PC 不要で洋画・海外ドラマの音声を録音からスマホで聞くまで

英語学習を目的として洋画や海外ドラマの音声のみをネットでダウンロードできないか探した方もいらっしゃるかもしれませんが、あったとしても違法アップロードの可能性が高いです。

ないならば自分で作ればいいということで、パソコンを使わず簡単に音声を録音する方法から、スマホなどで聞くための方法を紹介します。

パソコンを使わないので他の機器が必要になりますが、語学機能が付いた便利なものを選んで紹介しています。

PC 不要がメインではありますが、パソコンを使う方法も簡単に紹介しています。

 

Attention

録音した洋画や海外ドラマの音声ファイルは個人利用に限り、著作権を侵害しないようにしましょう。

 

 

1. 映画・ドラマの音声を録音する方法

この章では洋画や海外ドラマの音声を録音するための概要を紹介します。

 

DVD/Blu-ray または動画配信サービスを利用

洋画や海外ドラマの視聴は DVD/Blu-ray か動画配信サービスを利用します。

DVD/Blu-ray を使う場合はテレビの音声を録音する、動画配信サービスを使う場合はスマホやタブレットで再生して録音する、という作業です。

 

主な動画配信サービス

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 ›› U-NEXT(無料体験は31日間)

 ›› amazon prime video(無料体験は30日間)

 ›› ABEMAプレミアム(無料体験は14日間)

 ›› music.jp(無料体験は30日間)

※この情報は2021年7月22日時点のものです。最新の情報は各サイトにてご確認ください

 

日本アニメの英語吹替音声を動画配信サービスで録音する場合はこちらを参考にしてください。

 

録音の手順

録音のおおまかな手順は以下です。

 

Memo

録音の手順

  1. テレビなどと録音機をケーブルで繋ぐ
    → テレビ側はヘッドホン出力端子など
    → 録音機側は LINE IN やマイクのマークがある入力端子
  2. 録音機を録音モードに設定する
  3. テレビで DVD/Blu-ray を再生する

 ※録音機の操作はお使いの機器の取扱説明書を参考にしてください。

 

録音機やケーブルなど録音に必要なものは次章で紹介します。

 

2. 録音に必要なもの

テレビやスマホ(再生機)の音声を録音するために必要なものは、録音機と、録音機と再生機を繋ぐためのケーブルです。

 

Memo

録音に必要なもの

  1. 再生機(テレビやスマホ)
  2. 録音機
  3. ケーブル

 

それでは、録音に必要な「録音機」と「ケーブル」を紹介していきます。

録音機は語学に便利そうなもの紹介しています。学習環境に合わせて使いやすそうなものを選んでみてください。

録音機

 

Memo

録音機の例

  1. オートメモS
  2. IC レコーダー
  3. CD ラジカセ
  4. 簡単!カセット・MD・レコードをデジタル化

 

① オートメモS

今回の目的で最も便利なのが AutoMemo S(オートメモS )という録音と自動文字起こしが1台で実現できる AI ボイスレコーダーです。

実際に私も使ってみましたが、録音したら内容が瞬時にテキスト化されるので便利です。

さらに、[発話部分の単語ハイライト+自動スクロール]の合わせ技が語学革命だと感じています。

その様子を動画にしたのでご覧ください。(著作権の関係で無音にしています)

文字起こしをしたのは英語学習者に人気の洋画「 The Intern / マイ・インターン」のセリフです。

さらに、「タップした単語から音声を再生できる」機能もとても便利に感じています。

 

オートメモS には従来の IC レコーダーにはない以下の便利機能があります。

 

Memo

  • オートメモの便利機能(語学目的として)
  1. 録音と自動文字起こしが1台でできる(英語など計72言語)
  2. 発話部分の単語ハイライト
  3. 自動スクロール
  4. タップした単語から音声を再生できる
  5. 本体で読める、テキスト検索できる
     → 聞きたいところを目で探せる
  6. 文字起こしした内容(テキスト)をメールで送信できる
     → クラウドにも保存できる
  7. 音声ファイルをダウンロードできる
  8. スマホアプリでも使える

 

語学に活用するととんでもなく便利で、かなりの時短や効率化ができると想像できますよね。

他にも語学に便利な速度調節機能(0.5倍速〜2.0倍速)やファイル管理に便利な機能もあります。

 

洋画では文字起こしが難しい部分もあるが…

洋画では BGM や効果音などがあるので文字起こしが難しい部分もありますが、その影響を少なくして精度を高める方法もあります。

その方法はこちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。

オートメモS はカラオケ字幕!英語の文字起こし精度を洋画などで検証
AI ボイスレコーダー AutoMemo S(オートメモS )は自動文字起こしするとカラオケ字幕風に表示するし高精度だったので「英語学習にとって革命!」というのが使ってみた率直な感想です。 「発話部分のカラオケ字幕化」については動画で紹介...

Amazon や楽天がお買い得な印象ですが、公式サイトもキャンペーンなどでお得な場合がありますよ。

サイトもチェックしてみてください。

② IC レコーダー

IC レコーダーは洋画や海外ドラマの録音だけでなく、英会話レッスンやネイティブスピーカーの友達との会話を録音して復習するという、他人から常軌を逸したと思われる非常に効果的な学習もできます。(要録音許可)

本体で再生することもできるので、ICレコーダー1台で録音から再生まで完結します。

おすすめは語学向け機能が豊富なこちらです。

 

詳しくはこちらで紹介しています。他のおすすめ機種も紹介しているので参考にしてください。

 

③ CD ラジオ

CD ラジオにもテレビとつないで録音できるものがあります。

色々と調べ比べてみるとこちらが語学に便利そうでした。

語学に便利な機能では、再生速度調節(0.5〜1.5倍)、AB リピート、一定秒数の早戻し(約3秒)・早送り(約10秒)があります。

テレビとの接続方法は取扱説明書の54ページ「外部機器をつないで聞く」にありました。

p.71「外部機器の音声をUSB機器に録音する」、p.72「外部機器の音声をSDカードに録音する」も参考になると思います。

なお、ケーブルは別売りです。

 

④ 簡単!カセット・MD・レコードをデジタル化

↑名称が分からなかったので商品説明を引用しています。

録音だけでなく再生もできる製品です。テレビと繋いで録音するためのケーブルも付いています。

語学機能はありませんが、紹介した中では1番お安く実現できます。

ケーブル

テレビと録音機を繋ぐためのケーブルはこちらです。

両端がミニプラグで2本線が入っているのが特徴です。今や珍しい日本製で、JVC なので品質には問題ないでしょう。(私もケーブル類は JVC を愛用)

なお、上記ケーブルは50cmです。使用環境によってはより長いものを検討してください。

 

3. 再生にあると便利なもの

音声ファイルを再生するときに便利なものをまとめておきます。

 

microSD カード

microSD カードに音声ファイルを入れるとスマホで聞ける

microSD カードがあると、例えば CD ラジオで録音してスマホで聞く、ということができます。これは、CD ラジオで microSD カードに音声ファイルを保存してからスマホに挿し替えると実現できます。

microSD カードはアダプタをつけると SD カードとしても使えるのでおすすめです。コンパクトですし。

なお、お使いの機器によって認識されるタイプや最大容量が決まっているので、適合するものをお選びください。