そうすると「彼は〜な状態でなければならなかった」となるので「 彼は (そう) でなければならなかった」という意味になります。
6/6
19:31
I sent Farrokh away to make a good Parsee boy of him.
フレディを寄宿学校に入れた理由を語るフレディパパのセリフです。
make A of B の形で「 B を A にする」という定型ですが、ややこしいのでなるべく語順の通りに「 A にする, B を」と解釈するのがおすすめです。
セリフでは「パルシー人の良い子にする, 彼を」とします。
Chapter 6 ( 00:21:03 – 00:27:24 )
1
21:14
I didn’t know it was fancy dress, Fred.
字:仮装大会か?
音:めかしこんでるな フレッド
レコード会社の人物とのミーティングに派手な服装で現れたフレディへのブライアンのセリフです。
fancy dress は「ファンシーなドレス」と解釈してしまいそうですが、辞書には「⦅英⦆仮装, 仮装パーティの衣装」と載っています。
it は「このミーティングに着てくる服」をさしていると考えられます。
2
21:22
JOHN: You gonna fly away?
You gonna は発音されておらず、can fly away と聞こえます。
3
22:00
The outcasts right at the back of the room…
who are pretty sure they don’t belong either.
音:居場所がなくて 部屋の片隅にいるような奴ら
the back を字幕も音声も「隅」と訳しています。back を辞書で確認しましたが「隅」という意味は載っていませんでした。
英語では部屋の back(後ろ, 裏)というと「隅」を意味するのかもしれません。
4
22:08
But no two of us are the same.
字:個性はバラバラ
音:ただし 似ても似つかない
否定文にしない言い回しです。
このセリフと、否定文にした言い回しの両方を DeepL と Google 翻訳で訳してみました。
No two of us are the same.
DeepL → 私たちには同じものはありません(同じ人は一人もいません)
Google 翻訳 → 私たちの 2 人として同じ人はいません
Two of us aren’t the same.
DeepL → 二人は同じではありません
Google 翻訳 → 私たち二人は同じではありません
DeepL と Google 翻訳のどちらも否定文にすると us の人数が2人になっています。あくまで翻訳ソフトによる訳ですが、このような文法上の違いがあるのでしょうか。
記事は書きかけですが、飽きてしまったのでここまでにします。
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【6/4金曜ロードショー放送後 配信開始】
Hulu では、Blu-ray特典にしかなかったライブ・エイド映像、「We Will Rock You」「Crazy Little Thing Called Love」の2曲を特別編集バージョンとして世界初配信、するそうです。
ボヘミアン・ラプソディ [ ラミ・マレック ] |
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英語ができない犯人は?
英語に苦手意識がある人は多いと思いますが、その犯人を特定できていますか?
英会話でいうと犯人は…
- 喋る練習をしない自分
- 興味がない方向で、効果がない方法でやらされていた自分
ちょっと厳しい言い方になったかもしれませんが、こんなシンプルなことを教えない人こそ犯人だと私は思います。
犯人は分かった。ではどうするか?
私も遊び感覚で使っている「スピーク」という AI 英会話アプリを使うと解決します。
スピークを使うと…
- とにかく喋る練習をさせられる
- 興味がある方向で、効果がある方法でやれる
- 強力な AI 学習サポーターがいる
AI 相手だからこそ、いつでも喋る練習ができる、分からないことを何でも聞ける、恥ずかしくない、といったメリットもあります。
スピークで解決する詳しい理由は下記の記事で述べているので、英語に苦手意識を持っていた方はぜひ参考にしてほしいと思います。
初心者向けとしていますが、スピークの実力や概要を知るのにちょうどいいかなと思います。

まずは無料で AI 英会話アプリ「スピーク」を使ってみる(公式サイト)
なお、私も洋画や海外ドラマ、日本アニメ英語版を素材としたオンラインレッスンを提供しています。お好きな作品でレッスンできるので、勉強感なく、おしゃべり感覚で楽しく英語学習を続けられると思います。
「中学英語も怪しい…」という方も、英語仲間として基礎からお支えします。安心してお任せください。
洋画などでの英語学習に不安がある方は Lesson+ をご確認ください。
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